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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2007年8月
「冷房に
 やられて
 いる。」
なんてセリフが市民の口から飛び出すのは、一にもニにも政府の地球温暖化対策が甘いからである。これは二酸化炭素削減のお願いなどというものが(消費税率アップ程でないにしても)票に結びつかないからだ。凶悪犯罪も二酸化炭素も財政赤字にも危機感がなさ過ぎる。
●No.2323/07.8.31
「伊勢原
 市。」
人口約10万の神奈川の地方都市だ。本日22時過ぎ、東京・六本木「トータル・ワークアウト カフェ」にて、隣席で伊勢原駅からバスで行く緊急対応の病院の話をしていたが、我々夫婦と食事中の女性は同駅付近の緊急対応の某病院に勤務。こんな偶然って、たまにある。 ●No.2322/07.8.30
「葬儀に
 130人
 。」
と磯谷利恵さんの葬儀を報じた「朝日新聞」本日夕刊。改めて問う。犯罪者の精神に障害はないだろう。だからこそ戦慄を覚える。昨今の凶悪犯罪を社会とか教育とかネットなどという曖昧な原因で片付けてよいのか。否。日本人全員の脳異変に目を向けてほしい。恐怖だ。 ●No.2321/07.8.29
「精神的に
 未熟な
 人々の
 短絡的な
 行動。」
と、磯谷利恵さん殺害事件における精神科医の発言を流した本日の「ニュースウォッチ9」。解説して何になる! ここ数日の(数年の)犯罪に明確な対策がないなら、なぜ前頭連合野の縮小化を公にし研究しないのか。日本人の将来に恐怖を感じるべき時に我々は来ている。 ●No.2320/07.8.28
「連日
 三十六度
 とか
 七度と
 いった
 猛暑の中で
 何とかして 
 エアコンを
 使わずに
 済ませ
 ようと
 闘って
 いるのだ
 。」
と中野翠さん(本日発売の『サンデー毎日』)。熱中症はどうするという方もいらっしゃるだろうが、室外機からの熱風が嫌でエアコンを使わないという賢明な人間もいる。昨日会った従兄弟の家は(暑さで有名な)熊谷だが使わない。いま多くの日本人の意識は逆である。 ●No.2319/07.8.27
「2着は
 厳しい。」
世界陸上の400メートル障害・準決勝で明らかに5着(2着で決勝進出)だった成迫選手にそう実況した松下賢次アナ。毎大会お騒がせの同アナだがあきれる。“かむ”とか“平板読み”とか日本文化を知らない現役アナの水準それ以下と言ってよいだろう、衝撃である。 ●No.2318/07.8.26
「テレビも
 新聞も
 テロリスト
 たちを
 カミカゼと
 報道。」
と、ニューヨーク勤務当時のアメリカの報道を投稿した熊谷さん(本日の『朝日新聞』声)。「黒い雨」の高校での上映が禁止されている国、アメリカ。9.11当時、真珠湾攻撃を何度も映した国、アメリカ。第二次大戦を反省しているのか。テロを理解しているの、か。 ●No.2317/07.8.25
「無条件
 幸福。」
学ラン姿でコンテンポラリーダンスを披露するダンス・カンパニー「コンドルズ」のアルバムのキャッチだ(『コマーシャル・フォト』9月号)。コピー通(こんな言葉あるのかな)の方はそう感じられたかもしれぬが、真木準氏のコピーを思い起こさせた。そうなのかな? ●No.2316/07.8.24
「東電需要
 6000万
 kW超。」
という昨日の「朝日新聞」朝刊の見出しに“地球温暖化のための省エネの必要”という意識はない(あるのは柏崎刈羽原発の火災への揶揄のみ)。自省のない間抜けなテレビのニュースももちろん同様だ。東電からかっている暇があったら馬鹿げた世の中の冷房を批判せよ。 ●No.2315/07.8.23
「北極
 争奪戦。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。地球温暖化で氷が減り航行が容易になったのも背景とか。この記事を読むにつけ地球環境保全は画餅に過ぎぬという感が強い。連日、批判しているが、我が家は猛暑日でもエアコンなしの時間が圧倒的で、会社にいる今も自然の風で涼んでいる。 ●No.2314/07.8.22
