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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2017年10月分
「酎炭(ちゅうたん)。」
とは焼酎を炭酸で割った飲み物の名で、その爽やかな味わいから「サワー」と命名して販売したのが昭和33 年創業の「もつ焼きばん」だ(先日の『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』)。前名よりはもちろん言いやすくて短く、ネーミングとしての条件を備えている。
●No.5602/10.31

「排除がどうのこうのという話じゃない。」
と田中秀征氏(昨日の『サンデーモーニング』)。先日、「排除」について質問した記者が小池・希望の党代表に無視された記事があったが、未だに「排除=冷たい」という図式で報じるマスコミに辟易。小池代表をタレントではなく、政治家として政策を批判してほしい。
●No.5601/10.30

「プロ野球ドラフト会議。」
が今年も終わったが、例年その司会進行を務めている関野浩之氏が先日の「GOLD RUSH」に出演。「箱の中に手を入れるときは震える」と言った谷繁元信氏や2013年からくじ引き5連敗中だった栗山英樹監督の「当たる気がしない」の呟きなど裏話が面白かった。
●No.5600/10.29

「スメルハラスメント。」
を気にし企業が社員の体臭管理を求める時代に(先日の『クローズアップ現代+』)。昇進試験に体臭を防ぐ項目を加えた事例を紹介した。“スメハラ”とは別に体臭は偏食を疑い、口臭は口腔ケアを疑って自らを省みるべき。マナーを言うなら鞄の臭いを気にしてほしい。
●No.5599/10.28

「沖縄歳時記。」
とは沖縄の季節感に沿った歳時記(先日の『日本経済新聞』朝刊)。四季に暖かく季節の変化が曖昧で固有の動植物も多い沖縄で「新北風(秋の季節風)」「小夏日和(冬の気温が高い日)」「うりずん(春の雨期)」「若夏(稲穂の出始め)」など見慣れない季語が新鮮。
●No.5598/10.27

「排除。」
という民進党との合流時の小池百合子代表の言葉を希望の党退潮の原因とするなら、あのとき「入党はご遠慮願いたい」とでも言えばよかったのか。つまり基本政策への姿勢で入党資格を判断した際の言葉と行為のどちらを批判しているのか、それが明らかでない気がする。
●No.5597/10.26

「自民党の小選挙区得票率48%。」
は確かに高いがこれで全289議席の75%の218を占めた(先日の『日本経済新聞』朝刊)。これが小選挙区マジックだ。かつ見えない学会票がこれを支える。全選挙区の2割強の候補者擁立に過ぎなかった立憲民主党は、異分子を排除すれば次こそ脅威になるはずだ。
●No.5596/10.25

「秋。」
を詠んだ「百人一首」は、四季を詠んだ32首の半分の16首にもなると先日の「日本経済新聞」朝刊(最も多いのは恋を詠んだ43首)。現在と違い都に住む貴族が山へ紅葉を見に行く機会はなく多くが屏風の紅葉を詠んだという。最近は深秋に台風があり落ち着かない。
●No.5595/10.24

「世界の3大炊き込みご飯。」
と聞いてスペインの「パエリア」と日本の「松茸ご飯」は納得できるが、3つ目に高級なバスマティ米を使った北インドのビリヤニを挙げた「サルース」(11月号)。カレーとご飯を交互に重ねる。香りが注目される松茸には血中コレステロール値を下げるグアニル酸も。
●No.5594/10.23

「キューバ危機。」
とは1962年にソ連のキューバでのミサイル基地建設計画が発覚し米ソ核戦争が現実になりかけた事件だが、米国が戦艦と戦闘機でキューバを海上封鎖し最も緊張を増したのが今日だ。いま安倍議員はトランプに従い軽々に圧力を口にするが、62年の大統領はJFKだ。
●No.5593/10.22

