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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2023年4月分
「観自在。」
般若心経の最初に出るこの「自分の在りようをよく観る」という意味の言葉が好きだと大谷徹奘・薬師寺執事長(先月の『読売新聞』朝刊)。「自分と対話する」という私のテーマに似る。ポジティブにもネガティブにも、自分を客観的に見る視点なくしては生きられない。
●No.7605/4.30

「快適っていうより、
 効率的。」
と、東野幸治氏の「 (ChatGPTは)快適になる?」という発言に答えた太田邦史・東大副学長(先日の『ワイドナショー』)。「快適」という広範囲な意味ではなく情報収集が省力化する点に焦点を当てた言葉を選んだ訳で語彙が枯渇化する現代人への皮肉になった。
●No.7604/4.29

「最期のときに何を食べたいか。」
というお決まりの質問に「イモッケ」と答えた佐藤愛子氏 (『九十歳。何がめでたい』)。「じゃが芋を茹でて潰して揚げたもの」らしいが「記事に重みがつきます」と言う相手に「イモッケなど、誰が食べたいと思うかい!」と毒づく落ちが秀逸。この質問、私も嫌いだ。
●No.7603/4.28

「自分で自分を信用することから
 始めよう。」
というフレディ・マーキュリーの言葉を「yes!〜明日への便り〜」で紹介。「クイーン」でデビュー後に「ロックなのに曲構成が複雑すぎる」「ディープ・パープルの亜流にしかすぎない」などと酷評されながら放ったこの言葉に、改めて自分を信じる大切さを感じた。
●No.7602/4.27

「遠回りやからこそ、
 見える景色がある。」
とアンミカ氏(先日の『Skyrocket Company』)。「モデル事務所も20回受けてダメで、無理に面接を頼んでも落選」という苦悩続きの人生を回想。「あかん、何で私ばっかり」と思ってる人に「将来、絶対宝になるから」と励ます“アンミカ教”、強烈。
●No.7601/4.26

「生き様って言葉が、
 いま死語に近く
 なってきている。」
と豊川悦司氏(先日の『ボクらの時代』)。「検索される」と自嘲したが、ネット上では特に死語の記述はない。ただ、この言葉を聞く機会が減ったことは確かだ。個性を貫く個性的な生き方に使われるが、仮に無軌道な人生を送ったとしても自らに使うには勇気が必要だ。
●No.7600/4.25

「ホットドッグを1個食べると、
 36分の健康寿命を失う。」
という米国・ミシガン大学らの21年の報告を「女性セブン」(4月27日号)で紹介。複数の食材を工業的に配合して製造された加工度合が非常に高いソーセージや菓子パン、清涼飲料などを「超加工食品」と呼ぶが、コンビニで買う際は多くを占めるだろう、避けよう。
●No.7599/4.24

「書きたいものが、
 やっと書けるようになった。」
と村上春樹氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。そんな思いに至り「『街と、その不確かな壁』という未完成な作品を書き直せると思ったわけです」と6年ぶりの同名長編刊行の意図を語った。当時の「文學界」でその小説を読んだ。観念的な記憶があるがどう変わったか。
●No.7598/4.23

「人と対話するロボ。」
の括りでChatGPTを紹介した先日の「日本経済新聞」朝刊。「使いこなすには人に知恵と知識の蓄えがいる」と書くが、一部で言われる通り誤った情報が多くコピペ情報も目立つネット情報から学習している限りそのまま使うことはできず、その問題は避けられない。
●No.7597/4.22

「石敢當。」
「いしがんとう」と言いながら曲がり角にあるそれを指した火野正平氏(先日の『にっぽん縦断 こころ旅』沖縄の旅)。中国で発祥した魔除けの意味の石碑で、日本では沖縄や鹿児島を中心に分布しているとか。「シーサー」は近所でも時折、見かけるが、今は世界に必要?
●No.7596/4.21

