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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
「次は
 出演料だけ
 でなく、
 脚本も選び
 ましょうね。」
と「(年間で最低な映画や俳優に贈られる)ゴールデン・ラズベリー賞」最低主演女優賞の受賞スピーチでハル・ベリーさん(『キャットウーマン』)。自らのアカデミー賞受賞時を演技で再現するという見上げた女優魂。一挙にこの人好きになっちゃいました。凄いです。
●No.1407/05.2.28
「南セント
 レア市。」
愛知県美浜町と南知多町の合併後の市名が決定した時、全国から批判が集まったとか(本日の『日本経済新聞』朝刊)。確かに日本の地名としては奇異だが、そもそも思想なき合併地名は明治以降の合併でも数多い。地名に異議を唱える前に安易な合併をこそ考えてほしい。
●No.1406/05.2.27
「関東
 大震災の
 発生前、
 今回の
 地震が
 発生した
 茨城一帯で
 地震が
 頻発して
 いた。」
と「週刊現代」3/5号。2月16日、茨城県南部を震源とする地震が起きた日、知人が地震雲を見ている。先日は床屋のご主人から地震についての話題を振られた。いろんな人が関東地方の地震に関心を持っていて政府も30年以内の発生を70%と予測する。恐いです。
●No.1405/05.2.26
「いよいよ
 3月に
 完成する
 新「首相
 公邸」の
 知られ
 ざる内部。」
日本の首相を務める小泉議員は当社近くの東京・東五反田に住む。テレビは「東京・品川区の仮公邸」までしか言わないが、この3月、新公邸が完成する(「R-25」2/25→3/03)。24時間情報収集できる執務室は当然だが、この人は聞く耳を持っているのか。
●No.1404/05.2.25
「官か
 民かに
 かかわり
 なく、
 ガバナンス
 (統治)の
 崩壊が
 進んで
 いる。」
と金子勝・慶大教授(本日の『朝日新聞』夕刊)。日本の財政赤字は深刻で2014年にプライマリーバランス(国債費を除く歳出と国債発行を除く歳入との差)を均衡化するには消費税率を21%にする必要があるとか。自浄作用が働かず手遅れなのはこれだけではない。
●No.1403/05.2.24
「時代遅れの
 爺さん
 たちに、
 ITの
 世界を語る
 価値など
 ない
 のでは?」
とライブドア・堀江貴文氏のブログ「社長日記」への書き込み。日本の商慣習に照らしてどうかの疑問は残る。ただし、テレビで発言する方々の多くは20代も含め堀江さんの頭脳のなかにあるインターネット戦略を理解していない“時代遅れ”なのではないか? 私もだが。
●No.1402/05.2.23
「どうにも
 止まり
 ません。」
と「朝日新聞」本日夕刊・素粒子。国民年金保険料未納者数が2年間で120万人も増え、男性人口が戦後初めて減少に転じたとか。逆に内閣支持率が33%から41%に回復。小泉内閣を支持し続ける愚かなる日本人の意識を、政治学や社会学はどう分析するのだろうか。
●No.1401/05.2.22
「日本の
 文化の
 発祥の地
 というのは
 花柳界
 なんで
 ござい
 ますよ。」
と澤村田之助丈(『銀座十五番街』154号)。小唄・清元・長唄などの芸を昔の政治家・実業家が育てて来たと言う。「花柳界(かりゅうかい)」という言葉もいい響きで好きですね。もう死語でしょうか。でも私だって恥ずかしながら小唄と長唄の違いが分かりません。
●No.1400/05.2.21
「こんなに
 戦争が
 絶えない
 のは、
 どこかで
 戦争を
 おいし
 がっている
 奴がいる
 からか。」
と増田れい子氏(『暮しの手帖』14号)。一説によると米国勤労者の8割が戦争に関わる産業に就いているのだとか。非戦を叫べば非現実と言われる。しかし分かっているのは、戦時において国は決して国民を守らないという点である。政治家殆ど戦地に行かないでしょ?
