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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2021年11月分
「スターになりたい。」
と渡米した相方の綾部祐二氏を「映画でも出たら凄いうれしい」と見つめる又吉直樹氏(先日の『TOKYO SPEAKEASY』)。「ピース」は活動休止でなく「東京支部とニューヨーク支部で分かれて活動中」なのだとか。この突き抜けた強い夢の現在地を知りたい。
●No.7089/11.30

「こんなに年が違うのに、
 あんなに働けるのって凄い。」
箱根・大平台温泉「山楽荘」の女将・鈴木智恵子氏の「優しさのおもてなし」を小さい頃から見続けてきた孫の彩友ちゃんの言葉だ(先日の『新日本風土記_お風呂の旅』)。「背中で語る」と言うが影日向なき働きぶりは子供にも通じるのだと思った、饒舌ではなくとも。
●No.7088/11.29

「立派でした。立派に走ってくれました。」
と開口一番、口にした福永祐一騎手(本日の『ジャパンカップ中継』)。無敗の三冠馬でありながら「史上最弱の三冠馬」などと揶揄されたコントレイルの復活劇に涙す。この言葉には調子が整わず不本意にも3連敗を喫した辛い時期を克服した同馬への驚きと称賛が滲む。
●No.7087/11.28

「思うのなんて誰だって
 できるじゃないですか。」
「(二子新地の『北海寿司』に)行きたいなと思いました」と言った照英氏を井ノ原快彦氏はこう茶化した(本日の『出没!アド街ック天国』)。みずほFGの謝罪会見でも「心より深くお詫び申し上げたいと思います」と言ったが、思うだけだから実行する気はないのだ。
●No.7086/11.27

「死ぬこととは生きること。」
という、ある僧の言葉を倍賞千恵子氏が紹介(本日の『日本経済新聞』朝刊)。そして「死ぬ瞬間まで生きていて生と死は繋がっている」と気づく。なれば死ぬまで歩けて生きていられる健康を保ちたい、と思った。死に様にこそ生き様が出るだろうが不確かなまま生きる。
●No.7085/11.26

「柳陰(やなぎかげ)。」
は糯米と米麹、米焼酎で造るみりんの焼酎成分が多い一種のリキュール。その酒造所を取材した中田英寿氏は「焼酎っぽいみりん」と評した(本日の『VOICES FROM NIHONMONO』)。高校時代に落語「青菜」を演じ、この「酒」が出てきた事を思いだした。
●No.7084/11.25

「据わりのいいコメント。」
ラジオ番組で相手が文句の言い様のないそんな言葉を発したら「あえて反論したり話を引き戻す」と言ったのは文化放送アナの水谷加奈氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。無味乾燥なのに無害な「据わりのいいコメント」をゴールと考える者ばかりの世に、新鮮に残った。
●No.7083/11.24

「思っていた形になって
 不幸になるぐらいなら、
 求められる形で
 幸せならいいんじゃないの。」
とカズレーザー氏(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。この「求められる形」とは自分の評価はともかく人から要請されて生きることか。一方、人は「思っていた形」通りに生きられる人は少数だが仮に思い通りにいかなくても幸せを感じるならいい。
●No.7082/11.23

「全部ない方がよかった。」
とはテレビ・電子レンジ・冷蔵庫・掃除機などを部屋から消した際の感想を語った「激しめの節電生活」を行う稲垣えみ子氏(先日の『キュレーターズ_マイスタイル×ユアスタイル』 )。なければ工夫するし、あるのが前提だとない恐怖が生まれるとか。工夫していない。
●No.7081/11.22

「我は、おばさん。」
を著した岡田育氏は「どんな人生を生きても中年女性の共通点として語られる」と言い「おばさんを再定義」しようと試みた(本日の『ACROSS THE SKY』)。いわゆる「おばさん」でない人もいる。しかし「おばさん」の空気を醸す人もいる。そこに何があるか。
●No.7080/11.21

