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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2005年3月
「大きな金は
 残せない
 けど、
 小金はね。
 ひと昔前の
 社長だね 。」
と自社社長を“評価”した本日23時過ぎ山手線のサラリーマンさん。よく言うよ。日本人は皆が一家言持つが故に仕事が円滑に進まないという意見もある。偉そうに自分ができない事を置いて堂々と人を評価するなよ。社長はあなた方の人生に責任を持っているんですよ。
● No.1438/05.3.31
「60年代、
 誰もが
 ひたすら
 議論
 していた。」
と写真家の平沢豊氏(『サンデー毎日』4.10号)。「あの頃に徹底的に考えることの重要性を知りました」とも。口下手だった私も大学での議論を経て社会を見る目が変化していくのが嬉しかった。いま大学生はどう変わったのか変わらないのか。この目で確かめたい。
●No.1437/05.3.30
「連れて
 行かれ
 ちゃうよ。」
という言葉を発した母親のことを25日のプログに書いたが、本日、取材で訪れたJR「川崎」駅東口階段下で、またしても同じ言葉を聞いた。確かにいま街は危険である。しかし、だからといってこの言葉を子供達に聞かせることはプラスではなかろう。安易だと、思う。
●No.1436/05.3.29
「自然環境の
 重要性に
 どのような
 叡智の種を
 植え付けて
 いけるか。」
と「朝日新聞」本日夕刊。「自然の叡智」と環境をテーマにしながら見事に何も語らないテレビの「愛知万博」リポートには呆れ返る。羽田空港のリニューアルオープンと何も変わらない。だいたい政府が二酸化炭素削減をあきらめた国のイベントだ。期待できる訳がない。
●No.1435/05.3.28
「どこよりも
 娼婦の館に
 いる時が
 一番
 くつろげる。」
とはアンリ・ド・トゥルーズ=ロートレックの言葉(昨夜の『美の巨人たち』)。幼少時の骨折から伯爵であった父に見捨てられ、やがてパリの娼館に入り浸っていく彼の生涯を初めて知る。淡々かつ重厚な小林薫の語りの内に濃密に芸術家達の人生を描くこの番組が好き。
●No.1434/05.3.27
「パッション。」
なる言葉には「情熱・激情」などの意味のほかに「受難・苦痛」という意味があると小池真理子氏(『婦人公論』4/7号)。確かに、と頷ける事実だ。人は情熱を傾けると同時に、情熱の先にある目標との葛藤に悩み苦悩する。でも自分が選んだ人生だ、それもまたよし。
●No.1433/05.3.26
「『キラー
 通り』の
 名付け親は
 私。」
とコシノジュンコさん(『朝日新聞』本日夕刊)。堺屋太一氏に「通りの名は誰が付けてもいい」と言われ自店の案内に「キラー通り」と印刷してから皆がそう呼ぶようになったのだとか。こんなコトが実現するのもファッションのパワーだろうが、お金以上の財産ですね。
●No.1432/05.3.25
「バガ
 ボンド。」
に憧れていたと、大林宣彦氏(『ツインアーチ』4月号)。宮本武蔵を扱った井上雄彦氏の漫画で一躍有名になったこの言葉はフランス語で「Vagabond=放浪者・放蕩者」を指す。「紀行」って名前だけど旅に縁がない私。バガボンドには程遠い人生を生きている。
●No.1431/05.3.24
「座禅を
 深めて
 いくうちに
 満足を
 求める心
 こそが
 誤りである
 ことに
 気付く。」
とは安泰寺住職のネルケ無方師(『サンデー毎日』4/3号)。兵庫の山奥にあるこの禅寺では様々な国籍の外国人が修行する。「見返りを期待するな」という言葉が印象的だ。欲を出さねば平和な事柄が、いかにこの世の中多いことか。そうありたいと思う心が常にある。
●No.1430/05.3.23
「とても
 村上的な。」
なる形容は現代中国において音楽・絵画・写真から歩き方に至るまで村上春樹的匂いのする事象に用いられるのだとか(昨夜の『視点・論点』)。既に上海中心に100万部近くを売り上げた「ノルウエイの森」のような作品は外国文学に例がないという。ノーベル賞近い?
