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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2019年7月分
「暑いですね。」
というFM番組の挨拶に「そこエアコン効いてるんじゃないの?」というリスナー投稿(本日の『Skyrocket Company』)。半分は冗談だが、テレビの天気予報でも自分の実感として「暑いですね」と言う。しかし炎天下での仕事はどうなる?といつも思う。
●No.6239/7.31

「キャンティ・クラシコ。」
とはイタリア・トスカーナで生産される辛口の赤ワイン「キャンティ」の管理機関認定ワイン。先日の「日本経済新聞」は、キャンティの最高級の造り手とされるJ・モルガンティのボトルは地場品種だけを用いカベルネなどを使わないから認定されないという矛盾を語る。
●No.6238/7.30

「フードテック。」
はIT を活用して食料の生産・加工、・流通などを見直し食品の廃棄・ロス改善を行う技術だが、本日の「日本経済新聞」朝刊では、カビの胞子で鮪の鮮度を維持し、野菜をシート状に乾燥させて賞味期間を2年超にするなどの開発を紹介。想像の世界を現実にする挑戦だ。
●No.6237/7.29

「空き地を地域交流拠点に。」
する取組みを関東学院大と横須賀市の連携で開始した(先日の『日本経済新聞』朝刊)。拠点名は「守谷ノ間(もりやのま)」で同大共生デザイン学科の学生が内装を担いウッドデッキも発案、運営は法学部の学生が行い、料理教室やゲームで交流。こんな官学連携はいい。
●No.6236/7.28

「内藤新宿。」
は1698年に誕生した甲州街道の宿場町で「新宿」駅の名はここから(本日の『日本経済新聞』朝刊)。1923年の関東大震災では新宿の地盤の強さを被害の少なさが証明し、これを基盤に繁華街へ発展、戦後は闇市も集まった。私もゴールデン街に馴染の店があった。
●No.6235/7.27

「4低。」
とは「低姿勢・低依存・低リスク・低燃費」を指し中村泰子・ブームプランニング社長が挙げた理想の夫の4条件(先日の『日本経済新聞』朝刊)。女性に威張らず、家事・子育てを妻に依存せず、堅実な仕事をし趣味などで浪費をしない。私はリスクがある自営業で失格。
●No.6234/7.26

「『警戒レベル』難解?」
と先日の「日本経済新聞」朝刊。7月の九州豪雨で「全員避難」のレベル4で避難率が1%未満だった原因は、勧告と指示が混在し分かり辛かったと指摘するが原因は対象地域が市全域で広大過ぎるからだ。「全員避難」と言われても川も崖もなくては被害を予想できない。
●No.6233/7.25

「みんなちがって、みんないい。」
で有名な金子みすゞの詩を掲げ、滅亡を防ぐため同じ種でも別々の個性が必要と説いた佐治晴夫・美宙天文台台長(『サルース』8月号)。他者を気にするなら新しい自分づくりに力を注げと語る。仏陀の言葉にある「自灯明・法灯明」は自分を拠り所に周囲と調和する事。
●No.6232/7.24

「学費をいつ払うんだ、給料日いつだ。」
留学生向け日本語学校の役員は教室でそれしか言わない (先日の『夢をつかみにきたけれど ルポ・外国人労働者150万人時代』)。おざなりな授業と借金を返すバイトで疲れて学校をやめ過労で病死・変死する留学生が増えても、アジア人の金をむさぼる残酷な国、日本。
●No.6231/7.23

「家でTVを見ながら始まる戦争。」
の可能性に言及した森達也氏(『戦争と自治』7月号)。「売上部数や視聴率を上げるのが目的のメディアは危険性をアピールし自衛意識を煽る」と訴え「それが戦争に向かう空気を醸成する」と注意を促した。北朝鮮のミサイル発射時の報道が正にそれで自民党の戦略だ。
●No.6230/7.22

