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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2007年7月
「カメラ
 目線。」
今日も安倍議員は涙目でカメラを見続ける(ニュースの全てはいま逆効果だ)。この人の気色悪い目線は誰もが言われるが、もう一人の勘違い議員である片山さつき女史の(首を傾げて不器用に微笑みかける)カメラ目線の批判は皆無。女性週刊誌の格好の標的だと思うが。
●No.2292/07.7.31
「ライカ。」
本名・来家恵美子。女子ボクシングで3階級制覇した第一人者だ(『朝日新聞』本日夕刊)。しかし自主興行もできないこの競技を続けるため、早朝5時半から立ち食い蕎麦で時給1千円のアルバイトをこなす。多少ボクシングをした者としてはそのスピードに興味がある。
●No.2291/07.7.30
「私たちが
 進めて
 きた政策は
 間違って
 いない。」
と参院選大敗直後に繰り返した安倍議員。橋本首相退陣時の得票を大きく下回った結果に対し全くの開き直りだ。しかしこの非常識の原因は小泉議員の非論理的な発言を面白そうに囃し立てるだけだったマスコミとそれを支持し続けた国民にある事が全く検証されていない。
●No.2290/07.7.29
「ADMT
 。」
アド・ミュージアム東京。あの吉田秀雄記念図書館が東京・汐留に移転されて生まれ変わった“広告の博物館”だ。携帯電話の広告の歴史について書く事になりADMTになって初めて出かける。世相と共に広告の歴史を見せる常設展示に見応えがある。広告に惚れ直した。
●No.2289/07.7.28
「民主、
 勢いを
 維持。」
と「朝日新聞」本日朝刊。赤城農水相のあの体たらくでは、票が減るのは当然だ。受け皿になれなかった民主党がここまで予想議席を伸ばしているのは有権者の怒りが限界を超えた証。「成長を実感に」実績を示したつもりのこの自民のキャッチもあまりに市民生活に遠い。
●No.2288/07.7.27
「プロ野球
 新記録。」
なる言葉は、当然ながらそう目にするものではない。それも「初回先頭打者本塁打」というニッチな記録で、しかも記録には縁がないと思っていた高橋由伸選手とは二重の意味で意外。トップに据えた原監督の英断に拍手だ。珍采配がヤリ玉にあげられるが、私はなお期待。
●No.2287/07.7.26
「いかなる
 時も
 力戦奮闘。」
そう新大関・琴光喜関は言った。新大関の口上で使われる四文字熟語はなぜあれほど騒がれるのか、また、見た事も意味も知らないような言葉を、なぜ無理やり使おうとするのか、いつも違和感があったのだが、それに引き換え今回は力強く、誰にも分かる言葉でよかった。
●No.2286/07.7.25
「2055
 年に
 40%。」
65歳以上の高齢者の割合だ(本日の『ニュースウォッチ9』)。私は恐らく存在しないが少子化と共に考えるべき深刻な問題だ。「年齢で縛られた制度は撤廃」はもっともだが、将来はきっと“高齢者教育”が必要になる。恐ろしき、4割の高齢者が秩序を守らない社会。
●No.2285/07.7.24
「井出伸之
 多様性への
 挑戦。」
ソニーの元会長で現クオンタムリーブ社長の井出伸之氏の書籍名だ(本日の『朝日新聞』朝刊)。氏の「多様性は古い言葉と言われた。でも日本はまだ没個性」という言葉が印象的だ。確かに一元化する世論、殺到する消費地、蔓延する同一ファッションなどみな没個性だ。
●No.2284/07.7.23
「与党、
 過半数
 厳しく。」
と「日本経済新聞」本日朝刊。やはり本日の「サンデープロジェクト」では全国紙各紙がほぼ同一の世論調査結果を発表しているとか。喜ぶべき事だが、その拠り所を聞きたい。それが年金問題に発するお調子者のマスコミの空気に乗ったのだとしたら日本の未来は危うい。
●No.2283/07.7.22
「但馬牛。」
