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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2022年11月分
「共和党を壊す。」
という脅しを共和党にかけ自らの党立ち上げをほのめかすのでは、とトランプの戦略に言及したエミン・ユルマズ氏(先日の『JAM THE PLANET』)。新党設立なら共和党には打撃なので結局、トランプが候補になる可能性を述べたが失敗を期待しつつ見守りたい。
●No.7454/11.30

「プティマンサン。」
とは「奇跡のブドウ」とワイン醸造家が呼ぶ耐病性ある白ブドウ(『メトロミニッツ』NOV.)。桜桃のような香りと豊かな酸が特徴的とか。温暖地向きで日本の収穫量も増加中。ただトップ3は甲州・ナイアガラ・シャルドネの順。ワインの銘柄を最近指定していない。
●No.7453/11.29

「顔パンツ。」
なる新語・流行語大賞候補について先日の「日本経済新聞」朝刊/春秋。「マスクを外し顔を晒す事への羞恥心を下着の装脱に例えたらしい。笑い話ではない。9割以上がマスク着用という実感だが、精神面への悪影響を軽く見過ぎると精神疾患は増え国際社会で恥をかく。
●No.7452/11.28

「低年金による生活困窮者。」
の増加を懸念した先日の「日本経済新聞」朝刊/社説。46年以降は基礎年金が19年時点の賃金に換算し月額4.7万円(現在6.5万円)まで目減りするのだ。ベーシックインカムや住宅確保支援の必要を語るが信用できない。予算は高齢者に手厚くない、まだ手薄だ。
●No.7451/11.27

「SOGI(ソジ)ハラスメント。」
のSOGIはSexual Orientation(性的指向/性愛の方向)and Gender Identity(性自認/自分の性の認識)の頭文字をとった。戸籍上は男で女と自認する会社員が上司のハラスメントで労災認定を受けた。日本は至る所に差別あり、だ。
●No.7450/11.26

「頭の大きさを調整できる。」
プリントシール機(プリ機)「トゥデイル」について先日の『日本経済新聞』朝刊。高い位置から光を当て目の立体感も強調する。自己肯定感の低さが調査でも明らかな20〜30代。顔のパーツを際立たせるのを「盛り」と言うらしいが、その先に待つのは過度な整形か。
●No.7449/11.25

「授業やめて、みんなで観よう!」
サッカーW杯のコスタリカ戦を生徒が授業中にチェックしているのを見つけた先生がこう言ったと高校生の息子から聞いた、スペイン・バルセロナ在住の中森有紀氏(本日の『JAM THE PLANET』)。「サッカー大好きなゆるい国」と言ったが、そのゆるさがいい。
●No.7448/11.24

「220兆円の住宅ローン債務。」
を6月に日本で記録したと先日の『JAM THE PLANET』。この20年で最高で住宅価値が上がっていないため危惧されるとか。日本は7割が変動金利で借りるため0.1%の金利上昇で1千100憶債務が増える。新たな“生きづらさ”につながらなければいいが。
●No.7447/11.23

「『昨日できた事は今日もできる』
 と信じて。」
この後「自分を甘やかさず生涯現役で」と投稿した日立市の90歳女性(先日の『にっぽん縦断 こころ旅』18年放映)。小田原市の跨線橋から飛び込もうとした小学生時代に「食堂車に乗ってから死のう」と思い止まる話に「今日できた事は明日もできる」の返し、見事。
●No.7446/11.22

「牡蠣ってそんな音する?」
と「柿」を食べる音を聞いてマンボウやしろ氏(先日の『Skyrocket Company』)。これぞ平板読みの極致!ラジオを聴いて牡蠣の音かと思った。人名の間違えに近いこの種のアクセントのミスをメディアは訂正しない。これは「乱れ」ではなく「誤り」だ。
●No.7445/11.21

