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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2006年8月
「大和
 市民新聞
 。」
と言っても日本共産党大和市議会議員団発行のチラシなのだが、公立保育園の民営化や住民税の老齢者控除の廃止等の政策における事実を市政レベルで伝えてくれる事は有り難い。それにしても地方分権の流れが真剣に議論されないまま地方が苦しみ喘いでいる印象が強い。
●No.1957/06.8.31
「モス
 ジーバー
 。」
とモスバーガー五反田東口店が呼ばれていると「朝日新聞」本日夕刊。接客スタッフに60〜70歳男女を当て高齢者の客足が増えたのだとか。スタッフに訊くと「もう2年くらい前から年輩のスタッフが多い」とか。実際にのぞいて見ると、たまたま30代の男性だった。
●No.1956/06.8.30
「嘘のない
 コマー
 シャルを
 作りたい
 。」
昨夜放送の「メッセージ」を録画で見る。故杉山登志氏を主人公にしたドラマで、内山理奈扮する佐和が呟く一言だ。番組内で杉山氏撮影のCMが流れた。確かに自然で魅力的だ。「嘘のない」にはCGではない、の意も込められるが、CM制作側の痛烈な自己批判だった。
●No.1955/06.8.29
「追加すると
 100円。」
新幹線「新大阪」駅。注文したカレーライスに100円の生卵を付けようか考えていたら、その時見かけたという知人に「難しい顔していましたね」とからかわれたという竹中平蔵総務相(本日の『日本経済新聞』朝刊)。どんな表情をしても、どうとでも見られると自嘲。
●No.1954/06.8.28
「お待ちして
 おりました
 。」
ただそう言って案内するギャルソン、それも6年前最初に訪れた席に。確かにその時刻に予約はしたのだが、名乗ってもいない(しかも1年4ヶ月ぶりの)客の顔を覚えていたのか。中央林間駅近く欧風台所「ラ・パレット」。「野菜だけのメインディッシュ」はここだけ。
●No.1953/06.8.27
「ロハスな
 ニュージー
 ランド・
 ミー
 ティング
 。」
これ、いわゆる“エコツーリズム”の催しなのだとか(『グリーンスタイル』Vol.06)。確かに自然豊かな地を旅し地球環境保護意識が芽生えることはあるだろう。ならばなぜ「ロハスな」なんていい加減な言葉を選ぶのか。環境を考えた事もないPR会社の仕業か。
●No.1952/06.8.26
「マネー教育
 。」
の重要性が高まっているのだとか(『日経インテレッセ』9月号)。しかし「自分の人生を国や会社にお任せできる時代ではない」という生活ジャーナリスト・高橋伸子さんのような方が煽るものだから話がおかしな方向に進む。教育すべきは「お金の尊さ」ではないのか。
●No.1951/06.8.25
「め。」
「ミーナ」(9.5号)を見る機会があった。驚いたのは「太め」「細め」などの「め」の多用。文法的には助動詞「む」の未然形で婉曲の意か(正確な情報求む)。「辛め」「大人め」は許せるが「レトロめ」「キレイめ」「カッコめ」には一体どっち? と訊きたくなる。 ●No.1950/06.8.24
「日本人に
 生まれた
 ことに
 誇りを
 持てる日本
 。」
そのため教育問題を取り上げた安倍議員(本日の『日本経済新聞』朝刊)。これに右寄りの教育制度改革の臭いを感じない者は極めて鈍感だ。誰も定義できない “愛国心”論議のなか、私は国家・公共の概念を目の敵にする輩に閉口するが、この方は極めてタカ派的過ぎる。
●No.1949/06.8.23
「人物は
 マーク
 4割に増
 。」
はぁ? って感じの本日の「朝日新聞」の見出し。食卓の風景を描いた絵で、両親などの人物を顔のないマークのように描く児童(首都圏の5-6年生)の割合が4割に達したのだそうだ。「一緒に食べる人への興味や感情が薄れている。」教育は、制度の改革では手遅れだ。
●No.1948/06.8.22
「8時半の男
 。」
私の世代では記憶にあるV9巨人の(今で言う)ストッパー、宮田征典氏の(登板するのが8時半前後だったため付けられた)ニックネームだ(本日の『朝日新聞』夕刊)。先月66歳で死去されたが、川上哲治監督は“投手の分業制”の面でも先んじていたということか。
●No.1947/06.8.21
「心の病
 30代急増
 。」
企業の6割が30代に最も心の病(うつ病・神経症等)が多いと回答した(本日の『朝日新聞』朝刊)。「30代前半はテレビゲーム世代で人間関係が不得意」とHOYAグループ総括産業医。人間関係が築けなくてキレやすいって、これは怖い。事態はさらに深刻化する。
●No.1946/06.8.20
「スイカの
 皮を私は
 捨てない
 。」
と高校非常勤講師の30歳・女性の投書(本日の『朝日新聞』朝刊/声)。この方の高校時代でさえクラスでスイカの皮を食べていたのは1人だけだったそう。我が家はスイカ自体を食べないが、先日スーパーで大根の葉を切り落としてもらっている主婦あり。食育って何?
