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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2007年4月
「本出し
 カツオ
 。」
本日の「SMAP×SMAP」ビストロスマップの冒頭でアントニオ猪木氏が放った得意の駄洒落。本ばかり出しているから「俺はカツオ」と言った後で。アンドレザジャイアントの話で盛り上がっていたが、私の世代はやはり1976年のモハメド・アリとの一戦だろう。
●No.2200/07.4.30
「吉見百穴
 。」
私も「よしみひゃっけつ」と読んだが正しくは「よしみひゃくあな」。池上彰氏はNHKキャスター当時、わざわざ地元放送局に確認し正しく読んだら抗議の電話が殺到したとか(昨日の『日本経済新聞』土曜版)。逆に言えばそれだけアナウンサーに信用がないという事。
●No.2199/07.4.29
「淋しくて
 死にたく
 なっちゃう
 わ。」
なんて書けないと一青窈さん(24日午前深夜の『SONGS』再)。園まりさんの「逢いたくて逢いたくて」の一節、岩谷時子さん作詞だ。確かに当時(1966年・昭和41年)の歌謡曲の歌詞は単純、かもしれない。だけど彼女が歌う“昭和歌謡メドレー”よかった。
●No.2198/07.4.28
「タコる。」
には「凡打する」の意味がありプロ野球選手は「蛸」を食べないと、西武・黒田哲史選手の奥様となった新山千春さん(本日の『はなまるマーケット』)。そういえば、4打数無安打を4タコと言う。黒田選手、今季まだ1軍出場機会なし。手作りのニンニク料理で頑張れ!
●No.2197/07.4.27
「今まで
 取材される
 ことは
 あっても
 取材する
 ことは
 なかった。」
と大橋あゆみさん(昨日の『朝日新聞』夕刊)。これはイラストレーターの大橋さんが自身発行の雑誌「アルネ」での取材を語ったものだが、私の場合は逆。コピーライターになってからある雑誌の取材を受けたが、神経を遣うのは原稿チェック時のライターの方の気持ち。
●No.2196/07.4.26
「ブー。」
本名、トーマス・ブレント・ウィークリー。今年、ベライゾン・ヘリテージで優勝したゴルフプレーヤーの愛称だ(本日の『朝日新聞』夕刊)。ブーイングがそのまま愛称になってしまう彼は、取材の受け答えもコメディアンのようらしい。また注目? の選手が見つかった。
●No.2195/07.4.25
「高橋
 ジョージ
 。」
あまりに出過ぎの感があるこの男についてペリー荻野氏が批評(『コマーシャル・フォト』5月号)。「言い出したら自分の主張を繰り返す昔の隠居」と評すがバラエティを見ない私には不明。実は彼の主演映画の広告宣伝を昔、担当したのだが、いつまで続くこのキャラ。
●No.2194/07.4.24
「年中無休。
 1日平均
 30回更新。」
しているのは、アクセス数が5億を突破した中川翔子さんのブログ(本日発売の『サンデー毎日』)。がんばるなぁ。素直に脱帽、私にはできません。それにしても「ギザウレシス=すごくうれしい」って最早、言語機能を放棄しかけていますね。日本語は分裂するのか !?
