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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2021年4月分
「これが僕の気持ちだから。」
と「DEPARTURES」の詞を置いてすぐ出て行ったと小室哲哉氏の行動を赤裸々に語った華原朋美氏(先日の『TOKYO SPEAKEASY』)。「仕事も大事でしたけどもっと大事なものが小室哲哉さんだった」と明言。歳月は秘め事を“フルオープン”にする。
●No.6875/4.30

「ほんまに好きなことしいや。」
本多正識・吉本総合芸能学院(NSC)講師が、お笑いの世界でブレイクを目指す若者たちに向けて言う言葉だ(先日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』)。「お笑いに絶対はない」から「自分らの世界観」を尊重する。小説も絵画も楽曲も、芸術全てに共通する助言だ。
●No.6874/4.29

「自分が何をしたいか。」
で新作ケーキを考えないとお客様が迷うと語った金子美明「パリセヴェイユ」オーナーシェフ(先週の『情熱大陸』)。「お客さんがどういうモノを好まれるか」という発想はやめたとか。全く逆とも言える商品戦略を行うメーカーは何を思うか。“自分”を出すしかない。
●No.6873/4.28

「こんなに辛いの、何が辛いんだろう。」
それを考える時間もなく人に訊いたり話す時間もないと後輩を憂えた中村邦子・東京女子医科大学病院看護師長(先日の『NHKスペシャル〜看護師たちの限界線』)。想像を絶する集中治療室勤務を垣間見るなか、看護師たちの自問が切ない。免疫力を高めねばと思った。
●No.6872/4.27

「負けたときに何を思ったか、
 何をしたかで、
 本当の勝者は決まるんだよ。」
「世界一幸せだと思った時間があったのに、自分で捨てちゃったよ」と嘆く慎森(岡田将生)に「スポーツの世界の一番は勝った人じゃない」と翼(石橋菜津美)が言った言葉だ(先日の『大豆田とわ子と三人の元夫』)。ここまで重ねると失敗は天の忠告と思うしかない。
●No.6871/4.26

「いつか。」
とは、のん監督・脚本・主演「Ribbon」の主人公名(先日の『INNOVATION WORLD ERA』)。番組に出演した鈴木敏夫・スタジオジブリ代表取締役は、ある子の名付け親になり偶然に同じ名前を付けた。功成り名遂げても永遠に「いつか」を追う名か。
●No.6870/4.25

「呼吸を整えるのは心を整えること。」
という僧侶の話の後で、意志とは無関係に動く自律神経に唯一意識的にアクセスできるのが呼吸だと中野信子氏(先日の『News Sapiens』)。だからザワつく胸は呼吸を整えれば落ち着くとか。ゆっくりと長く吐くのがいいと以前聞いたが、改めて大切と感じた。
●No.6869/4.24

「殺し屋の娘ですから。」
と宍戸錠の長女でマネジャーを務めた紫しえ氏(先日の『サラメシ』)。「90歳の殺し屋を演って死ぬ」と言った父に「それで死んでくれ」と返したとか。「天国で映画を撮り始めているんやないか」とも述べたが「きっと天国で〇〇をしてる」と言われる人生は幸せだ。
●No.6868/4.23

「大人になってくると、
 適当にしゃべれちゃうようになってくる。」
と言った又吉直樹氏(先日の『ファッション通信』)。「物事を丁寧に考えてお話しされる」ANREALAGEの森永邦彦氏に向けた言葉だったが、確かに儀礼的とも言える適当な応対が日常化する。「考えて話す」歓びを味わうと考えて話す話題を選ぶし離れ難くなる。
●No.6867/4.22

「女性の神様は嫉妬深い。」
だから弁財天を祀る井の頭公園でボートに乗るカップルは別れると言った洋平(渋谷謙人)に「嫉妬深い男も結構いる」と差別を指摘した遥(佐々木春香)(先週の『ソロ活女子のススメ』)。私は同公園でボートに乗らず別れ、妻と弁財天で有名な江島神社で式を挙げた。
●No.6866/4.21

