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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2019年10月分
「瞑想サロン。」
が増加という「日経MJ」記事を紹介した本日の「これから、何する?」。竹林や森を模した中に音楽と香りを満たしたり卵型シェルターにこもるなど多彩。女性の76.3%はストレスを感じるとした博報堂総研調査があるが「2〜3日、一人旅した感じ」と女子に好評。
●No.6329/10.30

「これ間違いないでしょ。」
と、テレビ番組でいかにも美味しそうな料理を見た第三者(実際に料理の前にはいない存在)が言う。確かに誰もが認める贅沢食材を組み合わせた美味しさは想像できるが、食べる前から断言されては興味が損なわれる。予想される美味しさを巧みに表現してみたらどうか。
●No.6328/10.29

「あそどっぐ。」
は“寝たきりお笑い芸人”(『生活と自治』10月号)。生まれつき脊髄性筋萎縮症で現在は顔と左手親指しか動かない。「やりたいことで名を馳せ金持ちになってモテたい」とYouTubeを始め約100万回再生まで達した。もちろん障がい者の壁を崩すのも目的だ。
●No.6327/10.28

「強いと言うより化け物です。」
とは天皇賞を制したアーモンドアイを評した2着・ダノンプレミアムの中内田充正調教師(本日の『中央競馬中継』)。5か月弱ぶりで3馬身差は圧勝と言える。負担重量にハンデはあるものの、最近は牝馬の強さが目立つ。調教技術や飼料などに性別を超える秘密がある?
●No.6326/10.27

「おにぎり離れ。」
しても仕方ないコメ離れ(17年間で一人当たり年間支出4割減)だが「おにぎり・その他」は4割増という総務省家計調査を紹介した先日の「日本経済新聞」朝刊。「ミシュランガイド東京」に掲載された「おにぎり浅草宿六」は葛藤しつつ300円台のおにぎりを出す。
●No.6325/10.26

「立ちそば。」
を連呼するので「立ち食いそば」はいつの間に「立ちそば」になった?と思ったら、「立ちそばガール!」を著したイトウエルマ氏に合わせ本日の「MOTIVE!!」も「立ち」と言っていたようだ。いつか「立ち」と短縮されるか「食い」のある種のシズル感が残るか。
●No.6324/10.25

「占いはメンタルメンテナンス。」
だとマンボウやしろ氏(本日の『Skyrocket Company』)。ガイド(守護霊)を見てもらって悩みを話したら心が軽くなったとか。私の妻は占い師のセミプロ(口コミのみで営業)だが、お客様は皆、和やかに話しながら帰る。また占いは言うほど外れない。
●No.6323/10.24

「祝賀外交。」
が展開された昨日の「即位礼正殿の儀」前後で、注目は李洛淵(イ・ナギョン)・韓国首相の参列。政権ナンバー2で知日派(『日本経済新聞』朝刊)とのことだが、元徴用工問題は日韓どちらかが主張を翻さない限り解決しない。訴訟が起きているので棚上げもできない。
●No.6322/10.23

「秋が来る。」
は「ときがくる」と読むと、石井ゆかり著「月のとびら」。時計では計れない物事と物事が噛み合う時間を指す。原典は「三国志」など中国の古典にあり「秋」は重要な時間の意がある。ギリシャ神話でクロノスは時計で計れる時間、カイロスはこの「秋」に似た意になる。
●No.6321/10.22

「秋波。」
は中国語で秋の澄んだ水の波を意味したが次に涼しげな女性の目元となり、さらに男性の気を引く艶めいた眼差しの意に変化した。日本語では媚を売る意となり、先日の「日本経済新聞」朝刊では「首相、野党に秋波」なる英首相の見出しがあったがこの波は押し返される。
●No.6320/10.21

「地元産ホップ100%。」
を目指す北海道の忽布古丹(ホップコタン)醸造(『JAPAN BEER TIMES』SUMMER)。約400あるクラフトブルワリーには地元産を使う所もあるが、100%は例がない。(苦みと香りを出す)ホップに大麦・小麦まで地の物、これこそ真の地ビールだ。
●No.6319/10.20

「テムヤテクククタ。」
と漢字「挨拶」の覚え方を紹介した昨日の「The BAY☆LINE」。「?」や「く」3つは画像として覚えれば「ムヤクタ」で足りる。また漢字「鬱」や「薔薇」を分解して書く覚え方もTwitterで紹介されるが、声に出し音声と共に頭に入れる重要性を感じた。
●No.6318/10.19

「焼きおにぎりとカブの
  白湯スープ。」
を注文し、香ばしいじゃこ飯醤油味を頬張って「カブって優しい」と思わせるスープを堪能しながら「いま、オレ、幸せ」と微笑んだ井之頭五郎(『孤独のグルメ』シーズン4)。加山雄三氏の人生最高の一品も父に叱られた後の母のおにぎりだったが、誠におにぎり最強。
●No.6317/10.18

「人生の卒業証書。」
と死亡診断書を呼ぶ在宅ホスピス医の内藤いづみ氏(先日の『情熱大陸』)。自宅で人生を終える患者の苦痛をやわらげながら診療する目的は「生きたように死ぬ」自然な死で、それこそが人生の卒業証書に値するか。延命治療はしないが、死にまつわる法整備が待たれる。
●No.6316/10.17

「第三者。」
とは「新明解国語辞典」(第三版)によれば「当事者以外の者」で、不祥事があると「第三者委員会」が登場する。先日の「日本経済新聞」朝刊/春秋は、証券業界における「第三者割当増資」は「会社と何らかの関係がある特定の者」と指摘。この意味の方が現実に近い。
●No.6315/10.16