●No.2193/07.4.23
「皆さんに
 嫌な思いを
 させて
 しまった
 。」
本日投票の大和市長選挙で4選を目指し落選した土屋侯保氏が当落判明直後に支持者に対して述べた言葉。ある意味この方の真っ直ぐな性格が出たか。確かにそうかもしれないが、あまり聞かない敗者の弁だ。多選はよくない。財政も悪い。よって私は相手候補に投票した。
●No.2192/07.4.22
「へそ
 ばーさん
 。」
ある方言辞典によると助産師さんをこう呼んだ地方があったらしい(本日の『朝日新聞』天声人語)。宮城県栗原市の方言を使った市民憲章が不評と書くが公文書への態度を方言の衰退と絡めるのは少し違うと思う。ともかく静岡弁は都内のどこで聞いてもすぐ分かります。。
●No.2191/07.4.21
「アグリ系
 。」
とは農業をベースにした暮らしに興味を持つ層で特に若い世代の総称とか(『グリーンスタイル』Vol.09)。ただ単に訪れるだけでなく“農山村の本当の暮らし”を「自分の身体と五感で知りたい」人々だ。毎朝、植木鉢の花に水をやる程度の私にはいまはまだ遠い。
●No.2190/07.4.20
「トイレが
 きれいな
 会社
 。」
取引先の審査に出向いて評価するという某社購買部門の責任者が、外注業者の選定で最も重視する基準がこの言葉。次に社長室が豪華でないこと、だそうだ。トイレを率先して清掃する某社社長の言に影響され、私はそれ以来、毎夜、会社のトイレを拭く。社長室は、ない。
●No.2189/07.4.19
「スリーブ
 ボタンが
 標準
 。」
ウィンドウズ・ビスタは電源OFFではなくスリーブ(省電力)が標準になった(本日の『日本経済新聞』朝刊)。理由は起動時間の短縮とか。ならば「省電力」という言葉はやめてほしい。省エネは意識していても難しいのに、電気の無駄を奨励するメーカーでいいのか。
●No.2188/07.4.18
「もう一度
 お聞き
 ください
 。」
そう言いながら、NHK長崎放送局で偶然録音された伊藤一長・長崎市長銃撃事件の瞬間の音声を(私が聞いただけでもたて続けに4度)放送した深夜のNHKニュース。なんか違うのではないか、音声自体を興味の対象にするが如きやり方は。抗議電話の有無は不明だが。
●No.2187/07.4.17
「まさに
 小学生
 並み
 。」
そう驚いてみせたのは本日発売の「サンデー毎日」の「イマドキ新入社員は手がかかる」なる特集。大手IT企業の新人研修中に「いきなり手を挙げて、先生、トイレに行っていいですか? と聞かれた」と、あるビジネスコンサルタント。未来の労働力はこの世代が支える。
●No.2186/07.4.16
「小学生が
 そのまま
 大人に
 なった
 ような人
 。」
知人で販売をやっている麻佳ちゃんと以前勤務していた会社の30代後半の男性社員の話題に。これはよく言われる「少年の心を持った」とは違う。男女共有のトイレを汚してそのまま放置するようなタイプだ。周囲にいませんか? 少年の心ではなく、幼さを持った人間が。
●No.2185/07.4.15
「十分審議は
 尽くした
 。」
教育基本法成立時もこの言葉が跋扈(ばっこ)した。しかし国会の論戦は「電車で席を譲らない子でいいか」なんて議論。はぁ??? 日本人をどう方向づけるかという難解な争点が国会議員の頭にないのは明白だったが、その低水準ぶりは国民投票法案も同じだ。日本墜落!。
●No.2184/07.4.14
「行きたい
 方へ
 それからの
 しゃぼん玉
 。」
これは黛まどかさんが、いじめに悩む子供たちを勇気づけようと配信している携帯メルマガ「俳句でエール !」の本日分の句(『日本経済新聞』本日朝刊)。勇気づけられるのは子供たちだけではなさそうな感覚の句だ。悩んでいる大人たちも本当に多いこのご時世である。
●No.2183/07.4.13
「おっはよう
 ござい
 まーす。」
先日、横浜市内に本社がある某社1階で待ち合わせした折、恐らく同社の男女新入社員約20名がビル入口で先輩社員に挨拶するシーンに遭遇した。“先輩への挨拶”という基本中の基本を教えようというのだ。この初心忘れないで、そして先輩もちゃんと挨拶してあげて。
●No.2182/07.4.12
「宵のうち
 。」
という言葉が気象庁の予報用語から消えるのだそうだ(本日の『朝日新聞』夕刊)。「夜半」も既に10年前から消えていたとは知らなかった。「宵のうち」は最近でこそ聞かぬが両親は日常使っていた。別に用語が入れ替わる訳ではない。日本語がまた貧しくなるのみだ。
●No.2181/07.4.11
「PLAZA
 。」
に変わったSONY PLAZAの機関誌「Ans」を手にした。“ソニープラザ”のブランド資産を残したのだろうが「PLAZA」とは中途半端な。Answerから取った機関誌名もなぜか消化不良に見える。「HAPPYを探す」がテーマだが探しているのはどっち?
