プレゼントのアピール&プロフィールコピーライターのプレゼント
"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
10年間にわたるバックナンバーはこちらから

2006年10月
「山内
 田村。」
先日の香川県高松市取材時、タクシーの運転手さんが勧めてくれたおいしい讃岐うどんの店名。どこかのランキングで1位になった店は背後に某食品メーカーがついていて社員が投票しているとの情報も。その後も何人かから讃岐うどん情報を収集。でもまだ食べていない。
●No.2018/06.10.31
「教育
 再生会議が
 大迷走。」
と本日発売の「サンデー毎日」。確かに立場の異なる意見を持ったメンバーをまとめていくのは容易ではないだろう。私が言いたいのは、まず悪しき「ゆとり教育」の公な総括。そして、子供をまるで顧客扱いする考え方の撤廃だ。この2点についての確認が先決だと思う。
●No.2017/06.10.30
「前のめり
 。」
特に社説で用いられることが多い言葉だそうだ(本日の『朝日新聞』朝刊)。「制裁決議前のめりに過ぎないか」てなもの。政治家は、自分に都合のいいテーマには前のめりになり、悪いテーマには腰が引ける気がする。戦争への意志は、間違いなく前のめりになっている。        
●No.2016/06.10.29
「宇宙が
 味方する
 経営。」
伊藤忠彦・関西アーバン銀行頭取が書かれた経営に関する書籍だが朝の出勤時に広告で知り、五反田駅近くの書店でそのまま購入、一昨日読了した。熱心なクリスチャンである氏のキリスト教精神に貫かれてはいるが“心の在り方”を利己的でなく省みる視点が心にしみた。        
●No.2015/06.10.28
「言問
 最中。」
小豆・味噌・白餡の3種のまんまるな団子で有名な言問団子のもう一つの商品がこれ(『メトロミニッツ』10.20号)。「伊勢物語」の世界の都鳥がモデルというが圧倒的な可愛さ。東京都墨田区向島、仕事では行かない地域でしかも完全予約制。でも買って食べたい。 
●No.2014/06.10.27
「ノルマ。」
献血センターで採血する本数をこう呼んでいた(本日の『ドキュメント72時間』)。気持ちは分かるが、献血回数82回で日本赤十字社の名誉社員でもある私から言わせてもらうと、残念。特にセンター長の“呼びかけても声をもらうだけ”なる感想はちょい悪のり気味。      
●No.2013/06.10.26
「命名権
 売買。」
以前に本欄でも「サロンパスルーブル丸の内」を取り上げたこのビジネス、広がっているようです(『朝日新聞』本日朝刊)。でも、背後にオーナー名が隠れたビジネスより潔い感じ。折角いい店だと思ったのに巨大資本の経営参加を後で知るのは味気ない気がするものね。
●No.2012/06.10.25
「一人
 芝居。」
 二人
 芝居。」
「朝日新聞」本日夕刊でたまたま緒方拳氏の一人芝居「白夜」と、YOU、水野美紀、真中瞳さんらの二人芝居「LOVE30」を芸能欄の上下で紹介している。この種のスタイルにとても興味があるが未体験。芝居は恐らく10年近く鑑賞していない。これじゃ情けない。
●No.2011/06.10.24
「異国の
 日本語。」
と題して斎藤一美氏が映画「非情城市」の舞台となったキュウフンという町で出会った茶房のご主人の話をしている(『日経マガジン』10月号)。戦時中に日本語教育を受けた人で「上品なままの日本語を話す」と語るが、私は時折、日本人の日本語が異国語に聞こえる。
●No.2010/06.10.23
「あしなが
 さん。」
あしなが育英会の募金を「相模大野」駅前で行っている青年を見つけ僅かながら募金した。実は初めてである。渡された小冊子を読むと支援者の愛称“あしながさん”の総数が2002年以降減少し続けているとのこと。私はクルマ社会が嫌いだがともかく資料請求をした。
●No.2009/06.10.22
「塩と
 砂糖。」
を間違えるなど料理の失敗談を特集した「日本経済新聞」本日朝刊。中でも「ジャガイモから出る水分を計算しておらずカレーが薄味になった」など味見に関するもの。私もこの種の失敗多し。何度も味見しながら何とか頑張るのが常の私だが“味見は一回”がいいそうだ。