「砂をつかんで立ち上がれ。」
中島らも氏の著書のタイトルだそうだが私は読んでいない。カフェで偶然、手にした雑誌で紹介されていた。「どん底に落ちても失敗しても、ただでは起き上がらない精神」と推薦されていたが、人はあえて掴まずとも自ずと失敗から何かを得る力が備わっているとも思う。
●No.6229/7.21

「前例がないと誰もやらない。」
と冒険しない周囲を嘆く祖父江 慎氏(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。「こういうのは今までない」と否定されるとか。挙句の果てに「普通にしてください」という指示に「大丈夫なんだろうか」と首を傾げる。ブックデザインの場でなぜと呆れる。
●No.6228/7.20

「できるんです。」
約20年前にある若手政治家の演説用原稿を書いた。選挙事務所で取材した際「なぜ人に頼むのか」と疑問視したが知人の事務所関係者の独断だったか。街頭演説を聞いたが使われた言葉は冒頭の一語のみで逆に安心した。オバマの「Yes, we can」よりは前だった。
●No.6227/7.19

「大丈夫。とりあえず私が何とかする。」
とコウ・ケンテツ氏の奥様(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。それはコウ氏が料理研究家の仕事が皆無でアルバイトの履歴書を書いていたとき。「女房の尻の下に敷かれる」と言うが、これこそ旧態依然の男女関係が生んだ言葉で女房は強くていい。
●No.6226/7.18

「世の中みんな一色化していく。」
と東京の街の個性喪失を憂えた矢野誠一氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。東京に山の手と下町の鮮明な文化圏があった子供時代を振り返り世の中も東京も固有の情緒がなくなったと嘆く。私は、音もなく広がる精神の危機と味わいなき街の変貌は無縁でないと確信する。
●No.6225/7.17

「多摩少年院。」
の在院生がサッカーJ1リーグのFC東京内の仕事を手伝い選手と交流(先日の『日本経済新聞』朝刊)。Jリーグは社会発信も盛んだが「社会との接点も増やしたい」というチームの意向を支持したい。「失敗があって今の自分がある」という東慶悟選手の声も響くはず。
●No.6224/7.16

「ワークマン。」
は作業服チェーン最大手だが8期連続で最高益を更新(先日の『日本経済新聞』朝刊)。営業担当者のEXCELによる市場分析を促しデータ分析力を部長への昇進条件とする徹底ぶりで上司の勘による否定意見を抑えた。だから議論が活発になる。そこにAI任せはない。
●No.6223/7.15

「自分がこの世にいていいのかどうか。」
を確かめに55歳で測量に出た伊能忠敬(先日の『yes!〜明日への便り』)。母を失い父に裏切られ11歳で放浪に出た彼は僧に数学を習い、才を買われ17歳で伊能家の養子となり地元の明主となる。それでなお還暦前からの17年で日本地図を作り上げた魂に敬服。
●No.6222/7.14

「たちのいいストーカー。」
とトミヤマユキコ氏は夫のオカモト"MOBY”タクヤ氏を表した(昨日の『GOLD RUSH』)。「どこでもついてきて気づくと女子会にもいる」のが理由だが、私も12歳下の妻の専門学校同期の飲み会に行き、妻とお客様との女子会に顔を出す。夫婦に定型はない。
●No.6221/7.13

「これ使ったの私だっけ?」
モノを出しっ放しにする夫にはこう言えとナチュラルライフ研究家の佐光紀子氏(先日の『Blue Ocean』)。「直接的に言うと怒る」と言うが、これは夫婦の意思疎通を無視している。炊飯器のスイッチを入れ忘れたら「あれ、ご飯ないねぇ」って、漫才のネタか。
●No.6220/7.12

「サバ高騰。」
の理由の一つが人気のクロマグロの餌になるからと知り驚く(本日の『日本経済新聞』朝刊)。1キロ太るのに15キロの餌が必要なこのマグロの養殖拡大のための需給のひっ迫とサバ缶人気で国内需要の増加も見込まれる。価格高騰は水産物輸出を目指す政府には誤算だ。
●No.6219/7.11