「『ありがとう、助かる』を、
 わざわざ口に出して
 言うようにしている。」
と夫・誉幸氏に関して君島十和子氏(先日の『キュレーターズ_マイスタイル×ユアスタイル』)。対談相手の平野ノラ氏も「言いたくないのに言わなきゃいけない」と呼応。「言わなくても分かるでしょ」という際も言うと語気を強めるが、それが当然とは思っていない。
●No.7595/4.20

「昨日寒くはないですけど
 涼しかったんで、
 なんかこの温度差が、ちょっと
 身体壊しちゃうかなと、
 思ったですけど。」
と29度が予想された「甲府」駅前の20代と思われる男性(本日12:15の『NHK ニュース』)。呂布カルマ氏の「気温で一喜一憂してる番組ですよね?」という「ゴゴスマ」評が痛快だが、少しくらい暑くたって寒くたって着る物くらい自分で考えろよと言いたい。
●No.7594/4.19

「Watching out
 for any action.」
「常に自分の行動に気を付ける」という意味の日本人の意識を先日の「COOL JAPAN」で指摘。「unspoken rules(暗黙のルール)」として飲食店の列に並ぶ行動も紹介。これがノーマスクを遠ざけるが戦争に向かう流れを堰き止められない場合もある。
●No.7593/4.18

「飛行機に乗れないのに、
 機内サービスの充実ばかり
 やってる。」
と産んでから(乗ってから)の手当てばかりの歴代政権の少子化対策を皮肉った河合雅司・(一社)人口減少対策総合研究所理事長(先日の『MOTIVE!!』)。未来が暗いと出産を避けるから政治家は明るいビジョンを発信すべきと。そこが根幹だと気付けよ、岸田。
●No.7592/4.17

「Moja bieda(わが哀しみ)。」
ショパンは第二の恋人・マリアとの破局を知ると、彼女からの手紙を束ねて包んだ上にこう記してリボンで包んだ(先日の『クラシックTV』)。「重い、重い」と 鈴木愛理氏。「別れのワルツ」は彼女を思って悲しむ心を表現したとか。私は打ちひしがれる恋を知らない。
●No.7591/4.16

「やりがいに正解はない。」
と (株)働きがいのある会社研究所・代表の荒川陽子氏(昨年の『ガイアの夜明け』)。「経営者は何をもってやりがいとしたいかを考えて手を打って」と述べたが、給与から社会的意義まで多様化するなか顧問先のデータ分析をお願いしたい。私は信頼に応えること、か。
●No.7590/4.15

「健康とは、肉体的、精神的及び
 社会的に完全に良好な状態であり、
 単に疾病又は病弱 の
 存在しないことではない。」
というWHO(世界保健機関)が1948年に発表したWHO憲章前文の定義を先日の「高校講座/保健体育」で紹介。ただこれでは身障者や単に視力が弱いだけの人も定義外になる。そこで「前向きでいられること」と杉山正明・星槎大学非常勤講師が提案した。当然だ。
●No.7589/4.14

「自然につながる日常、
 これを信じないで何を信じる。」
と土井善晴氏(先日の『ACROSS THE SKY』)。「信じられるものがない」と言う大学生を念頭にした発言だが「日常を疎かにしない、その全てに意味がある」とも。禅も日常を大事にするらしいが、日常にこそ生き方が出るから日々の生活と丁寧に向き合う、か。
●No.7588/4.13

「主要7か国で同性婚を法や
 制度で認めていないのは日本だけ。」
とスプツニ子!氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。「日本には性的少数者への差別を禁ずる法律もない」とも。「家族観や価値観、社会が変わる」と述べた首相の支持率が上がるというこの国の人権意識の薄さ。LGBTQって、多様化にとって大事なんじゃなかったの?
●No.7587/4.12

「蛙化現象。」
とは王女がたたきつけた蛙が王女に変わるグリム童話に由来し、逆の結果が訪れる現象を指すが昨今は女性が交際中の男性の言動に冷める事を言うとか。先日の「ワイドナショー」では、お会計で財布を出したり、フードコートでうろうろ、などが例示。誰もがやる行為だ。
●No.7586/4.11

