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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2009年2月
「天地人。」
08年12月14日放送「ワンダフル東北/米沢 ふるさとの技に誇りを込めて」を昨日午前深夜に再放送。ナレーターのアナは、事もあろうに直江兼続の地元局でありながら、この言葉を「地球人」の発音で紹介。NHKでこのアクセントが問題化しないのが不思議だ。
●No.2869/09.2.28
「10円。」
と私はつぶやいた。昨日朝の東急田園都市線。まだ満席でない座席の1つ置いて隣に10円玉が一つ。これは座る人が困るだろうと駅員さんを探す。そして、来た! と思って10円片手に駆けていき手渡した。たった10円だがされど10円、お金はお金と思った出勤の朝。
●No.2868/09.2.27
「パイオニア
 LDC。」
amazonで販売元にこの名が見られるが、ジェネオンエンタテインメントに改称されている。某サイトに角川ヘラルド・ピクチャーズの名があるが、角川映画として合併している。本日、ある洋画の版権確認でこれら誤情報を発見。インターネットは古い情報の宝庫だ。
●No.2867/09.2.26
「コンフィ
 チュール。」
がジャムのフランス語だとは、近頃誰もが知る事だが、「サルス」(3月号)は「コンフィチュールマジック」なる特集。鎌倉の「Romi-Unie Confiture」を何度か訪れたが、いつも私は邪魔な感じがして店外で休む。お店も可愛らしいが混雑ぶりも凄い。
●No.2866/09.2.25
「5億1800万円
 申告漏れ。」
なる見出しは1面で掲載すべきではないか朝日新聞(本日朝刊)。取材費の一部の交際費計上や出張費の過大計上は産地偽装の発想と変わらぬではないか。「申告漏れの指摘を受けた」という記述も煮え切らない。まるで「本当は申告漏れではない」と言いたいかのようだ。
●No.2865/09.2.24
「カムイ伝
 講義。」
なる自著を紹介した田中優子・法政大学社会学部教授(昨夜の『週刊ブックレビュー』再)。田中氏はあの白土三平氏の「カムイ伝」を学生に講義した。多様な智恵と技量を備えた豊かな農民の生き様は現代人の職業意識に一石を投じる。私は、「カムイ外伝」を愛読した。
●No.2864/09.2.23
「心。」
本日の「サンデープロジェクト」は「日本が拠って立つものとは?」と題し、久々の西部邁、中谷巌、櫻井よしこ、姜尚中の各氏による討論。米国追従、地方分権など様々なテーマが錯綜したが、終盤では結局、日本人の心が問題に。私は、道徳教育を学校から始めてほしい
●No.2863/09.2.22
「不況の
 今だからこそ
 金運アップ
 ストーン。」
なるPOPを本日、小田急線「相模大野」駅前のビル内雑貨店で見かける。実は「この不況の時代に」という前提でのキャッチフレーズ作成の依頼が3件、別々の企業からあった。こうしたPOPも含めればその数は予想がつかない。そうだ今日のマンションのチラシもだ。
●No.2862/09.2.21
「ふるさとの
 菓子。」
俳人・中村汀女氏の昭和30年発刊のこの本の復刻版を読んでいる。見事! そう言うしかない正に砂糖菓子のような言葉の使い方が何とも心地よく、可愛らしく、胸を甘く包む。現代の日本語が失いつつある優しい表現を読んでもらいたいという願いがあったそうだ。感謝。
●No.2861/09.2.20
「小泉
 劇場もう
 見飽きた。」
なるタイトルで先日の小泉議員の麻生批判を取り上げた「サンデー毎日」(3.1号)自民党内の反応も冷ややかな面があるが、なぜか国民的人気は高い。あまりにも頼りない指導者が続いて分からぬでもないが、この男のいかなる成果をどの視点で評価するのか訊きたい。
●No.2860/09.2.19
「手書きで
 宜しい
 ですか?」
最近、領収書を頼むとこう言われる事が多い。おいおい“手書き領収書”は手数が最もかかるのでは。ならば「宜しいですか?」が奇異なのは当然。何か日本語の型があって何でもかんでもその型にあてはめればよい、という安直な発想。これは社員教育のレベルではない。
●No.2859/09.2.18
「階段つれぇ!」
と本日9時20分、「渋谷」駅1番線ホームへ上がる階段にて学生風の若者。私が学生時代もこのような若者はいたのだろうか。ボクシング部で1日りんご1個で過ごした日でさえこんな言葉は吐かなかった気がするのだが。小学生の体力テストの記録が落ちて当然である。
●No.2858/09.2.17
「御社様。」
打合せのため控えていた某社会議室の隣で社員採用面接が行われていた。これは応募者の口から漏れた言葉である。おかしな敬語として悪名高い百貨店の「御名前様」の影響か、初めて聞いた言い回しだがそれはそれで妙に納得がいく。それだけ酷い昨今の敬語状況である。
●No.2857/09.2.16
「せき
 エチケットを
 守りましょう。」
と昨日入った調剤薬局の壁に。これだけひどく公共マナーが崩れている昨今、咳のマナーを守れというのが、既に高すぎるハードルかもしれぬが、咳が及ぼす悪影響は騒音などを越える。マスクはおろか口元に手も当てぬ輩を見る度に私は日本の将来に暗澹たる思いを宿す。