かの神戸ビーフは実はこの肉(兵庫県豊岡市産)のこと。本日、義父母のルビー婚式(40年)のお祝に近所の名店「うかい亭」に。私のステーキの概念を変えた但馬牛の味は健在だった。2種のタレがあったが粒胡椒だけで肉そのものの味をミディアムレアで堪能、感嘆。
●No.2282/07.7.21
「TOKKO
 。」
日系2世のリサ・モリモト監督のドキュメンタリーの題名だ(本日の『朝日新聞』夕刊)。特攻隊の一員として戦地にいた4人に取材。「ほとんどが犬死だったよ」という言葉が放たれるが、国は国民の犬死を防がない。米国兵士はもちろん、我が父(存命)も放置された。
●No.2281/07.7.20
「国民の
 命に
 責任。」
自公連立政権への期待は与党支持者よりむしろ高いほどだ。だが池田大作創価学会名誉会長が堂々と「平和」を訴えるのに反し公明党は一貫し自衛隊派兵を支持してきた。参院選のこのキャッチフレーズも堂々と言える姿勢を貫いていない。「命」を軽んじないでほしい。
●No.2280/07.7.19
「チームも
 個人
 としても
 前進して
 きた。」
とサッカー日本代表の守護神・川口能活選手(本日の『朝日新聞』夕刊)。 もちろん、W杯ドイツ大会で屈辱を喫したオーストラリアに向けられた言葉だ。確かにベトナム戦を見ているとジーコ時代より逞しくなった気がする。21日のためにあの屈辱があったと思いたい。
●No.2279/07.7.18
「和泉
 式部。」
なる女性は初めての子が生まれた時、「つき合っている男が多い。だれが父親なのか」とまで言われた奔放な性格だったらしい(14日の『朝日新聞』朝刊)。どうりで学校で教えてくれなかった訳だ。和泉式部日記も略奪愛の物語なのだとか。平安の世も平成の世も同じ。
●No.2278/07.7.17
「神様が
 くれた
 一人の
 時間。」
実は私は台風4号の影響をまともに受けた被害者だった。14日の朝、羽田を発って恒例の奄美大島旅行が待っていたのだが、もちろん戦後最大の台風のため欠航。ところがお陰で入稿前の1日分の仕事ができて安堵。この言葉はその夜訪れた「そのべ」節子ママがくれた。
●No.2277/07.7.16
「マニ
 フェストを
 読み
 解く。」
と題し識者に評価させた「朝日新聞」本日朝刊。いずれも無責任で中途半端と喝破。私に言わせれば03年の時点から「公約」だった。03年7月私は本欄で「マニフェストを検証できない公約と同じにするか否かは、国民にそしてマスコミにかかっているのだ」と書いた。
●No.2276/07.7.15
「おかしいぞ、
 首相の
 論理。」
と本日の「朝日新聞」朝刊・社説。よくぞ言ったっ! この男の弁舌は以前からおかしいのだ。「月800円で辞任を要求するんですか?」と宣ったらしいが、こんなピント外れの議員をずっと“首相候補No.1”にしてきた日本人の政治感覚は、かなり怪しく心もとない。
●No.2275/07.7.14
「家電、
 池袋の
 合戦。」
家電量販店最大手・ヤマダ電機が、ビックカメラの本拠地である池袋に進出(13日の『朝日新聞』朝刊)。記事中に「買い物客が池袋を素通りするようになった」という地元協議会会長の談話が載っていたが私もどうもこの街が好きになれない。健闘を祈る、という感じ。
●No.2274/07.7.13
「年金
 7党首
 論戦。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。日本記者クラブでの党首討論会を見てこの国の首相の野卑な態度に嫌悪感を持った。最後に小沢民主党代表が反論したように、答えをはぐらかせて他党批判にすりかえるのを論戦上手と言ってよいのか。強引な似非小泉流は醜く、もういらない。
●No.2273/07.7.12
「三浦半島
 ぐるり
 一周
 プロム
 ナード。」
神奈川県・三浦半島の海岸線をぐるり歩く遊歩道作りが進行中とか(ShonanBeachFM78.9Magazine2007vol.6)。「湘南」の定義は様々でこの半島を入れる場合もあるが、江ノ島・茅ヶ崎と比べると陰が薄いこの地区の起爆剤となれるか。
●No.2272/07.7.11
