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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2008年4月
「政治
 じゃない。」
と、暫定税率復活を受けてガソリンスタンドを訪れたある市民はニュースでこう言った。この「政治」とは自民党の対応か、民主党の(マスコミ言うところの)茶番か、ねじれ国会の欠陥か、税制自体か、道路行政か明確でない。この曖昧さこそが日本の政治を堕落させる。
●No.2566/08.4.30
「20代に
 観て
 ほしい。」
と、きたろう氏。本日「シティボーイズミックス PRESENTS オペレッタ『ロータスとピエーレ』」を観劇。これは終演後のフリートークで「年配のファンが増えてきた」と言った後の言葉。いわば少々毒があるのだがその毒がたまらない。根性で当日券を手に入れた。
●No.2565/08.4.29
「My
 Country
 My
 Love.」
フランス・コルマールに住む義妹のフィアンセ、オリヴィエから届いた絵葉書には、フランスののどかな山野が広がり、手前の石垣にはこちらを向いて手をついた義妹の笑顔。そして、そこにあった手書きの文字がこれ。改めて目にするとロマンチックだけど気恥ずかしい。
●No.2564/08.4.28
「ポン・
 ピュン・
 ラン。」
とは、走り幅跳びの日本記録保持者・池田久美子選手を指導する川本和久・福島大学陸上競技部監督の指導用語の一つ(昨日の『朝日新聞』朝刊)。体の軸を真っ直ぐ保って進む走法の要点を巧みに表現した言葉で小学生でも記録アップするとか。言葉の力の一つの見本だ。
●No.2563/08.4.27
「手土産に
 おすすめの
 和菓子。」
を取り上げた本日の「日本経済新聞」朝刊/何でもランキング。1位は虎屋「夜の梅」なる羊羹。3位にランクインした我が家愛用の福砂屋の「カステラ」は底のザラメ糖がいい。と言いつつ、明日訪問するお宅への手土産に、東京・赤坂の青野で本日「赤坂もち」を購入。
●No.2562/08.4.26
「社長に
 言って
 いかないと
 。」
と酔った車内でお決まりの愚痴。私が帰る時間の東急田園都市線は赤ら顔のサラリーマン(OLも)で超満員。昨夜も渋谷から中央林間までずっと大声でしゃべり続けた御仁がいた。酔った説教と酔った自己主張は酒のマナーの最悪レベル。禁煙反対論者につけ込まれるぞ。
●No.2561/08.4.25
「周囲を
 巻き込む
 のを防ぐと
 共に、
 自殺を
 防ぐ対策を
 しっかりと
 取っていく
 。」
と硫化水素自殺に対して田口五郎キャスター(本日の『ニュースウォッチ9』)。いつまでこんなコメントを野放しにしておくのか。この言葉の組み合わせは何も言っていないに等しい。犯罪心理や社会学的な見地の勝手な妄想ではなく、一日も早く頭脳の疫学的な調査を。
●No.2560/08.4.24
「The tide
 is
 turning.」
米国大統領選民主党予備選においてペンシルベニア州で勝利したヒラリー・クリントン候補はこう宣言した(本日の『ニュースウォッチ9』)が、果たして潮目は本当に変わったのか。共和党が優位になるのも避けてほしいが私はそれより日本の民主党に風が吹いてほしい。
●No.2559/08.4.23
「本当に
 優しい親父
 でした。」
親友の父君の告別式に出席。これは長男としての彼の挨拶中の言葉。幾度かお会いした時の笑顔が脳裏をよぎり、彼の悲しむ表情にもらい泣きした。見舞いに行く機会があったのだが行くことなく逝去された。本当に優しい方だった。私は私の父をどう表現するのだろうか。
●No.2558/08.4.22
「小京都
 。」