●No.1429/05.3.22
「幻想
 じゃ
 ない?」
と淀川美代子「ギンザ」編集長(『アルネ』(11))。大橋歩さんの「(淀川編集長時代の)『オリーブ』は刺激的だった」という評価に対して。「アンアン」編集長も務めた淀川さんは過去の業績を「今見たら何てこともない」と一蹴。ただ前を向くのみ、これぞ正解。
●No.1428/05.3.21
「不良行為を
 きちんと
 注意する
 大人は
 わずか
 一割。」
なる内閣府の世論調査が発表された(本日の『日本経済新聞』朝刊)。理由は「暴力を振るわれる恐れがある」で78.8%。私も同様である。昨今、注意を巡るトラブルから発した殺人事件が目立つ。我々は恐ろしい頭脳を持った人間を既に生み出してしまったのである。
●No.1427/05.3.20
「13日間
 連続で
 十八番を
 2席ずつ
 やるという
 十三夜
 という
 ものが
 あるん
 ですよ。」
10年後にその独演会を夢見る笑福亭鶴瓶さん(『R25』3/18→3/24)。こんな明確でいま歩む道の先にある目標を持てるなんていいな。でも十八番って自他共に認めるものだから、これは芸人として凄い覚悟と自信だ。まだ私は自らの十三夜を見つけていない。
●No.1426/05.3.19
「一瞬だけ
 肌の調子が
 よくなった
 気が
 しました。」
とはテレビ関係のスタイリストをする妻の女友達からのメール。理由は速水もこみち・小池徹平・小出恵介出演の情報番組をスタジオで見ていたかららしい。美女なのに彼氏不在の彼女をそれほど夢中にさせる超視聴率のドラマを私は見ていない。「ごくせん」明日最終回。
●No.1425/05.3.18
「ジッカー。」
とは実家の母親に子供の世話をしてもらって働く女性のこと(『コマーシャル・フォト』4月号)。親が価値観を子に押しつけず、夫が妻の行動に過度に干渉しない現代の人間関係が背景にあるのだとか。女系化と指摘されていますが基本的によいことではないでしょうか?
●No.1424/05.3.17
「イタリア軍
 段階撤退。」
と「朝日新聞」本日夕刊。親米派のこの国を動かしたのは、もちろん国防省高官の射殺事件だ。これこそ世界の常識なのだと思う。奥参事官と井ノ上書記官の射殺の原因は究明されていない。全ての問題が究明されないこの日本という国に真の復活はあり得ないと私は思う。
●No.1423/05.3.16
「私が初めて
 日本を
 訪れた時、
 私は
 あなた方
 日本人に
 精神的
 成熟と
 物質的成熟
 を両立
 させる
 ポテン
 シャルを
 大いに
 感じた
 のです。」
とダライ・ラマ氏(『ブルータス』4/1号)。初来日は67年だが、その後の日本社会の発展に比し、日本人の精神的成熟が進んでないことは明らかだ。またまた精神世界ブームなのだとか。心とか精神とかがどんどん軽くなっている。それは単なる気分じゃないのかい?
●No.1422/05.3.15
「心臓ペース
 メーカーを
 人質にとる
 必要は
 まったく
 ないだろう。」
と本日の「朝日新聞」夕刊。未だに心臓ペースメーカーに支障があるのは携帯電話メーカーの改善能力の問題か本当なのかと咬みつく。電車内の携帯電話使用は心臓ペースメーカーを持ち出すまでもなく全面禁止すべきだし、電源を切る行為は皆、面倒と感じているはずだ。
●No.1421/05.3.14
「隠居。」
について語る「日本経済新聞」本日朝刊。最近は定年後の人生をサッカーのロスタイムに喩えるのだとか。60歳定年でもすぐ年金がもらえる訳ではない現代。私は最近よく10年後を考える。(世間で言う)定年後ではなく定年前に人生を変えるには如何にすればよいか。
●No.1420/05.3.13
「次は
 還暦に
 なる前に
 やり
 ましょう。」
本日、母校である神奈川県立新城高校の卒業30周年記念同期会に出席。30年ぶりの再会なんて人生にそうある出来事じゃない。スクリーンに映される当時のスナップ写真を見ながら懐しさはあったが、それより皆が元気なのが嬉しかった。来年、殆どが50歳を迎える。
●No.1419/05.3.12
「家は
 1軒も
 持って
 ないし、
 クルマは
 1台のみ。
 それも
 トヨタの
 プリウスだ。」