「『、』は半呼吸だな。」
と中嶋朋子氏(本日の『Color of Life』)。「北の国から」の脚本の句読点で会話の間合いを学んだと述べた。「半呼吸」は彼女の感覚的な言葉だが少し間を空ける意か。対して語りのプロ達は点も意味も無視し、言葉を単なる音の連結と捉えて早口で先に進む。
●No.7079/11.20

「tough love.」
「愛のむち」という意味のこの英語を英国人の母の躾に使ったエリーローズ氏(先週の『MASAKA』)。12歳〜15歳の3年間、英国の女子寄宿学校への留学を命じられた。「ターニングポイントになった」と語るが、その経験が性教育の発信への支持にもつながる。
●No.7078/11.19

「三、四万!」
先日アンコール放送した2007年の「立川談志 71歳の反逆児」で、談志が二つ目昇進試験を受けた談吉にこう注意する場面が好きだ。講談「三方ヶ原の戦い」で軍勢の数を語る場面、「サンシマン!」と音を平板に並べた談吉に繰り返し言い直す噺家はもう存在しない。
●No.7077/11.18

「差を極端に嫌う。」
と優秀な子を伸ばすより問題を抱えた子を優しくサポートする文科省の姿勢をこう評した坂東真理子・昭和女子大総長(先日の『日本経済新聞』朝刊)。大学が学習成果を問わず企業も学業成績は軽視するなかで学生は勉強しない。差を嫌う教育はどんな大人をつくるのか。
●No.7076/11.17

「料理屋さんへ行って値段で判断する。」
そんな人が多いと「みかわ是山居」の主、早乙女哲哉氏(先日の『マエストロたちの晩餐会』)。「2万円を超えたら暴利だ」とも。氏はそれを裏付けるかのように“ (銀座のクラブで)コーラを1/3飲んで5万円支払い 2〜3軒ハシゴする”という豪遊ぶりを披露した。
●No.7075/11.16

「楕円の思想。」
とは中心が二つある楕円の如く「都市も田舎も文化的に豊かになる」という目標を立て互いに刺激し合って二項対立を乗り越える大平正芳・元首相の政治哲学を先日の「JAM THE PLANET」で紹介。いま地球は先進・後進両国の対立が地球温暖化への対策を妨げる。
●No.7074/11.15

「悩みのない存在は存在のない存在である。」
というルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハの言葉を辺見庸氏が紹介(『生活と自治』11月号)。ウォルト・ホイットマンは「人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る」と言ったとか。「悩む時間があれば行動」とも言うが、そもそもしない方が苦痛だ。
●No.7073/11.14

「後ろじゃなくて、自分!自分、自分!」
「第53回全日本大学駅伝対校選手権」4区7.25km付近で先頭を走る東京国際大学の堀畑佳吾選手に同大駅伝部の大志田秀次監督がかけた言葉だ。実況ゲストの大迫傑氏は「自分に戻れて冷静にレース運びができる」と評した。長距離走はいつの間にか人生と重なる。
●No.7072/11.13

「孤独とは、他人を身近に感じたい
 という欲求と同時に、
 自分の声に耳を傾けてもらい、
 自分に目を向けてもらい、
 気にかけてもらい、
 行為主体性を持ち、フェアで親切で
 敬意を持って扱われたいという
 ニーズの表れでもある。」
ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの名誉教授、ノリーナ・ハーツ著「THE LONELY CENTURY 〜なぜ私たちは『孤独』なのか?」の一節を先日の「TOMOLAB.」で紹介。私はパーティなど会話が主目的の場で疎外感を感じたときに最も孤独を感じる。
●No.7071/11.12

「木の実ダウン。」
とは、カポックという木の実から採れるワタで作るダウンジャケット(先日の『日本経済新聞』朝刊)。ストローのような繊維の中空構造に含まれる空気のため暖かく重さは綿の1/8とか。鳥を傷つけない植物由来のため菜食主義に重ね「ビーガンダウン」とも呼ばれる。
●No.7070/11.11

