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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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「腸相。」
とは腸内の個人差を言う(29日午前深夜の『ためしてガッテン(再)』)。これは食生活により変わる。大腸がんの患者数は今後10年で2倍になり全てのがんの中で最多になるとか。私も昨年、麻酔せず大腸内視鏡検査を受けたが、何より早期発見が一番の予防法とか。
●No.2049/06.11.31
「何のために
 走って
 いるん
 ですか?」
と必ずマラソン選手に訊くという増田明美氏(本日の『朝日新聞』夕刊)。自身のトップランナー時代、「いつも周りの評価が欲しかった」ために走っていたから。それに気付いたのは引退レースだったか。何のために生きているんですか? そう訊かれたら、あなたは何と?
●No.2048/06.11.30
「草食動物が
 肉食動物に
 変わった
 。」
と、60年度に1人当たり5kgだった肉の消費量が今や28kgと5倍以上に増えた日本人の食生活の現状をそう喩えた「生活と自治」11月号。私だって焼き肉も食べれば豚カツも食べるが、野菜も同時に食べる。この激変が日本人の脳に何か影響を与えてはいないか。
●No.2047/06.11.29
「いまの
 高校生に
 語るべき
 ことが
 思い
 つかない
 。」
母校・防府高校での講演を依頼された岩見隆夫氏が思ったこと(『サンデー毎日』12.10号)。ところが講演後、靖国問題から戦争責任に至るまで鋭い質問を浴び氏は戸惑う。これは異例なのか違うのか。当社面接時の人名テストで、政治家の名は殆どの人が知らない。
●No.2046/06.11.28
「日本
 らしさ。」
ラグビー日本代表のヘッドコーチに来年1月就任するジョン・カーワン氏が築きたいプレースタイルだ(本日の『朝日新聞』夕刊)。サッカーのオシム監督も同じように日本人でなければできないスタイルを目指す。言われてみれば当然だが、あまりに強国を追いすぎたか。
●No.2045/06.11.27
「個人情報
 保護。」
について「規制を厳しくする分野と緩和する分野があってよい」とする国民は63.3%(本日の『日本経済新聞』朝刊)。真っ当な考え方だ。マスコミは、あれほど騒いだ本法律を権力の側が濫用していないか取材すべきだが、検証を一切しない日本文化はそれを妨げる。
●No.2044/06.11.26
「エレ
 ベーター
 手動。」
ビル入口から10秒程度歩くエレベーターまで誘導し、開閉ボタンを押すだけの係に1.5万円(しかもなぜか2人)も支払った岐阜県のタウンミーティング予算(本日朝の『ウェーク!』)。なぜこんな事をしておいて障害者福祉を削るのか。なぜ自民党を支持するのか。
●No.2043/06.11.25
「新聞広告
 。」
の売上高が漸減している(『宣伝会議』11/15号)。理解促進媒体であるという呪縛から解き放たれるべきとしているが、確かに。ニーズを持たない人へ毎日接触できる点も新聞の魅力だ。そしてCMのキーワードとビジュアルをそのまま用いる安易さも避けるべきだ。
●No.2042/06.11.24
「コン
 プラ。」
と法令順守の意の「コンプライアンス」を呼んだ某メガバンク中堅社員(本日の『朝日新聞』朝刊)。銀行の政治資金再開の記事と絡んでのコメントだが、大企業の皆様はこんな風に略して呼んでいるのだろうか? こんな卑下した言い方では真摯に守る気になれないと思う。
●No.2041/06.11.23
「子育て
 フレンド
 リーな
 社会。」

を始め、安倍議員の所信表明演説の具体性のない言葉の羅列を酷評した天野祐吉氏(『広告批評』11月号)。これは原稿を書いた人間が勘違いしているのである。自民党の広報の専門家を気取る世耕弘成議員の仕業かどうか。ともかく政治家の言葉の力が急降下している。 ●No.2040/06.11.22