「いつも綱渡りなの。」
と言った斎藤由貴氏は台本は車に置き放しで台詞は現場で覚えるとか(先週の『Sparkle Life』)。出番までシーンを把握しておらずそのときの気持ちを大切にすると言うが離れ技と言ってよい。私は友人の披露宴のスピーチをその日、家を出てから考えていた。
●No.6865/4.20

「一箱支店。」
とは10冊の本が入る箱を小さな本屋に見立てるプロジェクトで運営はSPBS本店(先日の『SHIBUYA DESIGN』)。“支店”の本は選書の講習を受けた支店長が選び飲食店などに置かれる。チケット購入で読めるがnoteの企画が現実化したような催事だ。
●No.6864/4.19

「学力偏重と能力主義が強く結びつく。」
しかも所得の高い1%の家庭の学生が半数以上を占める米国の名門大を例に能力主義が社会を分断すると説いたマイケル・サンデル氏(先日の「日本経済新聞」朝刊)。夜、首都圏外を電車で走ると学習塾の灯りばかり目につく。ここまできてまだ学歴主義がはびこるとは。
●No.6863/4.18

「出し惜しみしちゃダメよ。」
故橋田寿賀子が内館牧子氏の朝ドラ脚本決定に際して伝えた助言だ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。「書くことがなくなったら」という内館氏の疑問に橋田は「追い込まれたら必ず次のいい手が見つかる」と言った。今野敏氏も同じ事を述べたが、コピーも同じと思った。
●No.6862/4.17

「人生で今が一番ストレスがない。」
と言ったのは“ひとり出版社”つまり一人で版元となるスタイルで出版業を営む百万年書房の北尾修一氏 (先日の『日本経済新聞』朝刊)。出版不況のなかでも増加中の業態らしいが、「自分で全て決められる」ものの「売れなければつぶれる」真剣勝負に挑む姿勢に敬服。
●No.6861/4.16

「正しいことを正しい方法でやるのが
 一番悩まない。」
そう考えて「絶対悩まない」主人公・竜崎伸也を創り上げた作家の今野敏氏(先日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』再)。あの村木厚子・元厚生労働事務次官をして「私のヒーロー」と言わしめた魅力に「みんながちゃんと追い求めれば素敵な世の中になる」と今野氏。
●No.6860/4.15

「あんパンのあん。」
で「こしあん」好き53.9%、「粒あん」46.1%というAll Aboutの調査(1千人対象)を先日の「Seasoning」で紹介。しかし裏ごしのコストが原因か流通するあんぱんの8割以上が粒あんとか。「あんぱん以外なら粒」の声もありこの論争、深い。
●No.6859/4.14

「自己効力感。」
を「自分が何か物事にいい影響を与えている感覚で、これがあると満足感を覚える」と中野信子氏が説明(先日の『News Sapiens』)。外出しない状況は逆に自分が何もしていないと思わせ心を蝕むとも。「生きているだけでいい」そんな意識も勧めていて納得。
●No.6858/4.13

「社会と、私と、どちらが
 正しいのか、決めなくては
 なりませんから。」
千代(杉咲花)は、大本営発表を信じた挙句、大切な人間を何人も失った敗戦間もない朝、自分の女優人生の原点となった「人形の家」のこの台詞を叫ぶ(8日の『おちょやん』)。「社会」を国家と捉えるか世間と考えるかで異なるが「私」として判断する眼を養いたい。
●No.6857/4.12

「個人差があるから体質を知る。」
と免疫力のため食事時間と体調の管理を訴えたのはミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを8年務めたエリカ・アンギャル氏(先日の『MAKE MY DAY』)。極端なダイエットも注意したが、私も昼食過多で太る傾向を知り大学時代の体重をキープする。
●No.6856/4.11

「性的同意ハンドブック慶應。」
には性的同意(性行為・ボディタッチ・性的発言を全て性行為とし同意がなければ性暴力に)の定義や対策がまとめられる(先日の『ACROSS THE SKY』)。慶應大の有志大学生が作成した。「これを言うとセクハラになるが」という言い訳を笑って許すのもダメ。
●No.6855/4.10