●No.2008/06.10.21
「予想外。」
がキーワードのAQUOSケータイのCMに金田一秀穂・杏林大学外国語学部教授が言及(『宣伝会議10/1号』)。周囲に本CMを「ヤギ容疑者による広島の女児殺害事件を想起させる」とする意見があり中野翠氏も指摘。だが業界誌はネガティブ記事を一切載せない。
●No.2007/06.10.20
「川柳
 つくし。」
という二つ目の女性噺家の会に本日、クライアントとカメラマンの方と出かけた。東京・中野も、生の落語も本当に久々だ。私は彼女の師匠のまた師匠である故三遊亭圓生師の噺も生で観ているから感慨深かった。古典も演じたが天使が登場する新作がシュールでよかった。
●No.2006/06.10.19
「医師
 過疎。」
医師の地域的偏在が指摘されている。本日の「朝日新聞」夕刊でも医学部の定員削減にふれているが、そもそも医師が充足した自治体は皆無なのだから日本の惨状は深刻だ。福祉が、医療が、財政赤字の名の下に切り捨てられている。無駄遣いをしてきたのは自民党なのに。
●No.2005/06.10.18
「小泉人気
 健在。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。衆院神奈川16区と大阪9区の補欠選挙応援演説での小泉議員の人気ぶりを評した。教育の荒廃も財政赤字も自民党政権のしでかしたことだ。そしてこの方の横暴は政治から言葉の信頼性を根こそぎ奪った。小泉人気は日本語の凋落も象徴する。
●No.2004/06.10.17
「北朝鮮
 プロ
 ブレム
 金正日
 最後の
 決断。」
実はこの言葉、「サピオ」(1993.12.23号)の見出し。全く何一つ変わってません。「最後の決断」と謳われてから13年。ある意味凄い国です。北朝鮮の核実験のお陰で一番喜んでいるのは安倍議員かも。だって支持率も上がり衆院補選も優位になるのだから。
●No.2003/06.10.16
「あら、
 新芽。」
本日、我が家に訪れた義母がマンション入口横のツツジを見て笑顔で言った言葉。山歩きと園芸が大好きな義母だから気付いたとも言えるが、植物に無知な上に植栽を見るゆとりもない自分を恥じた。当然だが、世の中の風景は一つではない。それが不思議で、また難しい。
●No.2002/06.10.15
「遠。」
敬愛する石川九楊氏著「一日一書」の本日はこの言葉。10月14日は134年前、新橋と横浜の間で鉄道が営業を始めた「鉄道の日」でもある。まだ遠くにあると思っていたことが、いつの間にか過ぎていく、それも人生。また新たに「今日の気になる言葉」二千一回目。
●No.2001/06.10.14
「 。」
言葉が何もないからと言ってメッセージが皆無という訳ではない。無言と沈黙は異なるが、時に饒舌よりも心情が伝わる。なじみの魚屋さんに久々行くと看板が撤去され店先に貼紙の一つもない。そこに言葉にならぬ寂寥を感じた。「今日の気になる言葉」本日、二千回目。
●No.2000/06.10.13
「少しは
 話せる。」
程度の英語を、話題の小学校英語でなく“中高の英語教育”で教えるべきと21歳の大学生(本日の『朝日新聞』声)。本当に現在の英語教育は気になる。改革はすべきだが“英語で話す”時もコミュニケーション能力は必要だし日本文化の知識も持つべき。それはいかに。
●No.1999/06.10.12
「日本人の
 右傾化が
 心配。」
と昨日取材した某私大教授。北朝鮮への対抗意識が流されやすい日本人を硬化させると危惧。本日の「朝日新聞」朝刊の調査で「北朝鮮の脅威を強く感じる」割合は44%。私は似非「平壌宣言」をもし小泉議員が拒否していたら、と考える。その検証を日本はしていない。
●No.1998/06.10.11
「炎上。」
ブログのコメント欄に短時間に膨大な量の(悪意の)書き込みが殺到する現象について稲葉振一郎・明治学院大学社会学部教授が解説(本日の『朝日新聞』朝刊)。これも日本人におけるコミュニケーションの病理の一つだと思う。教育をどうするか、など悠長な考え方か。