とレオナルド・ディカプリオ(『ギンザ』4月号)。福祉活動に取り組むと言う彼の20年後が楽しみだ。ギルバート・グレープの白痴の少年役は、マイ・レフトフットで脳性小児麻痺の役を演じたダニエル・デイ=ルイスの次に(精神障害の演技として)素晴らしかった。
●No.1418/05.3.11
「やりたい
 コト
 やって、
 死ぬ時に
 貯金通帳に
 100万円
 でも
 あったら、
 立派な人生。」
と、本日お会いした某社社長。全くその通りだと思う。やりたいコトをやるのは冒険でリスクもつきまとう。「冒険ができない貧乏人がホリエモンに何か言う資格はない」とも。いつも感銘を受ける方なのだが、私ももっと“やりたいコト”をやりたいです。これからです。
●No.1417/05.3.10
「用意周到・
 頑迷固陋。
 伝統墨守・
 唯我独尊。
 勇猛果敢・
 支離滅裂。」
順に陸海空の三自衛隊の気質について皮肉を込め広報担当者が綴ったものだそうだ(本日の『日本経済新聞』朝刊)。航空自衛隊だけ色が違うのが面白い。「あなたの会社はどんな八文字?」なんて問われても答えようがないが、発想自在・執筆巧緻でありたい、とは思う。
●No.1416/05.3.9
「俺は
 お前を
 信じている。」
と、山口良治・伏見工業ラグビー部監督は生徒達に言い続けた。信じていた生徒の喫煙を知った時も、やはりこの言葉を放って一対一の練習に挑み立ち直らせた。スポーツを全うした男の自信があるからこその徹底したこの指導力。本日の「プロジェクトX」にまた涙した。
●No.1415/05.3.8
「人間の
 大きさって
 振り幅
 なんだな。」
と今月、九代目林家正蔵を襲名する林家こぶ平師匠(本日発売の『サンデー毎日』)。先代の高座は生で何度も見たが新正蔵の落語には接したことがない。“振り幅”とは幸と不幸の幅。人間、不幸な時もあるが振り戻して幸と成す力が大きさだと言う。その通りだと思う。
●No.1414/05.3.7
「『橋本
 喚問』は
 どうした。」
と「朝日新聞」本日朝刊・社説。テレビは毎日ライブドアVSフジに堤さんの生い立ち。これに今日から鹿内さんまで加わった。もっと他に報道することがあるだろうとブログに書いたが、確かに1億円を授受した生々しい証言があるのに、追求はどうしたテレビに政治家!
●No.1413/05.3.6
「ユーミンの
 歌碑。」
が「立川」駅からJR青梅線で一つ目の「西立川」駅と国営昭和記念公園間に架かる橋上にある(『ファミリー109』3月号)と知った。その歌とは「雨のステイション」。6〜7年前この寂しい駅にあった販促代理店に何度も行った。あの歌がこの駅で生まれたなんて。
●No.1412/05.3.5
「学者に
 二代なく、
 長者三代
 伝わらず。」
と「朝日新聞」本日夕刊・素粒子。金の持ち過ぎも考えものということか。なくても困るが、先日“2億の貯蓄があるのに相続人がおらず使い切れずに病床にある人”の話を聞く。苦労をせず育つと人間どこか欠落するのか。プリンスホテルパークタワーどうなるんでしょ。
●No.1411/05.3.4
「これからは
 どれだけ
 がんの
 ことを
 忘れて
 いる時間を
 作るかが
 大切
 だよ。」
という主治医の言葉に前向きになれたと絵門ゆう子さん(本日の『朝日新聞』朝刊)。「またすぐ病院に舞い戻るのでは」という危惧がその一言で消えたという。最近よく「言霊」の意味を考えます。自分自身にも他人にも、配慮して言葉を口に出すって、本当に大切です。
●No.1410/05.3.3
「覚悟
 という
 言葉を
 口にする
 人が増えた。」
と山崎浩一氏が(軍国主義的な)危険な風潮の日本を憂えた(本日の『朝日新聞』夕刊)。「とにかく勇ましい」と揶揄するが私も同感。皆なぜこうも力による論理が好きなのだろうか。 攻められてもいいのか? と問われるかもしれぬが、救う気はあるのかと逆に質したい。
●No.1409/05.3.2
「飢餓調査。」
とは、普段当たり前にある商品が突然姿を消した時に、人は何を思いどう行動するかを調べる調査らしい(本日の『朝日新聞』夕刊)。あえて「ない」状況を作り出すのが限定販売だ。私の場合は何だろうか? やっぱり、一般人に比べて使わないとはいえ携帯電話だろうか。
●No.1408/05.3.1

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