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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2005年11月
「率直に
 申し上げて
 趣旨は
 理解
 し難い。」
と武部自民党幹事長の「(耐震強度偽装の)悪者探しはいけない」発言に対し北側国土交通相(本日の『朝日新聞』夕刊)。日本人が圧倒的に支持する政党の要職にある人物の水準がこれだものね。自民に投票した無責任な人のうち武部さんのこと何%知っていたのかなぁ。
●No.1682/05.11.30
「伊東
 マンショ 。」
教科書で見た名前だけど、つい「マンション」と読んでしまう自分が恐い。天正遣欧使節代表・伊東マンショらの肖像画が発見された(本日の『朝日新聞』夕刊)。それにしてもマンションも恐いですが、武部幹事長の「悪者探しはいけない」発言が問題化しないのも恐い。
●No.1681/05.11.29
「意匠と
 構造。」
当社クライアントの一級建築士事務所の社長と打合わせ。自ずと話は構造計算書偽造問題になる。そもそも一級建築士はこの2つに職域が分かれ意匠の建築士に構造は分からないがテレビでコメントする輩は怪しいとか。原因の根源は設計費のダンピングと力説されていた。
●No.1680/05.11.28
「普通の
 男じゃ
 相手
 できません 。」
とは本日出席した元スタッフの披露宴における新婦の小学生時代からの友達の言葉。冗談ではなく繊細な神経を真面目に心配した言葉だ。彼女と接してきた私にもその意味は分かる。さて果たして言われた新郎に覚悟はあるか。でも結婚生活、始まってみないと分からない。
●No.1679/05.11.27
「The
 greatest
 thing in
 the world
 is to
 know how
 to be self-
 sufficient 。」
世界で最も素晴らしいことは自立の方法を知ることである(『人生を豊かにする英語の名言』)。先日手がけた若者調査で、自立の自覚のない割合が高いという結果を得た。定義にもよるが、女子ゴルフのP・クリーマーと横峯さくらの差程度に日本人は米国人より子供だ。
●No.1678/05.11.26
「機嫌。」
今日の「美人の日本語」はこの言葉。もとの意味は「そしり、嫌うこと」で、日本人はそうならないため機嫌を大切にした。「ごきげんよう」の挨拶も相手が気分よく過ごせますように、との願いを込めたものとか。皆さん今日のご機嫌はいかがですか? どうかご機嫌よく。
●No.1677/05.11.25
「僕の力
 です。」
と言ったみのもんた、やはり許せない(本日の『朝ズバッ!』)。耐震強度偽装に関わって番組出演したヒューザーの小嶋社長に対し、即日の転居費用提供の言質を取った迫力は確かに凄かったが、この尊大な自画自賛には呆れた。ずっと支持してきたが何とかしてほしい。
●No.1676/05.11.24
「治療
 される側も
 助かる
 条件を
 知らなく
 ては
 ならない 。」
とは本日、取材で訪れた神戸市中央区・HAT神戸内「人と防災未来センター」の展示中の言葉。軽傷者が傷を縫合してもらえないのは重傷者の傷を縫合し助けるためであると理解すべきということ。いきなり見せられた7分間の阪神・淡路大震災再現映像は衝撃的だった。
●No.1675/05.11.23
「これからは
 市長と
 呼ぶよ。」
とは米国ミシガン州ヒルズデール高のP・ベック校長(『アエラ』11.28号)。市長と呼ばれるのはこの高校の3年生のM・セションズ君。今月見事、市長選に勝利した。小規模市の市長は米国では名誉職に近いパートタイム制らしいが、思い切りいいです、アメリカ。
●No.1674/05.11.22
「足で
 語れ。」