「ウィキペディア男女格差なくせ。」
と先日の「日本経済新聞」朝刊。人物記事の8割を男性が占め女性が2割のみと知り愕然。執筆者の9割も男性が占めるが「書く人達に多様性がなければ取り上げる人物の属性も偏る」と北村紗衣・武蔵大准教授。しかも女性に関する記事に削除依頼が多いとは言語道断だ。
●No.6314/10.15

「肉付きのよい真鯛。」
が遺伝子(この場合はミオスタチン)の一部を切断し特定の働きを抑えるゲノム編集から生まれる(先日の『日本経済新聞』朝刊)。科学的に品種改良と区別できないなどの理由で届け出義務なし。我が家は生活クラブのゲノム編集食品を受け入れない特別決議に参加した。
●No.6313/10.14

「人生百年時代。」
と言うが70年生まれ以降の女性が65歳まで生きると三人に二人が90歳まで、五人に一人が百歳まで生きるという厚労省推計(18年)を「週刊新潮」(10月17日号)で紹介。歩行速度低下、筋力低下、体重減が要介護リスク中の要注意事項で早期になるほど危険。
●No.6312/10.13

「命を守る行動。」
を叫ぶ一方で氾濫危険水位を超えた河川の画像を流し「厳重な警戒を」と言えば混乱を招く(本日のNHK台風情報)。「警戒」は「予め注意し用心すること」で行動とは違うからだ。また「近くの頑丈な建物に移動」と言うが無関係の建物に入れる法整備はされていない。
●No.6311/10.12

「自転車損害保険等への加入義務化。」
を決めた東京都豊島区(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。事故の損害賠償が1億になる場合も、と警告するが自転車の違法で乱暴な歩道走行にはふれない。現代の報道は、熱中症から凶悪犯罪に至るまで根本的な原因を報じていない自覚がなく追及の意思もない。
●No.6310/10.11

「命を守るために。」
に続けて「早めの避難、事前の準備をお願いします」と呼びかけた本日のbayfm78。「命を守る」は他局でも聞いたが、避難情報警戒レベルの5が“命を守るための最善の行動を”なのに上陸前からこの表現は強過ぎるし、ならば防衛予算を防災に振り替えてほしい。
●No.6309/10.10

「香港政府とデモ隊の感覚のズレ。」
と香港デモを報じた本日の「ワールドニュース」。容疑者の中国本土への引き渡しを認める「逃亡犯条例」改正案に反対するデモも、47年までの期限付き一国二制度の下では“感覚”の違いに過ぎないと言うか。しかし19年の現在、中国の締め付けは人権侵害に見える。
●No.6308/10.9

「80年代の歌謡曲の焼き増し。」
と現代音楽の現状を憂えた川谷絵音氏(本日の『SkyrocketCompany』)。所属するindigo la Endのメジャー5枚目のフルアルバム「濡れゆく私小説」では、それを打破しようと籠って作曲して腰を痛めたとか。昭和歌謡の価値が認められた気分。
●No.6307/10.8

「人間。」
を10日に発売する著者の又吉直樹氏が本日の「THE TRAD」に出演。「毎日新聞」夕刊に連載された小説だが、2か月ストックして始めたにも関わらず2日後の掲載分がない事態もあったとか。芸人と並行し1日千字を9か月書き続ける行為に集中力の大切さを思う。
●No.6306/10.7

「珈琲のおさけ。」
という本を手に取る。その始まりは、いまラグビーワールドカップで競うアイルランド生まれのアイリッシュコーヒー。カップに砂糖を入れアイリッシュウイスキーと珈琲を注いでクリームを浮かべる。給油基地だったフォインズ水上飛行場で1940年代に生まれたとか。
●No.6305/10.6

「コグニサイズ。」
は有酸素運動と知的活動を同時に行う活動で認知症予防効果ありと遠藤英俊・国立長寿医療研究センター内科部長(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。数えながら足踏みし3の倍数で手を叩く、100から7を引き続け歩くなど。10か月で脳の萎縮が抑制された。
●No.6304/10.5

「なぜメンズとウイメンズを分けるのか。」
と海外から突っ込まれると伊勢丹メンズ館(本日の『日本経済新聞』朝刊)。大きめの服がトレンドで女性がメンズのTシャツの小さいサイズを買うのは分かるし、私は女性物のシャツを気に入って着るが、男のスカート姿はいつか市民権を得る日が来るのかと疑問に思う。
●No.6303/10.4

「わかめスープ。」
は母親が子供を無事に生み育てるのに欠かせないとした朝鮮半島の風習が焼肉店になじんでいる理由と「メトロミニッツ」(9.20号)。事実、無機質のカルシウム、リン、ナトリウムなどが豊富で乳児の骨作りに欠かせない。誕生日に食べるスープなのも栄養の所以か。
●No.6302/10.3

「栗の点心 朱雀。」
が先日の「日本経済新聞」朝刊「ぜいたくモンブラン」1位で紹介。栗の名産地・長野県小布施町の新鮮な栗を約10個裏ごしした9月初旬〜10月中旬の期間限定人気銘菓。数年前の長野旅で午後に訪れたが当然、完売後。地元運転手は年1度、深夜に並び食すと言った。
●No.6301/10.2

「同じ教科書をみんなで読む。」
教育に中学生の坂口安吾は悩んだ(先日の『yes!〜明日への便り』)。「一人ひとり違う」という安吾が主張した理由に驚くが「人と同じようにしたって人と同じになるだけだ」という卓見は現代にも通ずる。故郷の碑文の「ふるさとは語ることなし」に示された反骨。
●No.6300/10.1

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