そう名乗ってはいるが、行く前は期待していなかった愛知県犬山市(失礼)。当社がレギュラーで担当する情報誌で今年4回訪れる小京都特集の第1弾。しかし恐れ入った。京都より規模は小さいものの見やすく、手入れが行き届いた点でむしろ古都・鎌倉より美しかった。
●No.2557/08.4.21
「そんなの
 関係ねえ
 。」
航空自衛隊のイラク空輸活動を違憲とした名古屋高裁判決を受けこう述べた田母神俊雄航空幕僚長の発言がなぜ社会面に小さく載るだけで問題視されず、女性タレントの無知な一言が失職しかけるようなバッシングを受けるのか。正気を失ったとしか思えず理解できぬ日本。
●No.2556/08.4.20
「編集部が
 すべて
 試食して
 選んだ、
 全国
 お取り寄せ
 パン。」
に伊勢原にある妻の実家近所の「Benoiton(ブノワトン)」の名が。愛する「ブルータス(5/1号)」よ、並み居るパンの雑誌で日本ナンバーワンに輝いたこの名店にしては扱い小さいじゃないか。なんて、たまに知ってる店が紹介されるとそんな気になるもの。
●No.2555/08.4.19
「巻髪と、
 盛り髪。」
いわゆる“姫ファッション”のヘアスタイルのキーポイント(昨夜の『東京カワイイ★TV』)。妻のセレクトショップのお客様に“お水系”専門の美容師さんがいるのだが「いつも盛ってる」そうだ。それにしてもインテリアからメイクまで女の子達の「姫」志向の凄さ。
●No.2554/08.4.18
「誰よりも
 迷走状態に
 陥って
 いるのは
 マスコミだ
 !」
と高野孟氏(『インサイダー』4月14日号)。他ならぬ日銀総裁人事を巡る報道についての意見で、9日本欄と同意見で誠に心強かった。小泉の訪朝報道時もそうだったが、マスコミの “右へならえ”報道には本当に辟易する。自信が揺らぐのも情けないが、質を上げて!
●No.2553/08.4.17
「丸善、
 大日本
 傘下で
 再建。」
出版不況の現実を露にする記事だ(本日の『日本経済新聞』朝刊)。一方で新築ビルに大型書店は付き物だが、丸善も業績不振に陥ってから出店を続けたらしい。携帯のメールを追う欲求はあっても書物の文字を読み込む能力が衰退しており、それは粗暴な心と反比例する。
●No.2552/08.4.16
「ガソリン
 触れず。」
と「朝日新聞」本日夕刊。衆院山口2区補選の争点を示したらしき見出しだが、なぜそうなるのか。現実は多分違うと思う。いま後期高齢者医療を語らずして何を語るのだ。これだけで新聞は与党に弱腰なのが分かる。この点に言及した時点で批判力はさらに高まるからだ。
●No.2551/08.4.15
「宇都宮の
 餃子が
 売れている
 。」
と本日の15時過ぎのJR山手線外回り電車内の会話。我が家は中国産をことさら意識してはいないが、たまたま送って頂いた宇都宮餃子がおいしくて以後、冷蔵庫に常備の状態になっている。米もそうだが、いまこそもっと日本オリジナルに目を向けるチャンスだと思う。
●No.2550/08.4.14
「後期
 高齢者
 医療
 。」
私も知らなかったのだから偉そうなことは言えないのだが、この制度初の保険料納付が迫って混乱が生じている。私にも届いた「ねんきん特別便」の説明も随所に説明欠陥があったが、お役人の説明はなぜこうも稚拙なのだろうか。そして遅すぎる。想像力が枯渇している。
●No.2549/08.4.13
「党内対立
 。」
自民と民主両党内で道路特定財源の全額一般財源化を巡り対立が発生(本日の『日本経済新聞』朝刊)。二大政党制は望むところだが道路だけでなく防衛・財政面でも両党がきれいに二分される訳ではない。自民党流の政治はもうたくさんだが“小沢民主”も信頼できない。
●No.2548/08.4.12
「知識
 もっと。
 夢
 きっと。
 笑顔
 ずっと
 。」
のキャッチで訴求した某女子高の駅立てボードを見ながら京浜東北線「大井町」駅上りホームから見えるボードを数えたら全27個の内6個(22%)が高校・専門学校の広告だった。これも少子化の影響なのか。イオン、デニーズと閉店のニュースが続く縮み志向の日本。
