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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2021年2月分
「雲中一雁。」
という中国の古い言葉に画家としての自分を重ねた安野光雅(先日の『画家・安野光雅 雲中一雁の旅』)。群れから離れ雲の中を飛ぶ一羽の雁の孤高と絵描きを同一視したとされる。36歳で独り立ちした私も、厳しいとはいえこれしかない道を今後も飛び続けるしかない。
●No.6814/2.28

「毎日、毎日が工夫。」
木綿布団の角がぴんと張るほど綿を詰める「角作り」でシワが寄らない布団作りの技を究め続け、寝る人の自宅を訪ねて寝姿勢に合わせて綿を詰める新貝晃一郎氏(先日の『プロフェッショナル 仕事の流儀』)。日々の仕事で昨日と違う工夫をしているかと、自分に問うた。
●No.6813/2.27

「孤独が健康に与える影響。」
について先日の「日本経済新聞」朝刊/春秋。煙草を1日15本吸うのと同じで、うつ病やアルコール依存の誘因になるとも。孤独担当大臣も新設されたが福祉予算を削る政権に多くは期待できない。私は一人遊びしていた子供時代の記憶から孤独耐性があると勝手に思う。
●No.6812/2.26

「自分を最後に助けてくれるのは自分。」
という東京五輪の卓球日本代表の石川佳純選手の言葉を先日の「ZAPPA」で紹介。全日本卓球選手権での5年ぶりの優勝にはまさに精神力の強靭さを感じた。こう思えば、この1球という場面で自分を失わないだろうし、普段から自分を大切にでき肯定できる気がする。
●No.6811/2.25

「まずリセットしましょう。」
と「新 成長戦略」をぶちあげた中西宏明・経団連会長(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。昨年以降、似た表現が目立つが19年までの姿勢への反省が先ではないのか。「従来の延長線上で考えない」と言うが、ならば「成長」至上主義自体を問うべきではないか。
●No.6810/2.24

「昇太、ナスはおいしいね。」
春風亭昇太師は、師匠・柳昇と電車に乗っていると突然、こう言われ笑った(先日の『ザ・インタビュー 〜トップランナーの肖像〜』)。柳昇は独特のフラ(人間性が醸すおかしみ)で親しまれたが、自分も同じくネタではなく人間の面白さで笑いを取りたいと言ったのだ。
●No.6809/2.23

「映画界が社会を映さないんじゃなくて、
 日本っていう国の、国民とか、民衆が、
 社会に興味を失ってないか。」
と共感の否定を主張する白石和彌監督(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。「観たがる人がいるかどうか」の問題で社会派の映画が廃れたとも。これからを生きる若い層が現状肯定する世論調査の結果に首を傾げる。維持すると思える理由を聞きたい。
●No.6808/2.22

「私は私ができることを、しているだけ。」
山火事のなかで蜂のように小さなハチドリは、嘴に水をひとしずく入れて運ぶ姿を動物達に笑われたときこう返した(先週の『ACROSS THE SKY』)。CO2排出係数ゼロの自然エネルギー100%の電気供給を行うハチドリ電力の理念だが、そんな志をもちたい。
●No.6807/2.21

「嫌われるようになったら一人前。」
という熟練家具デザイナーの言葉に涙した松本まりか氏(先日の『情熱大陸』)。「私は半人前ですね。怖い」と答えていたが、一般市民の殆どは嫌われるのが怖い。超一流の存在には必ずアンチがいるが、そういう方々は耐性も超一流なのだ。しかし頬伝う涙が気になる。
●No.6806/2.20

「俺の料理は我流。そして本流に変わる。」
東京・亀戸「かずき本店」の主は地道な料理人修業を積んだ身でこう言った(先日の『夕焼け酒場』)。料理に独自の工夫を加えてきた点を「我流」と表現したか。お客さまの支持を得て「本流」になるとも言ったが、我流で飯が食えるほど仕事冥利なことはなく、目標だ。
●No.6805/2.19

「リベンジしなきゃいかんな。」
病からの復活ライブを催したものの声が4割しか出ず「できなくなってもいい」と考えたチューリップの財津和夫氏(先日の『ザ・ヒューマン』)。故郷・福岡で作詞講座を依頼され、市民の人生が生む言葉に励まされ新曲のオンラインライブの後こう囁いた。人は、力だ。
●No.6804/2.18

「お前たちは何ニーズだ?
 チャイニーズ、ジャパニーズ、
 それともジャワニーズか?」
ボストン美術館の招きで渡米した岡倉天心は土地の若者にこうからかわれた際「私達は日本の紳士。失礼だが、あなたこそ何キーですか?ヤンキー、ドンキー、それともモンキーですか?」と返した(先週の『yes!?明日への便り』)。決然と言い放った姿に敬服する。
●No.6803/2.17

「人の数だけ幸せってあるんだな。」
とぺえ氏(先週の『金曜日のソロたちへ』)。シングルの一人暮らしの夜を本番組で眺めるとそんな思いを強くする。この日も「NARUTO」に憧れた米国人の忍者アクター、湿度をこまめにチェックするお天気キャスター、エアフルートで音を浮かべる作曲家など多彩。
●No.6802/2.16

「物心つく前はアニメで音楽体験。」
日本の子供達は皆そうだと言ったのはアニメソングの作詞も多く手掛けた森雪之丞氏(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。「鉄人28号」などのレコードを見せたが、音楽に特別な思い入れのない私の音楽初体験は母の子守歌かテレビ漫画の主題歌か。
●No.6801/2.15