●No.1997/06.10.10
「教育
 バウチャー
 制度。」
を論じる渡邊美樹・ワタミ社長(本日の『朝日新聞』朝刊)。生徒数に応じ学校収入が増える競争システムだ。「大学生の多くができれば働きたくないと言う現状は戦後教育の敗北」と喝破。私も教育には失望しているが生徒数増減が教師の質だけによらないのが気がかり。
●No.1996/06.10.9
「祐ちゃん
 頑張って
 !」
と声をかけてほしいと神奈川16区補選の選対責任者を務める菅直人代表代行。本日、相模大野伊勢丹前で街頭演説に遭遇し最後まで聞く。“祐ちゃん”とは、民主党の「ごとう祐一」予定候補の愛称。公示前だからか本人には会えず。自民の世襲候補の壁を破ってほしい。
●No.1995/06.10.8
「お車
 じゃない
 ですよね
 ?」
当たり前と言えば当たり前なのだが、いつも行くご近所のフレンチで赤ワインをボトルで頼むとこう確認された。もとより車の運転はせずいつも歩いて帰るのでもちろん飲んだのだが、以前は訊かれなかった。続発する飲酒運転事故で飲食店には通達が出ているのだろうか。
●No.1994/06.10.7
「給水ノズル
 と差込口
 。」
新たに給水機を購入した。例によって取扱説明書が気になる。サーバーを本体に取り付けるということは写真を見れば分かるしもちろん問題ないのだが、固有名詞が説明なしでいきなり出てくるし、接合部が上記2つの名称で書かれており未整理。いわゆる“取説”の典型。
●No.1993/06.10.6
「あん
 ちゃん。」
大相撲で学士力士が珍しかった頃の呼び名(本日の『朝日新聞』夕刊)。多少の揶揄も含まれるが、72人を数える現在はこう呼ばれることはないようだ。しかし新たな相撲部屋の開設基準が「幕内経験60場所以上か三役経験25 場所以上」で学士力士を意識、との評も。
●No.1992/06.10.5
「扉が
 しまり
 ま〜す!」
いつもより早い時間に電車に乗り久しぶりで立っているとターミナル駅の駅員さんの声も何だか新鮮。こんな大声を聞いてふと「駅員さんって、大声で仕事をする職業の上位に入るな」と勝手に思う。女性駅員さんもか細い声で精一杯。慣れるまで意外と大変なんだろうな。
●No.1991/06.10.4
「若いうちは
 トロがいい
 けど、
 年と共に
 きつく
 なる。
 肉だけ
 いただく
 なら、
 やっぱり
 ヒレが
 いい
 ですね。」
と秋元康氏(『ブルータス』10/15号“世界で一番おいしい牛肉が食べられるのは日本です”)。このように年齢と共にあっさり好みになり量も減るのに、人はなぜ中年太りになるのか。比例して運動量も減るからなのだと思う。意識的に動いて減量した私からご忠告。
●No.1990/06.10.3
「髪の毛の
 数だけ
 コピーを
 書こう。」
第44回「宣伝会議賞」の課題「ナショナルドライヤー ナノケア」の公募キャッチ(『宣伝会議』10/1号)。昔、広告学校で“自分のキャッチフレーズ100本”なる課題があった。夜中に「朝までキャッチ100本」と命じる鍛え方もあった。でも髪の毛より少ない。
●No.1989/06.10.2
「女性が
 五十過ぎて
 何か
 やっても
 いいんだ
 って
 思える
 ように
 したい。」
と桃井かおりさん(『日経マガジン』10月号)。この12月、初監督作品「無花果の顔」が公開される。50歳からでも何かやれる。いや〜、女性じゃなくても常識的には難しいと考えがち。とりあえずできる場はあるのだから、何かやりたいって、この私も思いました。
●No.1988/06.10.1

川中紀行のブログ「いいコトバ」 「再現批評」もぜひご覧ください。
バックナンバー
10年間にわたるバックナンバーはこちらから
マンスリー広告批評
プレゼントのアピール&プロフィール
プレゼントNOW(作品)
プレゼントNOW(近況)
プレゼントの五反田MAP
PRESENT MAGAZINE
言葉の展覧会
今日の気になる言葉123
英語インタビュー
コピー無料作成
コンパクト・パブ・システム
Thank&Write PRESENT CO.LTD