「私の馬券と同じように
 天気予報も当たらなくなっている。」
と自嘲した競馬評論家の水上学氏(昨日の『土曜競馬実況中継』)。GTレースの舞台となる阪神競馬場(兵庫県宝塚市)の雨かどうか微妙な天候にふれて言ったのだが、昨今の天気予報は「予報はこうですが〇〇かもしれない」と気象予報士が補足するほど自信なさげだ。
●No.7444/11.20

「活字離れ。」
の始まりが77年と先日の「日本経済新聞」朝刊。40年を超えさらに深刻になったと思えば、21年秋の「読書実態調査」では全ての年代で7割以上が読書を習慣としていると回答。新型コロナウイルスの影響と書くが、デバイスを抑えて紙媒体の利用が1位とか、歓迎。
●No.7443/11.19

「生きのびるブックス。」
を先日の「讀賣新聞」朝刊で紹介。「生きのびるためのヒントとなる本」を届けると語る出版社だが、日本はなぜこうも安易に“生きられない”社会である事を前提とした国になってしまったか。そこまでひどい国にした政治を有権者はなぜ許すのか不可解でお先真っ暗だ。
●No.7442/11.18

「特別免許。」
は教員免許なしで教壇に立てる制度だが20年度の免許授与件数237件は一般の教員免許(約18万7千件)の0.1%と先日の「日本経済新聞」朝刊。認定基準をWEBサイトで公表する都道府県教委はたった6とか。前例踏襲になりがちな教育現場が避けているのだ。
●No.7441/11.17

「自分の思い通りになる世のなかなんて
 まずないんだから。
 それをどう克服して社会に沿っていけるか
 っていうのが大事なんで。」
山田西リトルウルフの創設者で、1,200人もの子供たちを育ててきた棚原安子氏の言葉だ(先月の『ドキュメンタリー春』)。そして「周りの理不尽さは100覚えていかないと。不条理なことばっかりやし」と一言。練習拒否していたりおん君の心にも響いて動いた。
●No.7440/11.16

「NO RICE NO LIFE.」
渋谷区神宮前「小池精米店」三代目店主で東京米スターの小池理雄(ただお)氏のTシャツにプリントされていた言葉だ(先月の『ニッポンぶらり鉄道旅』)。調べると、JA全農による米消費拡大プロジェクトの名称らしい。ご飯のない生活はあり得ない。そうあるべき。
●No.7439/11.15

「ヤクザのお話なのに
 ヤクザがシートベルトする。」
とコンプライアンス重視の作品を皮肉った戸田恵梨香(先日の『ボクらの時代』)。「感情だったり、表現方法だったり、テーマとかもたくさんあった」頃を懐かしがって、目標まで失う恐れを語った。この腰の引け具合がいま、あらゆるメディア、企業を揺さぶっている。
●No.7438/11.14

「ベルギーは黒のユニフォーム。」
“赤い悪魔”と怖れられ赤ユニが常識のベルギー・サッカー代表チームが黒色を用意と先月の「MOTIVE!!」。W杯開催地・カタールでの外国人労働者への人権侵害、環境破壊、性的マイノリティへの暴力への批判だ。パリはパブリックビューイングを禁止、日本は?
●No.7437/11.13

「人生は予想できない多くの部分から
 組み合わされている。」
リルケのこの言葉を先日の「読売新聞」朝刊/編集手帳で紹介。「この世のことはどんな些細なことでも予断を許さない」とも。ハロウィンにソウル市・梨泰院(イテウォン)で起きた転倒事故に関連したコラムだが、これを書く私自身も明日は不明。安全なだけで幸せだ。
●No.7436/11.12

「こっちもこっちも
 タワーマンションじゃあ
 歩く気もしないよ。」
と言いながら東京・月島を歩いた太田和彦氏(先日の『ふらり旅 新・居酒屋百選』)。「月島らしい小路でしょ」と狭い路地を指さすが、森ビルらの後先考えない開発で都心の路地はどんどんなくなる。駅前の風景は本当に似てきて入れる店も決まってくる都心の味気なさ。
●No.7435/11.11