●No.2547/08.4.11
「体力
 落ち
 ましたよ。」
と自嘲気味に語った28歳のサラリーマン。本日22時40分渋谷駅発急行車内での会話だ。謙遜としてもよく聞く台詞ではある。31歳の時、あるプロジェクトで分室に泊まりこみ1ヶ月平均睡眠時間2時間強で突っ走った私から言わせれば、甘いか小太りの健康が心配。
●No.2546/08.4.10
「官僚制
 民主
 主義。」
本日の「朝日新聞」朝刊一面見出の「民主、渡辺副総裁に不同意」も、この仕組みとの戦いを意味する。財務省出身者を日銀幹部から一掃する考えを貫く民主党を新聞各紙は一斉に批判するが、私は税金の無駄遣いの元凶たる官僚支配の検証が欠けているという思いが強い。
●No.2545/08.4.9
「月に叢雲
 花に風。」
好事魔多しの意味で用いられるこの言葉通りの天候だった今日の関東各地。近所の桜も寂しくなったが、私がこんな日に気になるのは捨てられたビニール傘の数だ。私もかつて1日2本の傘が壊れた経験があるがいずれも会社まで持ってきた。マナー崩壊はここにも現れる。
●No.2544/08.4.8
「靖国。」
なる映画の上映中止が波紋を広げている。私は米国のイラク侵攻支持以来、日本人の平和観を信じていない。よって靖国は以前に比べ遥かに存在が希薄化していると考える。稲田朋美先生をどうのと言ったところで所詮、日本の低レベルな政治家ではないか。全てが空しい。
●No.2543/08.4.7
「放送という
 文化の
 グリーン化
 。」
とNHKがPRしている。NHK放送センターの温室効果ガス排出量は工場を除く都内の事業所中の9位に位置するとか。本欄では、環境番組を制作する以前に放送局は自身の環境貢献を語るべきと訴えてきた。ここまで踏み込んだ批判をしなかった事がむしろ恥ずかしい。
●No.2542/08.4.6
「1日が
 長く
 使える。」
と午前9時に美容室に入店した私より前にカットを終えた女性。確かにこうしたルーティンの用事を早朝に果たすのは効率的だ。ところが美容師さんの方は早朝出勤したのはいいが、空いている道路で20キロのスピードオーバーで1万5千円の罰金。何のための8時出勤?
●No.2541/08.4.5
「道路
 ミュー
 ジカル
 。」
とやらに9千万円をかけたという道理整備特別会計(本日の『朝日新聞』夕刊)。この他、各種の祭り・コンサート開催費4千万円、道路ふれあい月間のイベント費3億5千万円などなど。だから暫定予算の廃止について税収不足を理由に反対されると納得がいかないのだ。
●No.2540/08.4.4
「暫定税率
 。」
を巡る与野党の動向が正しく政局化してきた。自民党二階派は道路財源確保の要請文を首相に提出し(本日の『日本経済新聞』朝刊)自民党は完全に二分された。実家近くの「第二東名」予定地の何と痛々しい事か。道路問題は税と環境と日本人の未来の生き方そのものだ。
●No.2539/08.4.3
「1日カレー
 でもいいん
 ですよ、
 ボク。」
と薬丸裕英氏(本日の『はなまるマーケット』おうちでごちそうカレー)。実は私、昨日、見事に3食続けてカレーに。情報誌の現地調査という事情もあり、朝・昼カレーを食し帰宅したら我が家もカレーだったという結末。なぜか“おうち”のカレーが一番おいしかった。
●No.2538/08.4.2
「河野爆弾
 。」
の河野とは河野太郎自民党衆院議員(『サンデー毎日』4/13増大号)。いわゆる暫定税率を含む租税特別措置法案改正案の衆院での再議決に河野議員を含む10人以上の自民党議員が造反し仮に反対票が17人以上になると否決されるのだとか。それで解散、しかない。
●No.2537/08.4.1

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