「凍眠。」
とは、パックした食品を-30℃のアルコールで急速冷凍する手法で細胞を壊さないため「ほぼそのまま」保存できるとか(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。冷凍食品専門店「TOMIN FROZEN」も設けた。冷凍食品の品質の進化が止まらないと私も実感。
●No.7069/11.10

「プライベートジェット。」
を「COP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)」出席の各国首脳などが利用した事で鉄道や民間機の利用と比べCO2排出量が10倍になったと先週の「ワールドニュース」。「隗より始めよ」だが、本会議に欠席した中国を重用する国連にこそ言いたい。
●No.7068/11.9

「フィンランドはEUで
 一番レイシズムが顕著。」
と先日の「JAM THE PLANET」。現地で「SAKE BAR & IZAKAYA」を営む日本人女性は「郵便物が日本に戻されたり危険物かと疑われたりするのは名前のせい」と友人から言われるとか。人種差別是正に向け「平等なフィンランド」プロジェクトが進む。
●No.7067/11.8

「人間は自分で自分を
 鼓舞するしかないのである。」
と言ったのは辻仁成氏(『ボンジュール!辻 仁成の秋のパリごはん』)。3度の離婚を経験し“シングルファーザー”として受験を控えた息子と住む日々は、映像からは自由でアクティブな空気が伝わるが、カメラがない時間には私たちと同じ人間としての苦悩が渦巻くか。
●No.7066/11.7

「私の中の原動力は怒り。」
という、のん氏の発言を紹介した先日の「MASAKA」。「喜怒哀楽で怒りだけが表現できていない」と言い「忌野清志郎ほど楽しく表現できる人はいない」とも。確かに、怒りに焦点を当てた作品は少ないかもしれないが、映画も文学も喜怒哀楽が混ざった創造物では?
●No.7065/11.6

「それぞれが今日どういう気持ちでいるか。」
を話す時間が授業冒頭にある「The New York Film Academy's musical theatre school」での体験を清水美依紗氏(先日の『LIFESTYLE COLLEGE』)。「普段から正直なことが大切」と言ったが、私は正直に話せない。
●No.7064/11.5

「支援村。」
各国の支援が集中するフィリピンの村をこう呼んだ田中修治・オンデーズ(株)代表取締役(先日の『ACROSS THE SKY』)。住民は支援を承知で次を待つ。東日本大震災時にも支援は道路事情の良好な非難所に集中したとか。実より名は社会貢献の至る所にある。
●No.7063/11.4

「『づつ』は『ずつ』。」
だと思っていて実際に現代仮名遣いでは「ずつ」が推奨されるが、歴史的仮名遣いでは「づつ」」も存在し間違いではないとか。「岩波講座/日本語7」(77年刊)にも「づつ」は平安期に生まれたとの記述がある。気になって仕方なかったが、気にしないようにしよう。
●No.7062/11.3

「感じて、生きろ。」
とLiLiCo氏(先日の『ROPPONGI PASSION PIT』)。「流れていくのではなく、一つずつ心で感じてやると生きるためのセンス(判断能力)ができる」と語った。他人の軸に流されて選ばず、自分と向き合い感じた事を自分で選び抜く覚悟ではないか。
●No.7061/11.2

「安定した政権運営の期待から。」
と東京株式市場の株価が500円超の上昇をした結果を受けて本日の「ワールドビジネスサテライト。261議席で「絶対安定多数」はまだいいが、政権運営が安定すればどんな政治をやってもいいのか。森友・加計問題も真相解明に遠く、安定が全て善と言うべきでない。
●No.7060/11.1

川中紀行のnoteもぜひご覧ください。
「今日の気になる言葉123」と一部が連動しています。
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