は野球解説者の佐々木信也氏が、かの故小西得郎氏に言われた言葉(『THE NIKKEI MAGAZINE』11月号)。それだけ取材ネタを集めろという意味だが、今行っている解説者は「全体の半分」とか。この点ではマラソン・駅伝解説の増田明美さんが一番凄い。
●No.1673/05.11.21
「遺体。」
と紛らわしいから店名を変えてと毎日抗議を受けたという、ザ・ボディショップ創業者のアニータ・ロディック氏(昨日の『朝日新聞』朝刊)。母から学んだ無駄を排する質朴な生活習慣が経営の原点になっているとか。これからはこの店の看板を見る度に思い出しそうだ。
●No.1672/05.11.20
「おてて
 きれいに
 して。」
が戦火の下、4歳で亡くなった妹さんの最後の言葉だった(本日午前深夜の『神戸大空襲』)。「全裸でうつ伏せに死んでいる幼女が娘かどうか確かめられなかった」母の無念。「原体験者が消えてしまう」との思いで戦争を語り綴る人達。想像力の欠如が風化を促進する。
●No.1671/05.11.19
「Ro-
 nin。」
の物語に興味があるというニューヨーク出身の米国人女性を本日朝、五反田駅から泉岳寺駅まで導いた。May I help you?と声をかけてみたのである。Roninとは赤穂四十七士たちのこと。六本木ヒルズを教えたら「そんな場所はたくさんあるわ」と言われた。
●No.1670/05.11.18
「日米関係が
 良ければ
 良いほど
 中国、
 アジア
 諸国を
 はじめ世界
 各国と
 良好な
 関係を
 築ける。」
という小泉議員の言葉はいかなる根拠を持つのか。米国の軍事力と発言力への最大限の賛辞か。しかし「だが、現実はまったく違う」(本日の『朝日新聞』朝刊)。こんなにおかしいのに小泉は絶大な支持を得ている。読売・産経は日米会談支持とか。日本はいまおかしい。
●No.1669/05.11.17
「アメリカ
 だけが
 世界で
 しょうか?  」
は、明日発売の「クーリエ・ジャポン」のキャッチフレーズ(本日の『朝日新聞』朝刊)。正に小泉議員に言ってやりたい言葉です。“友達”ブッシュが来日しますが、小泉さんは平気で「アメリカこそが世界」と言うでしょう。そして病気の牛の肉を我々は食べるのです。
●No.1668/05.11.16
「消える
 日本語。」
を特集している「文藝春秋」(12月号)。実を言うと「ありがとう」「おはよう」などと、言葉よりむしろその背景に重きが置かれた内容で期待外れだったのだが、佐藤愛子氏の「あーらいやだ、オホホホホ」が面白かった。昨今の「ワーハハハハハァ」には慎みがない。
●No.1667/05.11.15
「個人情報
 保護法。」
を根拠に浸水被害を受けた東京都中野区民が区に苦情を申し立てた。NHK受信料免除と都税減免措置のために氏名・住所を教えたのが理由らしいが、「どんな不利益を恐れたというのだろう」と江川紹子氏(本日発売の『サンデー毎日』)。その通り! 日本人はおかしい。
●No.1666/05.11.14
「事業の
 目的は
 顧客を
 つくり出す
 こと。」
他に多くの名言を残したピーター・F・ドラッカー氏が一昨日亡くなったのを本日知った(『日本経済新聞』本日朝刊)。“利益をつくる”のと“顧客をつくる ”のは違う。堀江貴文氏は村上世彰氏を擁護するが、村上ファンドは顧客より明らかに利益をつくる印象が強い。
●No.1665/05.11.13
「チーズの日。」
が昨日だったなんて、チーズの話題を取りあげながら全く知らなかった。今日、偶然、東京・青山のスパイラルホールで「CHEESE FESTA 2005」に入場するまでは。会場では無料の試食とセミナーが展開。輸入チーズの半数近くを豪州産が占めることも知った。
●No.1664/05.11.12
「ナチュラル
 チーズ。」
について特集している「メトロポリターナ」(11月号)。森元首相はミモレットをご存知なかったようですが、私の一番がそれ。先週末、モツァレラの次はゴルゴンゾーラと二晩続けてチーズ入りじゃが芋ベーコンを作り、白ワインで食しましたがお手軽なのに美味です。