「1分以上、話さない。」
というルールを女性のフロアスタッフに課している和食屋さんが近所にある。常連になればちょっと話したくなるが、そうすると馴染みのないお客さまの気分を害すことになるというのが理由だが、ハラスメント全盛のこのご時世、嫌がられる事はしないのが本寸法である。
●No.7434/11.10

「不戦不争。」
映画「日光物語」で輪王寺の最高位「門跡」役を務めた宝田明の書の言葉だ(先日の『首都圏ネットワーク』)。映画の展開とは無関係でクランクアップ後に監督・脚本の五藤利弘氏が撮影し挿入したとか。争いは平和な日常から起こしてはならない。それが戦争に繋がる。
●No.7433/11.9

「隠れていたマイノリティ。」
の声が聞こえる文芸を先月の「読売新聞」朝刊で紹介。安堂ホセ「ジャクソンひとり」はココアを混ぜたような肌の疎外を、黒川卓希「世界地図、傾く」は日本語がマイナーになった日本を、G・ケズナジャット「開墾地」は日米両国語の間で五感が変容する米国人を描く。
●No.7432/11.8

「グレーの中でどうやって
 相手のことを理解するか。」
とジャーナリストとしての課題を挙げた長野智子氏(先月の『TIME AND TIDE』)。あらゆる歴史は白か黒かでなくてグレーだったと振り返り、白か黒かのSNSにない思考の重要性を説いた。確かに統一教会問題も宗教法人を悪者にすればいいという訳ではない。
●No.7431/11.7

「統計は平均的な像を示すけれども
 平均ぴったりの人間は
 存在しない。
 海岸の小石の平均的な大きさと形は
 出せるだろうが、それにぴったり
 あてはまる石は存在しない。
 一度しかない人生の個別性を
 語るには科学的とは異なる詩的な言葉が
 必要で、その一つが「占い」と
 僕は考えている。」
というユングの言葉を先月の「LIFESTYLE COLLEGE」で紹介。「80%の人がこうなってる」と言われても「人生ってその人だけの経験だから統計とかデータに落とし込みにくい」と鏡リュウジ氏。意見の裏に必要なエビデンスだが人間の生き方は導けない。
●No.7430/11.6

「30代と40代。」
の間でテレビ番組の主要キャスト中の女性の割合が42%から15%に激減するというサンディエゴ州立大テレビ映画女性研究デンターの調査を先日の「JAM THE PLANET」で紹介。男性は35%から28%と差が縮まる。年齢及びジェンダー差別に新時代は来ず。
●No.7429/11.5

「やりたいことをやります。」
と藤井隆氏(昨日の『「Juchheim presents Circle of Happiness -PEACE BY PIECE-』)。それが「大人になる特権」とも。会社勤めの方を逆なでする発言だが、そんな人生ば幸せだ。私はやれる環境は揃っていても資金がない。
●No.7428/11.4

「速い馬ではなく強い馬が勝つ菊花賞。」
とマンボウやしろ氏(先月の『Skyrocket Company』)。昔からの言い方だが競馬は速い馬が強いはずで矛盾がある。また駅伝で「スピードがある」という言い方も早く走れる他に何かがあると思わせるが、違う。ラストのスピードでもない、曖昧な表現だ。
●No.7427/11.3

「異世界系。」
という主人公が現実ではあり得ない空想世界に転生するコミックのジャンルを先月の「ドキュメント72時間」で知る。取材場所が入店経験のある「TSUTAYA」西五反田店で懐かしい。買うより安いという物価高事情があるとは言え現実の辛さを訴えるファンも多し。
●No.7426/11.2

「私たちが追い出されずに済む
 唯一の楽園は思い出である。」
ジャン・パウルのこの言葉を渡辺満里奈氏が紹介(先月の『オールナイトニッポン MUSIC10』)。現実では気づけば追い出され、未来の夢など辿り着く事さえできない。思い出に浸る愚はよく指摘されるが、まるで快楽の裏にデメリットが隠されたスイーツのようだ。
●No.7425/11.1

川中紀行のnoteもぜひご覧ください。
「今日の気になる言葉123」と一部が連動しています。
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