●No.1399/05.2.20
「落ちる
 とこまで
 落ちたら
 もう
 落ちま
 へんで。」
と庄司歌江さん(本日の『素顔が一番!』)。50年前に漫才の道に踏み込んだ際の苦労はとても私には想像できない。「今の人はその前にやめる」という言葉は忍耐力のない現代人全てへの警鐘である。27歳でコピーライターとして歩み始めた私の3年間も苦痛だった。
●No.1398/05.2.19
「『感動を
 もらった』
 とかも
 気持ち
 悪い。」
と大道珠貴氏(『ブレーン』3月号)。対談相手の久世光彦氏も同意見。元気や勇気をもらうのも当然、気持ち悪い。多くはスポーツ実況に由来するが、アナウンサー達の自己陶酔を戒めぬテレビ局の姿勢には落胆を通り越す。まっ、落胆するものは一つじゃないですから。
●No.1397/05.2.18
「どうにも
 ならない。」
イラク問題も、年金も「世界は『なんともならない、どうにもならない』の行き止まり状態」と橋本治氏(『広告批評』2・3月号)。しかし、それを打開する動きが生まれていると言うが果たしてそうか? 抽象的な説明で意図が分からない。私にはとてもそうは思えない。
●No.1396/05.2.17
「政権
 失う
 可能性も。」
と、結党50周年に向けて自民党中堅議員が作成した文書(本日の『朝日新聞』朝刊)。「密室イメージを払拭」「古い自民党を印象づけてはならない」と危機感が滲む。こんな事書くんだったら、小泉議員を首相の座から降ろしてからにしてほしいけど、人気者だもんね。
●No.1395/05.2.16
「『先生』と
 心底から
 呼べる
 ような
 教師が
 どれほど
 いるか。」
と本日の「朝日新聞」夕刊・素粒子。寝屋川市の事件で少年の動機をああでもない、こうでもないとうるさい。学校を、教師を、そして親を、軽蔑とか嫌悪する対象として見る子供を育ててしまった学校・教師・親が主原因ではないか。漠然とした不満なんて昔からあった。
●No.1394/05.2.15
「あの本は
 私の見た
 ことの
 半分も
 記述して
 いない。」
とはマルコ・ポーロの臨終の言葉(本日の『朝日新聞』夕刊)。あの本とはもちろん「東方見聞録」だ。“嘘八百のマルコ”と異名をとったという彼の(万里の長城など)実際に見た物が実は書かれていないという事実。堀江社長の狙いも、私は世間の評価とは違うと見る。
●No.1393/05.2.14
「自分の
 子供が
 加害者に
 なるかも
 しれない。」
という女性達の恐怖を正面からメッセージした野田聖子議員(本日の『サンデープロジェクト』)。もちろん金額面の助成や保育制度の充実は大切だが、与野党問わず多くの男性政治家達には理解不能か、為政者としては指摘されたくない点であろう。しかしこれも真実だ。
●No.1392/05.2.13
「じゃあ
 また
 明日。」
と言い続けながら医師の宣告した寿命を更新し続けて生きる飯島夏樹さん(昨夜の『天国で逢おう-末期がんウインドサーファーの家族、その愛』)。その真実の家族愛と何より死と向き合いながら悲壮感なきその生き方に勇気づけられた。正しく、正しく、これこそが愛。
●No.1391/05.2.12
「マクド
 ナルド前期
 3期ぶり
 最終黒字。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。アップルから転身の原田永幸・代表取締役CEOと言えば「『雨で売上が悪かった』というメモを『雨が降ったらもっと売れる方法ない?』というメモに替えよう」と意識改革に取り組んだ方。それが現実の成果に結びついた。カッコいい!