「顔洗うようなもんで。」
目的もなしに毎日1〜2編、音楽と動画を組み合わせ編集している行為をそう表現したのは映画監督の中野裕之氏 (先週の『MASAKA』)。音楽クリップの発想に結び付くのかもしれないが、創作を特別視しない考え方に共感。顔洗うような気持ちでいろんな事したい。
●No.6800/2.14

「天国に一つだけ思い出を
 持っていくとしたら、いつの何を
  選びますか?」
とお年寄りに質問し取材する仕事から映画界に入ったと西川美和監督(先日の『Color of Life』)。 是枝裕和監督「ワンダフルライフ」のベースとなる仕事だった。戦時中の南方の思い出と答えた方は反戦の意思だったか。自分は何だろうかと思いながら聴いた。
●No.6799/2.13

「麦寿(ばくじゅ)プレーヤー。」
浜田昭八氏が「新芽(新人)当時に踏み鍛えられた後に根を張り競争に耐えてきた40代のプロ野球選手をこう呼んだ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。福留孝介や松坂大輔ら今季中に7名になるとか。本来は9002歳を指すらしいが、40代の皆さま、これからが本番。
●No.6798/2.12

「10年ぶり。」
と聞いたと福山雅治氏の6年8か月ぶりのアルバムにふれた秋元康氏(先日の『TOKYO SPEAKEASY』)。5年以上は10年と言い、去年と思えば2年前で、少し前を5年前と感じるのは老化現象の一つか。一方、楽曲や災害と結び付いた記憶は鮮明に思い出す。
●No.6797/2.11

「スマホ脳。」
なる新書が人気とか(先日の『日本経済新聞』朝刊)。情報を求める過程でドーパミンが出るのがSNS等を見続ける理由らしい。20年のスマホ利用は日本が1日平均3.7時間、全世界で4.2時間。歩きスマホは姿勢悪化と耳からの情報減による脳活動の偏りを疑う。
●No.6796/2.10

「JOJOスーツ。」
とは紳士服のはるやまによる「ジョジョの奇妙な冒険」をテーマにしたスーツ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。今年は岸辺露伴、東方仗助、吉良吉彰の各モデルを予定する。背景に勤務環境の多様化による公私の壁消失がありAOKIも追随、スーツの逆襲に期待したい。
●No.6795/2.9

「心理的安全性が高い。」
とは満足度が高く離職率が低くて改革ができる職場の特長でGoogleの開発とか(今週の『ACROSS THE SKY』)。(1)話しやすく(2)助け合い(3)新しい挑戦ができ(4)新しい考えを歓迎する。これがそんな職場の4要件らしいが、あなたの職場は?
●No.6794/2.8

「NO TIRED MAN.」
と自らを名付けたのは「疲れたとか人前で絶対言わない主義」と語る78歳の辺見勲一氏(先日の『新日本風土記』)。東京のニュー新橋ビルでジーンズショップを営むが「バナナ食ってスタミナつけて」と語る氏のような先輩たちが高度成長時代は数多くいたのであろう。
●No.6793/2.7

「元女子高生、パパになる。」
の著者・杉山文野氏は、“婚姻の平等”のない現在、友人の精子提供を受け子供を二人もうけながら戸籍は女で「赤の他人の独身シングルマザーと同居」する状態(先週の『CLASSY LIVING』)。先日も「普通」と書いたが、氏の生き方はいつ「普通」になるか。
●No.6792/2.6

「シャワーを浴びながら泣いた。」
という経験を「サワコの朝」で小川彩佳、「プロフェッショナル 仕事の流儀」で田中みな実両氏が続けて吐露した。私は仕事で心が沈む事はあっても泣く事はなかったが、いま働く男女で同じ経験をしている数は以前より増えているのかと、この二人の偶然の一致に思った。
●No.6791/2.5

「変革はいつも起きていて日常にある。」
サッカー選手最高の栄誉である女子バロンドールの栄誉にも輝くミーガン・ラピノー選手の言葉だ(先日の『ファッション通信』)。「抽象的ではなく、床に落ちたゴミを拾う事だってそう」と語る裏に、僅かでも考え方を変える事から変革は始まるという気持ちを感じた。
●No.6790/2.4

「クッキームーン。」
と私が勝手に呼ぶ理由は今頃の月が満月の端を割ったクッキーの食べかけみたいに見えるからなのだが、この感覚は私だけらしく検索で出るのは「ムーンライトクッキー」。秋の季語「更待月(ふけまちづき)」が同じ形で22時頃の夜更けに出るのでこの名が付いたとか。
●No.6789/2.3

「辛い経験も、ギフト。」
エステシシャンとして独立し3店舗まで拡大したが管理が行き届かず1千万円の負債を抱えた経験で自分の限界を知ったと語った女性(先日の『街録』)。完済しマイナスをプラスに転じて1店舗で堅実経営へ。辛さと向き合った経験が私にも成長を授けてくれたと信じる。
●No.6788/2.2

「絵がここに木を描けと言ってきた。」
高野山金剛峯寺の白襖に初めて絵を施す事になった千住博氏の、約6年間に渡る創作過程における一瞬の呟きだ(先日の『NHKスペシャル』)。森か海かで構図に迷った挙句、若き空海の苦悩を表現すべく崖を選んだ氏に囁いたのは、時空を超えた弘法大師の声だったか。
●No.6787/2.1

川中紀行のnoteもぜひご覧ください。
「今日の気になる言葉123」と一部が連動しています。
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