●No.1945/06.8.19
「四国。」
本日のNHKニュースの天気予報で年輩の男性アナがなぜ「四国」を平板読みで発音したのか。その後の四国からの中継を担当した男性アナは「し」にアクセントを置いていた。NHKホームページ内アナウンスルーム の「気になることば」の文字が、なぜか空虚で寂しい。
●No.1944/06.8.18
「汚れた
 俗世間の
 人間が、
 神様の
 神格を
 略奪したり
 でき
 ますか。」
とは東条英機元首相の孫の東条由布子さん(『朝日新聞』本日夕刊)。気持ちは分かるが神様にしたのも“俗世間の人間”だ。問題は、当時の日本が認め開かれた東京裁判で国際的に有罪となったA級戦犯を現在の日本がどう捉えるか。私は合祀したその手続き自体が疑問。
●No.1943/06.8.17
「勢力。」
とまたこの方は、自分を批判する人々を“自分の思い通りにしたい人”、ある意味、理不尽な意味を込めてそう定義した。郵政民営化の際と同様の手法だ。そして政界の誰もこの方のちゃちな論法を破れなかった。それを強力に支援したのは国民である。批判すべきは誰か。
●No.1942/06.8.16
「終戦
 記念日
 。」
今年の夏は以前にも増して靖国の話題が多かった、というより小泉議員がそうさせた。しかしテレビで「平和を守ろう」と言えば言うほど空しい。NHK特番で小泉靖国参拝支持が20代・30代で6割以上だったのは右傾化の象徴で、集団的自衛権も同様か。何が平和だ。
●No.1941/06.8.15
「清商
 (清水商)
 。」
妻の店のお客様である女性が静岡県三島市から撮影のお手伝いに我が家を訪れた。くしくも同郷で、しかも元走り高跳び選手の彼女としばしスポーツ談義。「川口も“きよしょう”だね」と言っているとスポーツ音痴の妻は“キヨ小”という強い小学校があると思ったとか。
●No.1940/06.8.14
「9条まもれ
 の世論を
 広げ
 ましょう
 。」
と記されたチラシと共に日本共産党大和市議の演説が田園都市線「中央林間」駅前で行われていた。私は支持者ではないが時折、こんな活動を目にすると安心と共に空しさを覚える。恐らくこの声も今後、小さくなる。私が日本人の平和観を信じないのはその右傾化にある。
●No.1939/06.8.13
「靖国論議
 望む声
 高まる。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。自民党総裁選を前に「靖国」が政争の具にされている。小泉内閣を継承する安倍議員は避けたいはずだし、違いを見せたい麻生・谷垣両議員は議論したいだろう。これは自民党県連の声だ。統率力があると思えない安倍さん何か言ってください。
●No.1938/06.8.12
「初代
 三遊亭圓朝
 。」
今日は近代落語の祖と言われるこの方の命日(『朝日新聞』本日朝刊)。高校の落研時代は東京・谷中「全生庵」の圓朝忌にも行った。愛する故古今亭志ん朝師は「圓朝を継ぐ人がいればこの人」と言われたが60代で没した。二代目圓朝を名乗る噺家は現れるのだろうか。
●No.1937/06.8.11
「カムイ
 ミンタラ
 。」
アイヌ語で「神々の遊ぶ庭」なる意の(日本の島々の)写真集を出した藤井保氏(『広告批評』8月号)。「海があって火山があって四季がある(中略)いろんなものがある国」と言う通り日本の美しさって凄い。先日NHKで日本の名山50を放送していたけどよかった。
●No.1936/06.8.10
「シニアも
 安倍氏
 支持。」