「好況よし 不況なおよし。」
なる松下幸之助・パナソニックグループ創業者の言葉が八雲氷川神社でチラッと映った先週の「ぶらり途中下車の旅」。社に貼られた東京都神社庁「生命の言葉」で「不況こそ好機」という経営哲学らしいが、好不況、運不運に関わらず一喜一憂しない思いを勝手に感じた。
●No.6854/4.9

「やりたい事をやるべきじゃないの。」
と言った元サッカー日本代表でAuB(株)代表取締役の鈴木啓太氏(先日の『探究の階段』)。いきなりアスリートの腸内環境分析を始めると「頭おかしくなったかと思われた」と自嘲したが、今は軌道に乗る。やりたい事をやろうと思ったら、やるのが古来からの道理。
●No.6853/4.8

「マンネリって言われるのが、
 全然、怖くも何ともないですね。」
と言った志村けん(先日の『プロフェッショナル 志村けん〜笑いの流儀』)。「マンネリまでいくのが大変でしょ」とも言ったが、確かに名人の古典落語はいつ観ても同じだがまた観たい。マンネリで新味に欠けるのは拙いが、評価されるマンネリはむしろ目標とも言える。
●No.6852/4.7

「出口のないトンネルはないよ。」
池江璃花子選手が白血病で入院中に勇気づけられた担当医の言葉だ(先日の『NEWS23』)。「トンネルを抜けるときは?」という質問に「そのときにならないと分からない」と彼女。医師は抜けるまでは「出口に向かって歩いている」とも言った。日本も、世界もか。
●No.6851/4.6

「正気の人間で幸福だなんてことは
 ありえないんだよ。
 つまり正気の人間にとっては、
 人生は現実なんだ。
 現実である以上どんなに恐ろしいものであるかは
 いやでも分かる。
 狂人だけが幸福になれるのさ。」
マーク・トウェイン「不思議な少年」の主人公・サタンのこの言葉を中島歩氏が紹介(先週の『ACROSS THE SKY』)。「俺、狂ってる?」と思ったと笑ったが、当時、人間不信だったという作家の心が痛切だ。よく見れば、
 常軌を逸した行動が人生を回している。
●No.6850/4.5

「兆(円)をお豆腐みたいに使いたい。」
と孫正義・ソフトバンクグループ(株)代表取締役会長兼社長の過去の発言を要約した大江麻理子氏(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。昨年4-12月期での3兆551億円の純利益に絡めたのだが「一丁あがり」みたいに「一兆」を稼ぐ意識に想像が及ばない。
●No.6849/4.4

「盛岡はスターバックスが中心部から
 撤退せざるを得なくなったほど、
 個人経営の喫茶店が
 人々に深く愛されている街だ。」
と、その盛岡で「六月の鹿」というカフェを営む熊谷拓哉氏(16年の『BRUTUS特別編集 喫茶店好き。』)。盛岡の街は知らぬが、スタバを追い出すほど地元の喫茶店が愛されるという言葉に俄然、惹かれた。そんな街には地元で受け継がれる文化があると想像する。
●No.6848/4.3

「“大人”なバナナプロジェクト。」
は食品ロス減少などを目指し、捨てられがちな茶色くなったバナナを使う“大人”なバナナケーキ等の販売を展開(先日の『COLORS OF WONDER』)。今春大学卒業の女性3名が発案。https://note.com/otonanabanana もあった。
●No.6847/4.2

「クビになったのが大きなチャンス。」
と赤坂小町時代に事務所を解雇された当時を語った奥居香氏(先日の『Color of Life』)。その後、プリンセス プリンセスになる5名はスタジオで自主練習と作曲に励み、アイドルバンドを脱する契機となった。禍福は糾える縄の如し、不幸の後は逆になるはず。
●No.6846/4.1

川中紀行のnoteもぜひご覧ください。
「今日の気になる言葉123」と一部が連動しています。
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