「乱れる
 ダイヤ。」
の見出しで列車の運休・遅延など鉄道ダイヤの乱れを取り上げた本日の「朝日新聞」夕刊。90年代前半のほぼ2倍らしいが、殆どの方が感じられている事だと思う。そしてここに掲げられた各社の輸送障害件数は実感とはかなり隔たりがある。ほんと、何とかしてほしい。
●No.2039/06.11.21
「辞めさせて
 やる!」
忘れ物が多い小6女児に注意したらその親からこう言われ、挙げ句の果てに県教委に事実無根の訴えをされた教師の例他を特集する本日発売の「サンデー毎日」。昨今、給食費を支払わない親が増加しているが、小手先の改革じゃ本当にダメですね。この勘違いの怖ろしさ。
●No.2038/06.11.20
「みんな
 一緒に。」
という“仲間イデオロギー”がいじめを生む原因という森毅さんの言葉を紹介した本日の「日本経済新聞」春秋欄。世はいじめをなくすマニュアル作りを錦の御旗の如く取り上げているが、いじめなき社会などないし私もいじめを受けた経験がある。国会の議論は薄すぎる。
●No.2037/06.11.19
「教育を
 おもちゃ
 にし、
 制度ばかり
 いじって
 きた
 政治家と
 文部官僚の
 罪は
 大きい。」
と大槻茂氏(『浅草』11月号)。“ゆとり教育”は正にそうだった。その権化とも言える寺脇研氏は文科省を去ったが、その時も周囲は擁護したとか。かくの如き責任回避・隠蔽体質がはびこるこの省に果たして教育を任せられるのか。解体すべきは社保庁だけではない。
●No.2036/06.11.18
「通路に
 ゴミが
 落ちて
 いない。」
今日は栃木県の某社工場まで会社案内の取材。米国の工場を70以上も見てきたという同行者が「いい工場を見せてもらった」と言うので、その理由を訊ねるとまずこの言葉が返ってきた。逆に言うとそうでない工場も多いということか。昨日と“そうじつながり”で一つ。
●No.2035/06.11.17
「そうじ力
 。」
並んでますねぇ、この種の本が。風水的に掃除がいいことは昔から言われていることですが、最近なぜかブーム。著名なインダストリアルデザイナーは、スタッフにまずデスクとチェアの掃除から始めさせるようです。会社の私のデスクも、もうちょっとクリーンにしたい。
●No.2034/06.11.16
「じゃぁ、
 だめね。」
晩年の淀川長治さんと4時間の対談をした沢木耕太郎さんが、その最後に言われた言葉(『銀座百点』11月号)。「奥さんや子供さんがいるの?」と訊かれて「はい」と答えた後に。淀川さんが「だめね」と言ったのは何だったのだろう。物凄く興味がわいた結びだった。
●No.2033/06.11.15
「女島灯台
 。」
日本でただ1箇所残っていたこの有人灯台が姿を消したニュースに関連させ、子供に目が行き届かなくなった現代社会に警鐘を鳴らす本日の「日本経済新聞」春秋欄。確かに殺伐とした感情を禁じ得ない。教育基本法成立に焦らず日本人の凋落を真正面から見つめ直すべき。
●No.2032/06.11.14
「教える
 文化。」
某社の若者ライフスタイル分析の打合わせで、話題はいつしかインターネットに。「ネット上の技術的な悩みを書くと親切に回答を書き込む人がいるが自分にはできない行為」と私より年輩の方。確かに“人に何かを教える快感”をインターネットに見出した人もいるのか。
●No.2031/06.11.13
「亞問。」
って怪人物がSNSで大暴れしたと「日本経済新聞」春秋欄。知りませんでした。SNSの安心が脅かされていると書き、ミクシィから実名や顔の実画像が減ってきたと揶揄する。私がミクシィに求めるものは、忘れた頃につく「足あと」の刺激と書評・映画評の発表の場。
●No.2030/06.11.12
「恋空。」
という書店総合ランキング連続1位の小説。その書評っぽい宣伝文が載った「ホンヨモ! クラブ」なる新聞スタイルのPRツールを手にとった。心理描写や行動の背景が省略され、短い会話で展開されていくのだそうだ。恐い物見たさで興味があるが他に読むべき本もある。