●No.1390/05.2.11
「会議室
 芸人。」
とは吉本興業のタレント(『芸人』ではないと思う)で「ルミネtheよしもと」の舞台に上がるまでレベル別に階層化されたなかの最低ランクで客の前に立てない若者達のこと(本日の『朝日新聞』夕刊)。テレビに出てくるレベルでもひどいのに、と思わざるを得ない。
●No.1389/05.2.10
「公平を
 目指す
 なら、
 すべての
 問いに
 答え
 られる
 データが
 要ると
 反省
 しました。」
と「Fair Trade」による事業を展開しているサフィア・ミニーさん(本日の『朝日新聞』朝刊)。例えば“遺伝子組み換えは農薬減らしに寄与すのでは”という問いに。誠に立派で広告への警告でもある。私はフェアトレードのコーヒー豆しか愛用していませんが。
●No.1388/05.2.9
「読解力。」
全国300校の進路指導教諭にアンケートをとったところ高校生の能力で最も落ちているのはこの力だったとか(『サンデー毎日』2.20号)。読解力とは行間に込めた作者の思いを推し量る力でもある。そしてそれはコミュニケーション力にも結びつく。手遅れや否や。
●No.1387/05.2.8
「助け
 合える
 社会を
 つくり
 たい。」
と訴え続けたバリアフリー推進コンサルタント・石川大輔さんが先月8日に亡くなられていた事を「朝日新聞」本日夕刊で知った。昨年一度、本欄にご夫妻からメールを頂戴したので感慨深い。助けようと思っても私も勇気が出ない事がある。今年はまだ席を譲っていない。
●No.1386/05.2.7
「選挙年齢を
 18歳に
 引き下げ。」
る検討に入った公明党が自民党にも働きかけるとか(本日の『日本経済新聞』朝刊)。18歳への引き下げで幼い頃から信者となる創価学会の集票力が物を言う事は間違いない。それより国民の政治離れを放置し外相の名も知らぬ10代に選挙権を広げる論理は矛盾多すぎ。
●No.1385/05.2.6
「KENTA。」
とは本日訪れた「モンスーンカフェ」たまプラーザ店・担当スタッフの名。上京して2ヶ月と言うが実に気持ちよい接客。言わずと知れたグローバルダイニング経営だが、一度テレビで実力主義の一端を見てから興味があった。そんな視点で働きぶりを見るのも楽しかった。
●No.1384/05.2.5
「脱力
 すること。」
こそ「楽器の修練を阻む自分自身の内側にあるリキみや思い込み」の撃退方法と、ギタリストの窪田晴男氏(本日の『朝日新聞』夕刊)。力を抜く。スポーツでも繰り返されるこの言葉を目指しおよそどの業界でも切磋琢磨しているのだろう。書く仕事も同じかもしれない。
●No.1383/05.2.4
「焼きたて
 !!ジャ
 ぱん。」
はケーキ屋で修行中の義妹に教えられ3巻まで読んだが、テレビと連動して発売したパンが人気なのだとか(本日の『朝日新聞』夕刊)。「コンビニは情報を付加したオリジナル商品の開発に必死」とあるが確かに。売れ筋ばかり並べたら差別化できなくなった現実がある。
●No.1382/05.2.3
「Money.」
って、米国の中高生の間ではいまCool!(カッコいい!)に代わる言葉なのだとか(『週刊ST』FEBRUARY 4)。Dudeが男で、Shnapがうざったい! 言葉遊びの特権は日米共に10代にあるのか。でも古い言葉の継承は文化その物の継承なんですから!
●No.1381/05.2.2
「ひととは
 妙な
 生き
 ものよ。
 悪いことを
 しながら
 善い
 ことをし、
 善いことを
 しながら
 悪事を
 はたらく
 ことも
 ある。」
とは、「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵役で人気の二世・中村吉右衛門丈がこれまでに最も気に入った平蔵の台詞(本日の『朝日新聞』夕刊)。正に真理、それこそが人間。皆様も身に覚えがあろう。しかし、だからと言って悪事を働いた者を見過ごす訳にはいかぬ、橋龍さん。
●No.1380/05.2.1
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