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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2007年2月
「浅野氏、
 出馬へ。」
と本日の「朝日新聞」夕刊。どうなるのでしょうか、都知事選。都内にある会社として曲がりなりにもちゃんと納税してきた経緯を踏まえれば、石原都知事に任せてはいられない。新銀行東京の失敗といい、不正出費といい、チャンスなのに、民主党よ、候補者はどうした!
● No.2139/07.2.28
「魔球
 ジャイロ
 。」
いいですね〜、こんな話題。速度が落ちず、打者の手前で急激に変化するという松坂大輔投手の変化球が全米メディアを騒がせている(本日の『朝日新聞』夕刊)。実は彼の高速スライダーに尾ひれが付いた“魔球”説らしいが、「松坂伝説」さて、どこまで現実になるか。
●No.2138/07.2.27
「黒川紀章
 。」
氏が都知事選の立候補を決めた背景を書いた本日発売の「サンデー毎日」。75年の都知事選では自らの設計事務所を石原慎太郎氏(当時は落選)に開放した過去を持つ黒川氏。本誌は断言を避けたが“反石原票”を分断させ公費の無駄遣い等で窮地の石原氏を救う作戦か。
●No.2137/07.2.26
「一日に
 あと二時間
 あったら
 何を
 しますか?
 」
と質問した日経ネット調査(本日の『日本経済新聞』朝刊)。さて、回答最上位は20-40代で「寝る」、50-60代以上は「趣味」。私も趣味と答えたろう。女性40代は映画が2位か、余裕あるな〜。それにしても時の経つのが早いと30代後半の2名と私の会話。
●No.2136/07.2.25
「日本人は
 劣化して
 いる。」
私の嫌いな片山さつき議員だが、皇室を携帯電話のカメラで撮影する人々を例にこう言い放った(本日午前深夜の『朝まで生テレビ』)。この是非はともかく片山氏は日本人の精神構造の異変に気付いており、そうした人間は増加している。この事態を放置しないでほしい。
●No.2135/07.2.24
「被告人
 12人全員は
 無罪。」
鹿児島県議選を巡る公職選挙法違反事件で裁判長の判決の声がそう響いた(『朝日新聞』本日夕刊)。先日「それでもボクはやってない」を観た身としては信じがたい。“裁判長が無罪を告げるのは国家に背くようなもの”という論理が分からぬでもないからだ。よかった。
●No.2134/07.2.23
「書物の
 豊饒。」
と鴨居羊子著「女は下着でつくられる」の魅力を表した江國香織氏。本書を本日読了した。1950年代にファッションとしての下着を創造した彼女の自叙伝は正に濃密、豊饒。(新聞記者だったとは言え)これだけ密度濃く描ける人生が羨ましい。会社もまだあったんだ。
●No.2133/07.2.22
「出生率は
 政策変数
 。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。つまり、子育て支援のための財政支出額が多いほど出生率が高いという関係が、OECD(経済協力開発機構)諸国に見られるらしい。日本政府も遅かれ早かれ少子化対策を発表するのだろうが、いまの日本で子育てをするには勇気がいる。
●No.2132/07.2.21
「SP業務は
 もはや
 宣伝部
 マターでは
 なくなった
 。」
と「宣伝会議」(2/15号)。調査からは、SP向け媒体でも販売促進を目的としない手法はあるという結果が導かれた。これは“純広告こそが広告”とする梶祐輔氏「広告の迷走」の主張を覆す結果か。ただ「SPは営業部門が担う」という傾向が真実なら首を傾げる。
●No.2131/07.2.20
「暖房
 つけ放しで
 半袖で
 寝ちゃった
 。」
という会話をしている者あり。世の中こんな人間が多いのではないか。私がロハス(英字省略)を信用しないのは、人類として至極当然の行為を特別視する結果につながるから。(暖房で半袖着ても)ペットボトル1本分別したらエコ、と優しげに主張する傾向は許せない。
●No.2130/07.2.19
「数学の
 能力は
 言語能力と
 同じ。」
と「数学する遺伝子」(早川書房)を紹介した本日の「日本経済新聞」朝刊。国語と作文は好きだったけど数学は苦手だった私が言うのもおかしいが、これは学ぶという行為の多様な影響力を語っている気がする。「勉強」は、だからこそ無駄でなく必要なのだと思いたい。
●No.2129/07.2.18
「奄美
 たんかん
 。」
奄美大島からポンカンとオレンジの掛け合わせで生まれたという、この果実が送られて来た。送り主は本にもなった超人気ブログ「あげーのしま奄美」の書き手、はまさん。昨年の奄美旅でお世話になった方だ。関東では高級フルーツに属するこの果実、上品な甘み、感謝。
●No.2128/07.2.17
「拉致問題は
 終わった
 。」
今回の六カ国協議でも北朝鮮側はまたしてもこの言葉を繰り返した。私が不思議なのは、誰もこの言葉の理由を吟味しない点だ。この主張はどこから来ているのか。拉致被害者の不可思議な死を知らされても安閑と平壌宣言を締結した、点稼ぎの小泉外交にありはしないか。
●No.2127/07.2.16

「過剰な  演出。」
犬の飼い主でない人を飼い主かのように登場させる演出を“過剰”と呼ぶなら(14日の『朝日新聞』朝刊)、恐らくテレビ番組は制作できなくなる。暢気に正義漢ぶらず現実を明らかにすべき。ある散歩番組で実家近所が取材されたが普通、駅からは歩かない距離だった。