「海の家。」
逗子・葉山のPR誌の取材で逗子海岸の海の家に取材した折、ライブハウス風など多様化したそのコンセプトを語られていた。ネイルケアを併設した海の家があるなんて。ただ海水浴自体は、レジャーの多様化で衰退気味とか。昭和30年代の海岸の写真はともかく物凄い。
●No.2271/07.7.10
「密飼い。」
とは、狭い不衛生な豚舎でギューギューに過密状態で豚が変われること(本日発売の『サンデー毎日』7/22号)。内臓のハラミと脂身をかき集めて結着剤でつないだサイコロステーキを始め、食の恐ろしい実態が書かれている。法の下でこれらが公然と行われる日本国。
●No.2270/07.7.9
「架空計上
 ない。」
と赤城徳彦農相(本日の『日本経済新聞』朝刊)。政治家の道理に合わない開き直りが許されるようになったのはあの小泉純一郎議員からだ。「説明すべき」と言われているのにそれをせず、こんな風に言ったところで何になるのか、何も変わらない自民党に怒りを覚える。
●No.2269/07.7.8
「冷房が
 効きすぎて
 風邪
 引いちゃい
 まして、
 エコ
 バッグも
 いいん
 ですが
 。」
と本日訪れた伊勢丹相模大野店の某テナント店長。私もこの日、入店したのと同時に「国は28度って言ってるのに」と言ったのだが、この店長も全く同じことを言った。一市民レベルでもこの程度の矛盾は感じる。政府の環境対策は他政策以上に、暢気で非常に手ぬるい。
●No.2268/07.7.7
「自転車
 って、
 人が
 人力で
 移動できる
 最速の
 乗り物。」
と、しまおまほさん(『ブルータス』(7/15号)NO BIKE,NO LIFE)。毎週のように自転車でツーリングする夫婦と先日食事し自転車を勧められた際、最低でも15万円という金額に閉口したが本誌を読んで納得。自転車通学をしていた高校時代が懐かしい。
●No.2267/07.7.6
「バカンス
 。」
「日本にはバカンスがプレッシャーになっている人がいると知ったらフランス人はびっくりする」と同国ジャーナリスト(『朝日新聞』本日夕刊)。確かに私もだ。次週の2泊3日の奄美旅行が精一杯とは情けない。今日、フランス・ナンシー留学中の義妹から便りが届く。
●No.2266/07.7.5
「投げた
 ことの
 ない人を
 ピッチャー
 にしたり、
 三塁手
 だった
 人に
 キャッ
 チャーを
 やらせたり
 したから、
 うまく回転
 しなかった
 。」
とは森元首相の講演における現内閣への評価だとか(本日の『朝日新聞』朝刊)。本当なら恐ろしいことだ。議員だって政務次官、副大臣と“研修”コースは用意されているだろう。それらを無視した安易な組閣だったなら、そんな人物が首相だったとしたなら即不信任だ。
●No.2265/07.7.4
「ツルネン・
 マルテイ
 。」
92年に日本初の“青い目の町議”となり02年に参議院議員となったツルネン氏が本日、五反田駅西口前で選挙活動を行った。後からは蓮舫議員も駆けつけ応援演説を。さながら民主党のアピールの場となったが私としては歓迎。末期症状の自民党に日本は任せられない。
●No.2264/07.7.3
「手のひら
 カレンダー。」
先日、私がつぶやいたという意味不明の寝言(寝言はいつだって不可解)。日曜日に訪れた神奈川・横須賀「どぶ板通り」の“手のひらのモニュメント”を見た後だったからか。しかしながら、この言葉からまだ見ぬ商品や小説のイメージが何となく漂ってくるから不思議。
●No.2263/07.7.2
「米国の
 考え方を
 紹介。」
日本語能力の低下は各界で著しい。久間防衛相が米国の広島・長崎への原爆投下を「しょうがない」と発言した件で安倍議員はこう解釈したが、紹介したのなら発言の撤回は不要だし違うなら安倍議員の発言も問題だ。つまり矛盾がある。マスコミがどう解釈したかも疑問。
●No.2262/07.7.1

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