「ローヌ
 氷河。」
が消えゆく様をリポートした昨夜の「ニュースステーション」。見るも無残な有様だが、テレビが地球温暖化を語る度に私は言い知れぬ矛盾を感じる。加藤千洋氏は「知恵を出さないと」と厚顔無恥な傍観者発言。テレビ局自身の地球環境貢献の取組みを聞いたことがない。 ●No.2313/07.8.21
「解離性
 障害。」
という診断を下した相撲協会の医師は病気の説明で「だそうです」を連発した(本日の『ニュース23』)。これはおかしいではないか。朝青龍が治療を依頼した医師は“包茎専門”。これはおかしいではないか。そもそもこれしきで精神の病、これはおかしいではないか。 ●No.2312/07.8.20
「アラヨッ
 。」
という「こだわりフレーズ」で思い切った行動に出ることを身上とする35歳独身・芦村タヨリさんが次々と男性遍歴を繰り返す痛快編「夢のように日は過ぎて」を読み終えた。ご存知、田辺聖子さんの小説だが、こんな作風を「手馴れた」というのだろう。既に芸である。 ●No.2311/07.8.19
「海外
 移住を
 考えた
 ことが
 あり
 ますか?」
と男女50歳以上に質問した結果は33.3%が「してみたいと思っている」(『メトロポリターナ』B&G vol.5)。「あと10年頑張って店を10店に増やしたら日本を離れる」と言ったブラジル料理店オーナーに刺激された訳ではないが、海外移住、どうかなぁ。 ●No.2310/07.8.18
「ペルー。」
地震の折、横浜・鶴見のペルー料理店に取材。来日14年目だが日本語があまりよく分からないフーリエさんから何とか聞き出す。「ファミリーハダイジョウブ」と地震の質問に答えた。料理は辛さと豊富な海鮮が特長だが日本向けに辛味は抑えるとか。これぞ商いの基本。 ●No.2309/07.8.17
「猛暑日。」
猛暑日、と誠にうるさい。拉致被害者の帰国騒ぎを思い出す。地球温暖化はどうなったのか。もちろんその原因は中国等の産業発展にもある。しかし暑いと言って冷房の設定温度を上げ、なおかつ夜中もつけ放しというのは風刺画を見るが如しだ。北極が消えても仕方ない。 ●No.2308/07.8.16
「国際紛争を
 解決する
 手段と
 しては。」
なる憲法9条の文言を私は自衛権を意図すると考える(よって改定は不要)。本日の「考えてみませんか? 憲法9条」も民放の同類の番組も全てそうだが、現在の世界における「自衛」の定義が一切論議されない。嫌いな石破元国務相の著書も読んだが語られていなかった。 ●No.2307/07.8.15
「コレ
 買っちゃい
 ました。」
「美人百花」(9月号)は「私、秋はコレ買っちゃいました! スペシャル!」、「MEN’S NONNO」(9月号)では「人気スタイリスト10人の もう、コレ買っちゃいました」と同じ言葉が。雑誌としてはいまから夏服でもないし、結局こうなるのだろうが、不思議。 ●No.2306/07.8.14
「きけ
 わだつみの
 声。」
編集者の中村克郎さんの長女・はるねさんが父の意思を継いで反戦の図書館設立に向かって歩む様を取り上げた本日の「ニュース23」。もちろん悩みながら散った御霊もあろう。しかし、志願した我が父の心境は別か。「戦争」の定義が恐らく揺れているのが現代である。 ●No.2305/07.8.13
「KY。」
“空気が読めない”というこの略の意味を本日の「サンデープロジェクト」で紹介。そうした批判をはぐらかした世耕弘成議員、自らの「ミス」を連発したが自民広報担当としていかなる責任を取るのか。少なくとも担当になってからの党広報の杜撰さ、稚拙さは目に余る。 ●No.2304/07.8.12
「日展
 100年。」
を見に「国立新美術館」へ。東山魁夷の豊穣、伊東深水の格調、佐分真の強さ。もちろん素晴らしい絵画はあったが、「日射熱・紫外線をカットする省エネ設計」だという美術館の効果はどうなのか(カフェを利用した実感では疑問)、なぜ展示室をあそこまで冷やすのか。 ●No.2303/07.8.11