「今日より今日に経歴す、
 明日より明日に経歴す。」
この「正法眼蔵」の一節を佐治晴夫氏が紹介(『SALUS』4月号)。氏は「過去、未来は全て現在のなかにあり実在するのは今このときのみ」と解釈した。「経歴(きょうりゃく)」とは瞬間に精魂を込めるという事か。「今を否定しない先に豊かな未来」と氏は書く。
●No.7585/4.10

「“自己満足”を否定的に
 使い過ぎる。
 自己が満足するんだから、
 最高だと思わんか。」
勝村政信氏が20代の頃なので30年以上前、甲本ヒロト氏に言われた言葉(『FOOT×BRAIN』)。“自己肯定感”という考え方が出始めた頃に自分の言葉で言った。自己の実力を見誤るケースで使用されることが多いが、逆の意味で使ってはいけない規則はない。
●No.7584/4.9

「サボればサビる。」
「Beauty Body Protocol大人のための下着の教科書」に掲載の20世紀のオスカー女優、ヘレン・ヘイズのこの言葉を先日の「あったかタイム」で紹介。美容の教訓にしたのだろうが、習い事や健康法など継続が価値を生む物事に共通する助言ではないか。
●No.7583/4.8

「『年ねぇ』は、なしで。」
とリスナーに助言した伊東ゆかり氏(先日の『Color of Life』)。「自分の『いま、したいなぁ』という気持ちを一日の内で全部必ずする」のを心がける。それができるのが、体調がよく健康で頭もクリアということでもある、という前向きな感性が素晴らしい。
●No.7582/4.7

「自分が全力出して頑張りきったって
 いうのが大事。」
と「サントリー生ビール」発表会&新CM発表会で山崎賢人氏(先日の『めざましテレビ』)。自分は不満足な場合でも他人が評価してくれるケースがあるから、と「新生活を生きる人」編というCMのテーマに掛けてメッセージした。これも自分との会話があってこそだ。
●No.7581/4.6

「自分が思ったよりも強く、
 思ったよりも弱く、
 美しい部分があり、
 醜い部分もあった。」
とは引退記者会見での村田諒太選手の言葉(先日の『読売新聞』朝刊)。「自分自身と向き合うことで、そういったものを見せてもらう旅だった」とも。人はやはり自分を知らない。「自分のことは自分が一番よく知ってる」という決め台詞は人生経験の浅さを露わにする。
●No.7580/4.5

「入り込み観光客数。」
とは「日常生活圏以外の場所へ旅行し、そこでの滞在が報酬を得ることを目的としない者」らしいが、「日本経済新聞」朝刊で15年の面積(1?)当たりの鎌倉市の数値が57万人で京都市の7万人とは比較にならない混雑ぶりを紹介した。年1回、長谷に行くが実感だ。
●No.7579/4.4

「しっくりくるかどうか。」
「東大8年生 自分時間の歩き方」の著者・タカサカモト氏が「(世俗的な価値に左右されない)自分時間のために大切なことは?」と問われた際の答えだ(先日の『MOTIVE!!』)。「しっくりこない」なら納得いくまで確認した方がいい。人生であればなおさらだ。
●No.7578/4.3

「私が持ってる12〜3個くらいの
 職業のなかで、たぶん
 プロレスラーが一番向いてるんですよ。」
多くの肩書をもつLiLiCo氏は映画コメンテーターなどより、左膝蓋骨(膝のお皿)骨折が原因で引退したプロレスラーという職に対してこう言った(先日の『SWITCHインタビュー 達人達』)。その理由は分からないが自分が納得できる仕事が一番ということか。
●No.7577/4.2

「この地球は、先祖から
 継承したのではなく、
 私たちの子供たち、子孫から、
 借りているのである。」
(一社)Earth CompanyのWEBサイトに掲げられるこのネイティブアメリカンの格言を代表理事の濱川明日香氏が説明(先日の『ACROSS THE SKY』)。継承したと思うと汚してもいいと考えがちだが借りていると思えば大切に扱うという視点が新鮮。
●No.7576/4.1

川中紀行のnoteもぜひご覧ください。
「今日の気になる言葉123」と一部が連動しています。
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