●No.2856/09.2.15
「改革派議連。」
衆院選前に「政治そのものを抜本的に構造改革していく議員連盟」を設立すると中川秀直元自民党幹事長(本日の『日本経済新聞』朝刊)。中川氏が批判する「古い自民党に戻そうとする人達」の定義が全く理解できない。既に政治の軸は“自民・非自民”ではないからだ。
●No.2855/09.2.14
「4分社化。」
を巡る麻生議員の発言でテレビも新聞も批判の嵐だ。当時、確かにマスコミは4分社化を伝えてはいたが、麻生さんの言う通り殆どの国民は(利点と構造を)知らなかったのではないか。なぜなら他ならぬマスコミがそれを遥かに上回る刺客報道を行ったからではないのか。
●No.2854/09.2.13
「(郵政民営化
 選挙で)
 4分社化は
 問うて
 いない。」
なる麻生議員の言(昨夜の『報道ステーション』)を今回は支持する。「国民を見下している」と古舘氏は言うが心底そう思うか。「胸張って言えたのは小泉さんだけ」なる森元首相発言を批判した一色氏だがそれが本当ではないか。国民が小泉とマスコミに騙されたのだ。
●No.2853/09.2.12
「ご心配を
 おかけし。」
と(財)日本漢字能力検定協会(一昨日の『NHKニュース』)。WEBを見ると「受検者の皆様や検定実施団体の関係の皆様」と限定して述べられているが一般人あるいは一般社会は見ていないのか。「ご迷惑を」かけたからお詫び、と共に魂のない往生際の悪い言葉だ。
●No.2852/09.2.11
「クイズの答え、
 答えるために
 この世界に
 入った
 んじゃない。」
この言葉、千原ジュニア氏が東京進出を果たした10年前に「トップランナー」で述べたもの(本日午前深夜の『トップランナー』)。当時の録画を見て「おもろない」と一蹴した現在のジュニア。人はそのように成長する。私は10年前からテレビはダメだったと思った。
●No.2851/09.2.10
「植村直己
 冒険館。」
国民栄誉賞を受賞したあの冒険家を記念し兵庫県豊岡市に建てられたこの施設に20代OLのよっちゃんが単独訪問。「ググッとこみあげるものがありました」と絵葉書が届く。近頃の若い女性は変わった。実は私は新卒時に「尊敬できる人物」としてこの方の名を書いた。
●No.2850/09.2.9
「安心を
 得られる
 生き方。」
なるもののために(1)解雇されず同じ仕事が続けられる、(2)何度でも再就職できる、という二者択一を最後に迫った昨日の「NHKスペシャル」。ドロップアウト未経験の人の考える質問だ。(2)は安心と別次元の生き方のはずと、一部上場企業を辞めた私は思う。
●No.2849/09.2.8
「探偵!
 ナイト
 スクープ。」
昨夜のMXTVで88年大阪発のこの番組を初めて知る。視聴率調査なるコーナーで番組オンエアと同時に間寛平が一般民家を突撃調査する場面の何たるエネルギー。突然のタレント訪問に「ニセもんやったらこれでしばいたろかと思った」とバット片手に現れる浪花文化。
●No.2848/09.2.7
「渡り廊下
 走り隊。」
秋元康氏プロデュースで05年に誕生した「AKB48」から選ばれたこのグループの楽曲に驚く(本日午前深夜の『MUSIC JAPAN』)。80年代「うしろ髪ひかれ隊」の雰囲気を彷彿とさせる、というかそのままのテイストには時代感覚の不可思議さを痛感した。
●No.2847/09.2.6
「誹謗中傷と
 反対意見。」
スマイリーキクチ氏のブログへの事実無根の中傷事件に関わり「ブログへの誹謗中傷と反対意見は線引きが難しく言論の自由にもふれる」と伊地知晋一氏(本日の『朝日新聞』夕刊)。私が言いたいのは、ネット上での意見交換は誤解が多発し矛盾が不可避という点だけだ。
●No.2846/09.2.5
「5分の2。」
の面積が残っていれば半額を戻すというのが破損紙幣を引き取る際の日銀のルールとか(本日の『ニュース23』)。岐阜県羽島市の産業廃棄物処理場で昨年10月に見つかった紙幣の切れ端が返還されていた。1万円札の左上の切れ端だけで683枚。さて、いくら戻る?
●No.2845/09.2.4
「省庁
 あっせん。」
を禁止する政令を作ると麻生議員(本日の『朝日新聞』夕刊)。この方、官僚が天下りを繰り返す「わたり」を最初は認め、次に認めぬと言いつつ政令では容認。民主党の指摘では30年前にも自民党は認めぬと言ったとか。民主・自民の差がないというが明確に存在する。
●No.2844/09.2.3
「神様の
 食べ物。」
とはチョコレートの語源となった「ショコラトル」の意味(『ファミリー109』2月号)。昨日、東京・新宿へ出かけたが繁華街はバレンタイン真っ盛り。古代メキシコでは儀式で用いられたショコラトル、愛する者のハートを射止める特別な力がやはりあるのだろうか。
●No.2843/09.2.2
「ワーク
 シェア
 リング。」
という言葉を番組冒頭でいきなり司会の小川彩佳アナに訊ねた田原総一郎氏(『サンデープロジェクト』)。「今言われている事は、給与の高い人の分を低い人に回す」と回答したが、政治番組の担当女子アナでさえこの程度の世の中で、情報が錯綜するのも致し方ないか。
●No.2842/09.2.1

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