軽薄な国民の人気を、それでもなおないがしろにできず、雪崩のように安倍氏に傾く自民党総裁選(本日の『朝日新聞』朝刊)。ハンサム、見た目がいい、なんて理由で小泉議員に溺れた国民だ致し方ない。拉致の功績を挙げるがみんな「平壌宣言」の嘘を知っているのか。
●No.1935/06.8.9
「靖国
 新展開
 。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。麻生外相が「私の視点」に投稿した非宗教法人化による慰霊対象見直しの主張が波紋を広げている。法的に非宗教法人としても「靖国」が巨大な宗教である事に変わりないがそれより神社神道の立場でA級戦犯を分祀できない理由が分からない。
●No.1934/06.8.8
「ネット
 社会も
 成熟に
 近づいた
 。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。何を根拠の成熟か? Jap発言を巡る米国人女子学生への非難騒ぎが沈静化した、ただその事実のみを捉え安易に成熟と書いた「春秋」の書き手に失望を覚えた。ネットを介した健全な議論は不可能に近いし成熟なんてとんでもないと思う。
●No.1933/06.8.7
「オイル・
 ピーク。」
昨年をピークに産油量が減少し2015年までに石油の大量消費は不可能になると「エコアクションかながわ」発のチラシは莫大な石油を浪費する点でも戦争反対を表明。石油利権はイラク戦争支持の理由にあったはず。それでいいならもう日本は平和を唱えないでほしい。
●No.1932/06.8.6
「ファイブ
 ア
 デイ。」
1日5皿以上の野菜や果物を摂るという、脂肪・糖分の摂り過ぎに怯える米国の運動(本日の『日本経済新聞』朝刊)。ファーストフードに対する危機感も欧米の方が強い気がするのだが。一方、家庭料理が崩壊する日本の食育はまだ“お祭り”の域を出ない気がして怖い。
●No.1931/06.8.5
「嘆かわしい
 首相の
 論法。」
と本日の「朝日新聞」朝刊。靖国神社参拝を中国の批判と常に結びつけ、さらにA級戦犯に触れずに戦没者と単純化し、政教分離を無視して思想・良心の自由を引き合いに出すその稚拙な物言いに。しかし彼の論法は常に子供だましであった。それを許したのは日本国民だ。
●No.1930/06.8.4
「ヒロシマ、
 ナガサキ
 。」
を題材に平和を訴える舞台が8月は多いのだとか(『朝日新聞』本日夕刊)。批判を十分承知で言うが、米軍イラク侵攻を看過して以来、私は日本人(日本マスコミ)の“平和観”を信じない。仮に15日、小泉議員が靖国参拝をしたら大半が笑顔で嬌声をあげるのだろう。
●No.1929/06.8.3
「非難。」
という行為がここ数年増している気がする。いまはふじみ野市営プールの死亡事故か。私が以前書いていたブログも本欄も批判が中心だが正義感を盾に批判したことは一度もないし自分ができない事はしない。この事故も果たして本当に責められる人は何人いるのかと思う。
●No.1928/06.8.2
「ものづくり
 学校。」
廃校になった東京都世田谷区立池尻中に建築・映像・写真・広告など“何かを作っている人(会社)”のコミュニティがある(『コマーシャル・フォト』8月号)。従来概念では「ものづくり」以外の参加が多いが、それもよし。それより都心の中学の廃校の方が気になる。
●No.1927/06.8.1

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