「NEXT LADY GAGA。」
とタイムズ紙で称賛されたリナ・サワヤマ氏(先日の『情熱大陸』)。インスタで注目された彼女は作詞・作曲はもちろん衣装やMVの演出、振り付けまで自分で決める。「本当のことを言わずに生きてきた」という詞に英国での差別経験とパンセクシャルな性愛がのぞく。
●No.6218/7.10

「この石を野球を通し磨き上げたい。」
と年間安打数記録を樹立し3年連続首位打者を目指していたオリックス時代のイチロー選手は胸(の中にある石)を指して言った(先日の『日本経済新聞』朝刊)。小久保裕紀氏の「モチベーションは下がらないか」という質問に答えたのだが、私も文章の感覚を磨きたい。
●No.6217/7.9

「投票したくてもできない。」
高齢者がコスト削減が目的の投票所の閉鎖で増加(本日の『日本経済新聞』朝刊)。北海道の小平町は投票所が家から5キロの有権者も。トランプは18年の中間選挙でヒスパニック系が多い地域から投票所を移す卑劣さを露呈した。私の父母も、もう投票所には行けない。
●No.6216/7.8

「基礎的読解力調査。」
の結果を基に「選挙公報が読めるか心配」と嘆いた新井紀子・国立情報学研究所社会共有知研究センター長(本日の『サンデーモーニング』)。胃がん検査の注意書きが読めない人が多いという病院関係者の声を聞いたのは約10年前。事実を隠蔽せず教育を変えてほしい。
●No.6215/7.7

「上げるのではなく寄せて上げる。」
と下着美容研究家の湯浅美和子氏(本日の『田中みな実 あったかタイム』)。バストがブラのワイヤーからこぼれると“肉漏れ”して“お尻”ができるから、左胸には右手を入れスコップみたいにグイッと寄せる、と迫力あるバストメイク術を実況。男が入れない女の闘い。
●No.6214/7.6

「自分がつかまる杭を打ちたい。」
思いと共に暗い地元の夜の灯にと、鎌倉から南相馬市に移住した柳美里氏は「本屋フルハウス」を設立した(先日の『あさイチ』)。「人と人、本と本をつなぐ場所」と定め、80の質問を行い適した本を選んで届ける選書サービスも開始。新たな書店の可能性を創出した。
●No.6213/7.5

「クロスドミナンス。」
とは動作によって利き手が変化する人(先日の『ONE MORNING』)。ハサミは右手だが箸は左手、鉛筆は右手で歯ブラシは左手というように左右どちらか利き手か分からず、何でも両手でできる両利きとも異なる。左利きを右利きに躾けられてなる場合もあるとか。
●No.6212/7.4

「コーヒーでキノコを育てる。」
ビジネスがパリで拡大(『Text』03号)。同市内で年間60万トンも出るコーヒーかすに粉砕した段ボール・木屑を混ぜた菌床にヒラタケを植える。するとセルロースを養分に約15日で食用に育つ。ミシュラン星付き店舗のシェフは「水分が出ず濃厚」と味を称賛。
●No.6211/7.3

「野党は反対ばかり。」
と言ったら「私は政治を知りません」と宣言したのも同じだ。先月閉幕の通常国会での新規法案95%成立は史上最高で、内43%が全会一致で可決(先日の『日本経済新聞』朝刊)。与党が選挙前に法案を絞った他、立憲民主以外の野党の親自民化も一因とは嘆かわしい。
●No.6210/7.2

「脚の筋肉、落ちてるな。」
乳がんで1年以上の休養を経て舞台に復帰した藤山直美氏は稽古でそう感じた(本日の『ディア・フレンズ』)。最初は片足立ちで足袋が履けなかったとか。私の妹も原因不明の眩暈で1か月寝ていたら歩けなくなった。今は正常になったが歩ける事の幸福をかみしめたい。
●No.6209/7.1

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