●No.2029/06.11.11
「GINZA
 進化中。」
と本日の「朝日新聞」夕刊。地上1階から8階までを占める世界初の“グッチビル”を始め世界のブランドが出店を競っている。略図を見ると確かに凄い。まぁ、森何某がやっているブランドを集めた工夫の感じられないコンクリートのビルよりはましな風景と言うべきか。
●No.2028/06.11.10
「上下院で
 民主党が
 多数派。」
と「朝日新聞」本日夕刊。民主党勝利の主因は当然ながらイラク侵攻の誤りだ。日本はもちろん参戦していないがブッシュを支持した日本政府及び日本国民に何の総括も見られない状況は物事みな曖昧に解決する悪しき日本の恥部そのものだ。平和を語る資格はないと思う。
●No.2027/06.11.9
「使い捨てを
 覚悟せよ
 。」
と小泉議員が前回衆院選に当選した1年生議員に言ったらしい(本日の『朝日新聞』夕刊)。「小泉非情」と「素粒子」の編集委員は書くが、有権者を完全に蔑ろにしている。選挙に勝てばいいというこの論理を、しかしマスコミは批判せず喝采を送る。涙が出てきそうだ。
●No.2026/06.11.8
「前社長は
 ネクタイを
 締め、
 黒のスーツ
 姿。」
とライブドア前社長・堀江貴文被告の公判での服装(本日の『朝日新聞』夕刊)。人々の関心は今どの程度あるのだろうか。検察のメンツもあった堀江逮捕劇に何となく釈然としなかった私は、堀江被告の反論を聞いて正直、応援したくなってしまった。Tシャツ着ないの? 
●No.2025/06.11.7
「人力車。」
を本日発売の「サンデー毎日」で特集している。当社も「時代屋」さんには取材に行った。浅草は分かるが、日本橋にも人力車があるとは知らなかった。一昨日、長谷で見た車夫さんは男女を長谷観音まで運んだ後で小さなプレゼントの包みを渡していた。営業努力に関心。
●No.2024/06.11.6
「文字が
 淀むこと
 なく、
 するすると
 生き物の
 ように
 流れて
 いく。」
昨日訪れた鎌倉文学館で見た、村上春樹氏が芥川龍之介の文体を称賛した一文(『ペンギンブックス2006』)。この後は「言葉の選び方が直感的に自然で、しかも美しい」と続くが、私もこのような文章を書きたいと思った。何てことないのだが褒め方もうまいですね。
●No.2023/06.11.5
「言葉
 づかいで
 恥を
 かいたこと
 。」
のランキングを掲載した本日の「朝日新聞」朝刊。「◯◯部長と肩書き付きで呼んだ」「帰宅する上司にご苦労様」「全然大丈夫です」の順に並ぶが、私はむしろいま“言葉で恥をかく”という意識があることの方が意外。かろうじてビジネス社会ではルールが残っている。
●No.2022/06.11.4
「現住所
 ネット
 カフェ。」
本日もインターネットつながりで。低料金でシャワーや個室を完備するネットカフェが増え、家を失ったフリーター達の“住まい”になっているのだとか(昨日の『朝日新聞』夕刊)。同紙では、若年困窮者による見えないホームレスだと指摘。これを称して格差と呼ぶか。
●No.2021/06.11.3
「バイラル
 CM。」
商品やブランドプロモーションのためオンラインで流されるビデオコンテンツのこと(『コマーシャルフォト』11月号)。ここにもテレビの危機がのぞく。ライブドアの堀江さんの公判情報も新聞で得るのみだが彼ならいまどう言うだろう。You Tubeを初めて観た。
●No.2020/06.11.2
「テレビは
 観ない。」
先日、慶大生の甥と話していたら忙しくてテレビは観ている暇がないとか。若年世代中心にテレビ離れが加速している。こうした事態に果たしてテレビ制作者は本当に危機感を感じているのか。朝私は必ず観るがキャスターの居丈高さが嫌で日本語が変なNHKを仕方なく。
●No.2019/06.11.1

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