●No.1663/05.11.11
「観音様が
 ついて
 いる。」
のだそうだ美輪明宏・江原啓之・森久美子の3人には(昨夜の『オーラの泉』)。守護霊が共に観音様で霊の声を聞ける同士のトークが不思議だった。先日訪れた長谷観音に置かれた栞に「人の音=声を、観る=聞く」と「観音」の意が書かれていた。政治家には不可能だ。
●No.1662/05.11.10
「医療版
 グーグル。」
患者が必要な情報に早くたどり着けるよう、日常使う症状などで情報検索できる医療サイトが5年の開発期間をかけて米国で生まれた(本日の『日本経済新聞』朝刊)。日本人の入院平均が世界断トツという記事も。しかしこのような専門的な検索は他にもニーズありそう。
●No.1661/05.11.9
「山手線、
 一時
 全線
 ストップ。」
と一面に見出しを立てた「朝日新聞」昨日夕刊。私も正にその被害者の一人だった。渋谷から五反田へ行くのに埼京線で大崎まで行き一駅、山手線(内回りは既に復旧)で戻って無事到着。私鉄のお詫び放送も過剰ではあるが、JR東日本の放送にお詫びの言葉はなかった。
●No.1660/05.11.8
「万年筆は
 生き物
 みたいな
 もの。」
と北方謙三氏(昨夜の『ソロモン流』)。「三国志」を1日50枚ずつ万年筆で書き続けたという。恥ずかしながら万年筆で疲れるほど書いたのは卒論が最後だ。原稿用紙のマス目を埋める作業にいまはとても耐える自信がない。氏の処女作から5冊連続で読破したものだ。
●No.1659/05.11.7
「不審物。」
を発見されたら駅係員にお知らせください、という掲示をよく見かけるが、果たして「不審物があります」という通報は何件あったのだろう。これで警戒強化と言われても困る。私は渋谷駅ホームに紙袋が置かれていると足早に立ち去る。皆さんそれだけで通報できますか?
●No.1658/05.11.6
「今月も
 よろしく
 お願い
 いたします。」
と言いつつ両手を添えて習い事の月謝は渡すように躾たいと「ラルース」(11月号)。最近は月謝を投げたり、ふざけてお金を抜こうとする子が見受けられるとか。株式教育の必要性が叫ばれている。米国では常識と言うが、働いてお金を稼ぐ意味を教えなくていいのか。
●No.1657/05.11.5
「もくがん。」
と、確かに昨日の東日本実業団対抗女子駅伝の第1区実況においてアナウンサーは言った。選手間の距離について「もくがんでも◯メートル離れています」と。彼は目測、目算、肉眼のいずれかを浮かべていたのだろうが、想像もつかないミスに唖然とし失望を通り越した。
●No.1656/05.11.4
「電話よ
 鳴るな。」
Suica開始の当日、責任者だった椎橋章夫・JR東日本鉄道事業本部Suica部長はそう祈ったそうだ(本日午前深夜の『プロジェクトX』)。開始直前まで運賃計算のプログラムを改善していたとか。チェックを待つ身の私も時折、こんな気持ちになることがある。
●No.1655/05.11.3
「これで
 市場と
 言えるか。」
で始まる「朝日新聞」本日朝刊の東証システム障害批判の社説。NHKと安倍晋三に対し完全に逃げ腰の報道機関がよくも堂々と批判できるものだ。確かにシステムのセキュリティは基本中の基本だが、諸システムのトラブルは日常茶飯事。これは現代人全ての問題である。
●No.1654/05.11.2
「学校
 図書館が
 生まれ
 変わり
 ます。」
と「しながわ」(11.1号)。東京都品川区の学校図書館が運営スタッフによる助言や区立図書館からの本の貸出しサービスなどを開始するのだとか。インターネット社会になり図書館に行かなくなった。いま子供達の「読書」はどれだけ減っているのか増えているのか。
●No.1653/05.11.1

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