「官弁。」
とは警察留置場の容疑者向けの弁当だが、岩手のご夫婦が営む食堂は33年間365日3食作り続ける(昨日の『おはよう日本』)。ご主人が入院時には奥様が息を切らし運んだとか。自慢のメニューは曜日感覚を養う日曜のカレーライス。あのカツ丼場面は創作だったか。
●No.5592/10.21

「アニマルスピリット。」
とは企業家が事業を行う際、非合理で予測不能な熱く野心的な意欲で行動する事で、英国の経済学者ケインズが提唱したが、これが今の日本の企業経営者から消えたと本日の「日本経済新聞」朝刊/大機小機。内部留保の高さはその表れだ。ただ課税はやり過ぎだと思うが。
●No.5591/10.20

「GDPは安倍政権より
 旧民主党政権の方が高い。」
と小池都知事が今日、演説したらしいが、先日の「日本経済新聞」朝刊では、安倍自民が年平均1.1%。旧民主は1.8%でリーマンショックの翌年に始まり大震災もあった。消費支出は安倍自民は減らしたが旧民主は増やした。安倍議員は“景気をよく”してはいない。
●No.5590/10.19

「インフルエンサー。」
とはSNSでフォロワーが多いなど情報発信力ある個人を指すが、ファッション各社がその採用に力を入れる(先日の『日本経済新聞』朝刊)。オンデーズはフォロワー数1500人以上なら初回面接を最終面接にするなど優遇は各社、本気だ。どこまで行くインスタ信仰。
●No.5589/10.18

「希望の党に入らなきゃ。」
地元の希望の党の候補が脇をすり抜けようとする私に寄ってきたのでこう言ったのだが「入れたのに」という言葉を言わなかったので「希望の党ですが」と返してきた。この新人候補が民進党時代、私は握手して激励したのだが今回はまさに投票したい候補が不在になった。
●No.5588/10.17

「定年って生前葬だな。」
中田秀夫監督が定年後の悲哀を描く映画「終わった人」の原作である同名小説の最初の1行だ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。「主人公は実は終わっていない」とは主役を演じた舘ひろし氏の言葉だが“1億総活躍”の一方で高齢者の活躍の場は限られ生き方が問われる。
●No.5587/10.16

「蘇れ! 夢のマイホーム
  〜中古住宅の新たな活用法〜。」
09年10月27日放送「ガイアの夜明け」に既にこの題名がある。空き家の増大は持家施策を進めてきた政治の無策にも原因がある。この件一つ取っても未来にあまりにも積み残しの課題が多い日本、だからこそ既得権益・お友達権益優先の自民党の緩さを支持できない。
●No.5586/10.15

「退場。」
なる題で「ODAKYU VOICE」でのコラムを終了した林真理子氏。「尊敬したり憧れてきた人生の先輩達が、このところいっきに認知症に」と記し、「胸をしめつけられる退場」だと語る。英医学誌「ランセット」によれば認知症の35%は予防でき聴覚が鍵を握る。
●No.5585/10.14

「ランセット。」
という英医学誌が世界の5〜19歳の男子の肥満は75年の600万人から16年の7400万人に、女子は500万人から5000万人に増加と発表(昨日の『これから、何する?』)。十分な栄養がない高カロリー食が原因と言うが、他調査では運動不足も指摘される。
●No.5584/10.13

「(選挙後は)その次の総選挙での
 政権交代に向けて活動する。」
と枝野幸男・立憲民主党代表(本日の『日本経済新聞』朝刊)。解散してから立党した党だから、それでも高い目標だ。次々に異分子を入党させ自滅した民主・民進時代の過ちを“リセット”できたのは、図らずも小池・希望の党の功績か。じっくりと党勢拡大してほしい。
●No.5583/10.12

「言海。」
は五十音順にまとめられた日本初の近代的国語辞典で1891年に完成した。「ねこ」の説明が有名で最後には「窃盗の性アリ」と記されている(先日の『日本経済新聞』朝刊)。三浦しをん著「舟を編む」にも出てくるが、その完成祝賀会には伊藤博文も出席したという。
●No.5582/10.11