●No.2126/07.2.15
「煮干しの日
 。」
正しく本日2月14日である(本日の『はなまるマーケット』)。日本煮干し協会なる団体が名付けたらしいが、ちょっと応援したくなる。バレンタインの是非を「ニュース23」の街頭質問で取り上げたが、放映された男性は肯定派のみ。これこそ捏造を勘ぐりたくなる。
●No.2125/07.2.14
「ミヤケ。」
自殺志願の女性の救助の際、電車にはねられ殉職した宮本巡査部長の名を、弔問でこう間違えた安倍議員(本日の『朝日新聞』素粒子)。官邸の意志疎通の滞りが指摘されるが、これ一つとっても見逃せない失態だ。背後にいるM議員というズレた御仁の存在も憂慮される。
●No.2124/07.2.13
「持続
 可能。」
ロハス(英字省略)のこの言葉を「自分が長続きできる」と解釈した「CYPRESS」(Vol.2)。間違いとは言わぬが厳密には“持続可能な地球社会”。「ロハスクラブ」も両方の意で別々に説明するが「間違った意味で使われている」と言うのなら説明に重点を。
●No.2123/07.2.12
「雪中
 にんじん
 。」
秋に大きくなった人参を土の中に残しておくと雪の下で凍らないよう自ら糖度を高め巨峰並の甘さになるのだとか(本日の『読売新聞』朝刊)。あの熊谷喜八シェフは「砂糖を足しましたか?」と訊ねたそう。それにしても大自然のメカニズムの物凄さ。食べてみたいなぁ。
●No.2122/07.2.11
「とろ。」
北尾トロ「裁判長! ここは懲役4年でどうすか」を近所のスーパー3階の書店で購入し、1階で買い物をしていると「とろ煮豚麺」と「シーチキンとろ」を見かける。なんの脈絡もない出来事ですが、「とろ(トロ)」には力があるというお話。でも硬い物も食べないとね。
●No.2121/07.2.10
「子供の
 生まれる
 出生率が
 最も低い
 ところが
 社会として
 生産性が
 高いと
 言えない
 。」
菅直人民主党代表代行のこの発言など、民主党幹部の少子化に関わる発言を自民党が洗い出しているのだそうだ(本日の『日本経済新聞』朝刊)。そもそも「産む機械」発言の是非を問わないからこんな馬鹿げた話も出る。自民党の皆さん、政治家とは何をする人ですか?!
●No.2120/07.2.9
「アベ
 サダヲは
 渡せない
 。」
大人計画の阿部サダヲ氏ではない。これは本日零時前の東急田園都市線で聞いたサラリーマンの社内人事噂話。有名人と名前の発音が同じだと、こんな風にフルネームで呼ばれる人は案外多いのかも。何かちょっとおかしかった。私も(川中)“みゆきちゃん”と呼ばれた。
●No.2119/07.2.8
「粗食
 セット。」
とは三谷幸喜氏が学生時代にある喫茶店で食べていたメニュー(本日の『朝日新聞』夕刊)。おじやの上に梅干しと野沢菜、脇に一切れの鶏肉カレー煮がありチーズが乗っている。これを自ら朝、再現したら妻に「貧乏臭い」と言われるのが面白い。思い出ってそんなもの。
●No.2118/07.2.7
「子供を
 2人以上
 持ちたい
 という
 極めて
 健全な
 状況。」
と、またまた柳沢厚労相。「趣旨は前後の発言で分かる」と厚労相。「言葉尻を取り上げず真意を理解して」と安倍議員。何も分かっていない。「失言というより彼の人生観」と天野祐吉氏(本日の『朝日新聞』夕刊)。そういうレベルだから少子化策を任せられないのだ。
●No.2117/07.2.6
「愛知県
 知事
 選挙。」
知多半島の南、「知多武豊」駅に朝9:30集合という驚きのスケジュールのため、新幹線を乗り換え名古屋鉄道へ。知事選のポスターのモデルが中日・落合監督とは知らなかった。それにしても選挙結果からは支持政党なし層の自民党離れは顕著に。いよいよ自民党崩壊。
●No.2116/07.2.5
「愛知県
 知事選と
 北九州
 市長選。」
現在、午後2時前だが、なぜマスコミは(『私は違う』と威張る)田原総一朗氏も含め「産む機械」発言を地方選と絡めたり審議拒否の是非しか問わないのか。政治家があの発言で辞めるべきか否かを問え。小泉以後、言葉が堕落した今ならば、辞めるべきなのに辞めない。
●No.2115/07.2.4
「BIG
 ISSUE。」
英国で成功し世界に広がる“ホームレスの人しか販売できない”雑誌(本日の『@ヒューマン』)。この仕組みも知らなかったが日本の購入者の多くが 20〜30代の女性と知り驚く。「居場所がないという点で同じ」と、ある主婦。「男はまず俺とは違うと思う」と、妻。
●No.2114/07.2.3
「アフリカの
 広い地域で
 水不足。
 沿岸に住む
 3億人に
 洪水の
 危機。」
絵空事ではない。このまま石炭・石油を使い続けると世界の平均気温は約4度上昇し、こうした状況が起きると英国政府「スターン報告」(本日の『朝日新聞』夕刊)。ジェットタオル一つ禁止できずに人類が省エネをできる訳がない。ハンカチ忘れるなと言われなかった?
●No.2113/07.2.2
「学校・
 教師を
 信じよう
 。」
と広田照幸・日本大学教授(本日の『朝日新聞』夕刊)。「熱心で誠実、きちんと学力がつく丁寧な指導をし子供が抱える問題とこまめにつき合う」大半の教師は話題にならず、少数の教師の不祥事に注目が集まると言う。国会論戦を聞くと国会議員にだけは任せられない。
●No.2112/07.2.1

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