「bien-
 Venu!」
フランス留学中の義妹にオリビエという名の彼ができた。そこで彼女が残した「しぐさで伝えるフランス語」なる本を手に多少勉強。この言葉は、彼が来日した時のために一番に覚えた「ようこそ」という意味のフランス語=ビヤンヴニュ。手のひらを上に向け腕を伸ばす。 ●No.2302/07.8.10
「パクチーの
 日。」
だった本日(理由分かりますね)、「日本パクチー狂会」会員の友達に誘われた妻がパクチーの特別メニューを食しに東京・中目黒のイタリアンに出かけた。海の幸のサラダ、フォカッチャ、パスタ、イタリア風かき氷の全てにパクチーが。英語でコリアンダーなんですね。 ●No.2301/07.8.9
「程よい
 流行の
 活躍
 バッグ
 69。」
と「マリソル」(9月号)表紙タイトル。車内吊りを見ていて「程よい流行」という表現に思わず目が留まった。世の中には「流行」に流されるのが平気な人と、この“程よさ”を求める人とどちらが多いか。私は既に「流行」を敢えて求めたい世代になったと言えようか。 ●No.2300/07.8.8
「自由業。」
という職業を「ブルータス」(8/15号)で改めて目にすると、自己申告なのにこう述べた人達の心の内を思う。自由業とは時間に縛られない職業を言うらしいが、この世の中にどれほどそんな身分があるのか。自由業なんて曖昧化しないで正々堂々と言えばいいのにな。 ●No.2299/07.8.7
「体についた
 蛆を夢中で
 取ったり
 していた
 。」
大江さんは広島の原爆による残留放射線で被爆し幾たびも癌を乗り越えいまも闘う(本日の『ニュース23』)。「平和記念式」に登壇した極右・安倍晋三の好戦と平和の間の矛盾を多くの日本人も抱える。車内の携帯電話に対する想像力もない国民だ、仕方がないと思う。 ●No.2298/07.8.6
「土壌。」
の「襄」は令嬢・醸造・豊穣に使われ、「手を入れて大切に育てる」という意味を持つ、と「たいせつな風景」(第7号/神奈川県立近代美術館)。微生物が有機物を熟成させ循環サイクルを実現する。もちろんコンクリートによる開発にはない。人の心にも、いまはない。 ●No.2297/07.8.5
「民主党には
 政権担当
 能力が
 ない。」
と4割以上の国民が思っているとか(本日の『ウェークアップ!ぷらす』)。では、なお天下りと財政赤字を野放図に許し、政策を語れず党内のくだらぬ人間関係しか発言できない議員を参院の長に戴く党のどこに能力を認めるのか? 自民にできて民主にできない事はない。 ●No.2296/07.8.4
「安倍の
 次がない
 自民党。」
と「サンデー毎日」(8/12号)。小泉議員が“ぶっ壊した”自民党派閥は最早、総裁候補を掲げていないし誰がなっても貧乏クジで手を伸ばさないのだろう。しかし安倍議員、周囲の退陣説得を断ったとか。赤城農相への不手際といい空気を読めない度は相当、と見た。 ●No.2295/07.8.3
「節電に
 ご協力を
 お願い
 いたします。」
なるメッセージをポストで見つけた。新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原子力発電所が停止している東京電力からだが、この「不要な照明の消灯」すら行っていない会社(家庭)が多いのではないか。30坪近くの事務所で全照明を点け1人で仕事をしている会社が近所にある。 ●No.2294/07.8.2
「与野党
 合意の
 年金
 改革を。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊・大機小機。もともと年金問題が深刻化したのは、安倍議員の「国民を不安がらせるな」という正に国民を見ない発言が原因。片山さつき議員作成の「責任は菅元厚相」というビラも同様の思想に基づく。与野党協調は当然の事だったはずだ。 ●No.2293/07.8.1

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