「結婚はどんな形でもいい。」
とは松尾スズキ氏が自らの夫婦生活を綴った著書「東京の夫婦」で伝えたかったメッセージ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。至極、当然だ。世の中の夫婦を見れば必ず自分には受け入れ難いルールがある。それでうまくいっていればOKで、もちろん結婚前には作れない。
●No.5581/10.10

「人間関係がすべてという国。」
とISに破壊された国、シリアについて語った安田菜津紀氏(『生活と自治』9月号)。学生時代にガイド片手に歩いているとバス停まで連れて行かれバス代まで払ってくれたとか。いま難民キャンプでも、わずかな食糧からお菓子やお茶を差し出す。なぜこんなシリアが。
●No.5580/10.9

「コーヒー学。」
なる講義を金沢大学で行う広瀬幸雄・同大学大学院自然科学研究科特任教授(本日の『日本経済新聞』朝刊)。豆は倍前後1か月、挽いて1週間、淹れて1時間で酸化するため酸化を防ぐ特製焙煎機まで製作。豆の構造も化学的に解析するが、珈琲文化の奥は計り知れない。
●No.5579/10.8

「家庭とお店の珈琲は別物。」
と信州旅で出会った「ヤマとカワ珈琲店」のご主人。豆をふんだんに使い粗挽きで淹れれば美味しい成分だけが抽出できるが、家庭では難しいので「お店の珈琲のように淹れる方法は?」という質問にはそう答えているとか。私は毎朝、薄めに淹れてごくごく飲むので納得。
●No.5578/10.7

「古典でありつつ最先端が歌舞伎。」
と五代目尾上菊之助丈(先日の『おはよう日本』)。それにしても自ら黄金の鎧を身にまとって主演する「マハーバーラタ戦記」の斬新さは驚き。インドの古代叙事詩を歌舞伎にする発想には、他界した勘三郎の意思を継ぐ同世代の進取の気性がこの人にもあったかと感服。
●No.5577/10.6

「江戸の組織のコンプレックスに
 手足を縛られている。」
と日本社会に警鐘を鳴らした磯田道史氏(先日の『ザ・インタビュー〜トップランナーの肖像〜』)。稟議書で決める、長く会社にいる人間が上に立つなど日本企業の慣習は譜代大名を家老にした江戸時代の価値観から来ると断言。だから経済成長率が伸びないと喝破した。
●No.5576/10.5

「蕎麦は食べられなくなる。」
と蕎麦の名店多き長野・善光寺近くの権堂商店街にある「てんてん」のご主人。「醤油麹らーめん」を注文すると目の前で鰹節を削りたっぷりかけてくれた。「だし文化がなかった」というこの地に根づかせた鰹風味一杯のひと品は魚介だしを愛する私に濃厚な印象を残す。
●No.5575/10.4

「ミルガイ。」
は、15cmまで成長していれば最低でも160歳と蘊蓄を披露した倉嶋紀和子「古典酒場」編集長(先日の『二軒目どうする?〜ツマミの ハナシ〜』)。それでも地球生物の長寿ランキング8位とか。検索によれば、ミルという海藻を付けている姿から命名されたらしい。
●No.5574/10.3

「人口減で進む二極化。」
と先日の「日本経済新聞」朝刊。再開発地域とそうでない地域の地価の二極化が進む。全国一の人口減の秋田県でさえ開発地域は地価上昇が見られた。名古屋市も駅周辺で地価上昇し他地域では人口流出。一方で23区でさえ空き家増が続き、足立区・荒川区は2%に上る。
●No.5573/10.2

「政権選択。」
とばかり言うマスコミ報道はあまりに偏り過ぎ。特別国会での追及を考えれば、この選挙で重要なのは安倍議員に“圧力”をかけられるかで「大きく減ってもいいなどとは毛頭考えていない」(萩生田議員)の“大幅議席減”を実現し自民党の暴挙をまず止めるべきなのだ。
●No.5572/10.1


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