●No.2180/07.4.10
「イライラ
 対策。」
という文字になぜか目がとまる(本日の『朝日新聞』夕刊)。実はアスパラ料理の紹介なのだ。「水分を補い体の熱を鎮める」アスパラの力が紹介されている。自然の食物には全てこんな効能がある。普通の料理が消えつつある家庭から、恐ろしい人間が生み出されている。
●No.2179/07.4.9
「自民3勝
 VS
 民主2勝
 。」
統一地方選における両党対決の知事選で自民党が勝ち越した、のだそうだ。しかし今回も現職9知事が当選し国政を反映するとは言い難い。私の地元・大和市の県議選では自民現職が議席を失い他市町の県議選も民主健闘が目立つ。道府県議選、政令市議選を精査すべきだ。
●No.2178/07.4.8
「白星が
 転がり
 込んで
 くる。」
松坂大輔投手のMLBデビュー戦でレッドソックスがロイヤルズを4対1とリードした時点でニッポン放送の実況アナはこう表現した。「転がり込む」とは、ある行為に対して予想に反した好結果が得られた場合。失点1に抑えていた松坂投手にふさわしくないのは当然だ。
●No.2177/07.4.7
「菊池様
 。」
実は「菊地」が正しいある方の名字が、いま進行中の仕事のメールで(私以外の)全員にこう打たれCCで送信されている。「菊池」の方が変換の優先順位が高いのだ。私はよく「中川」と間違えられるが当然注意すべき。かく言う私も「朗」を「郎」と間違えた失策あり。
●No.2176/07.4.6
「日本の
 国力は
 落ちます
 。」
ソニー生命と契約している私の生命保険額の運用を国内債券から外国債券中心に切り換えた。担当のライフプランナー(この言葉、ソニー生命の登録商標なんだ)はこう言い切った。既に大手企業は国内から海外の運用に転換しているという。反論できる? 私にはできない。
●No.2175/07.4.5
「東京に
 住む65歳
 以上の
 約22%が
 一人暮らし
 。」
当然、孤独死も増加中だ。多摩ニュータウンの老人クラブ会長は都知事選に言及し「医療や福祉の補助は削られる一方」と不安がる。やはり私は国に言いたい。福祉に回す予算が利権絡みで他に行っていないかと。全国家予算をマスコミは検証すべき(私には無理なので)。
●No.2174/07.4.4
「イラレ
 。」
説明も不要なデザイン向けソフトのAdobe  Illustratorを、こう略したメールが送られてきた。いま皆さんこう呼ぶんですか? メールを見ているとこの種の略語が実に多い。私はマンスリー広告批評「エーペラ文化」で意志疎通不能な略語の蔓延を説いたが。
●No.2173/07.4.3
「捏造。」
「発掘! あるある大事典」の“納豆事件”以来、この言葉がテレビ界を賑わせている。私は「朝ズバ!」の不二家の一件も気になる。みのもんた氏は今回に限らず「自分こそ正義の権化」と言うかのような物言い著しく、私は気分が悪くて観ないのだが引責辞任してほしい。
●No.2172/07.4.2
「何でも
 いいですよ
 トンカツ
 でも、牛丼
 でも。」
昨夜は東京・新宿にある和食の店「中嶋」へ。あの岸朝子さんも推薦の味は、素直においしかった。素材が活きていた。これは帰り際にご主人が言ってくれた言葉。つまり、それだけ「お客様の好みに応じますよ」という事。冗談でなく食べてみたい、中嶋が作るこの二品。
●No.2171/07.4.1

川中紀行のブログ「いいコトバ」 「再現批評」もぜひご覧ください。
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