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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2017年6月分
「90后(ジョーリンホウ)。」
とは中国で90年代に生まれた世代を指すが、先日の「クローズアップ現代+」では彼らと又吉直樹氏の読者イベントを放映。これからの生き方に悩む点は日本と差がないと思った。売れなくても芸人を続ける筋書に質問があったのは効率性を重視する傾向も似ているのか。
●No.5479/6.30

「外食宅配。」
が増加と先日の『日本経済新聞』朝刊。日本マクドナルドとスシローがウーバーと連携し大阪王将と吉野家は出前館を活用とか。高齢者世帯の増加という背景は予測できるが、例の働き方改革で昼食を手早く済ませたいという需要も高まっているとか、どこかに歪みは出る。
●No.5478/6.29

「違うなら、そうでない
 記録をもって是正すればいい。」
と三木由希子・情報公開クリアリングハウス理事長(先日の『日本経済新聞』朝刊)。依然として安倍内閣の反論には証拠が存在せず言い訳の域を全く出ない。共有フォルダの文書は「情報公開法や公文書管理法に照らし行政文書」と三木氏。国会は規則も法も蔑ろにする。
●No.5477/6.28

「Dazai COFFEE。」
なるドリップコーヒーを先日、三鷹駅近くに住む知人からいただく。販売する自家焙煎珈琲松井商店の前身の店舗は酒・たばこを営み、太宰治もよく買い物に来ていたとか。深い、と言うより飲みやすい味わいは今風と言うべきか。太宰が珈琲好きだったか否かは知らない。
●No.5476/6.27

「ミアタリ。」
という指名手配犯を追う専門の刑事の実態をNHKが大阪府警で取材。数枚の写真を元に繁華街やギャンブル場で見張り、間違いないと判断すると「よっしゃー、ワッパかけるぞ!」と言った後、背後から声をかけ連行する。こんな地道な活動が私たちの安全を支えている。
●No.5475/6.26

「ドービニーの庭。」
というゴッホ晩年の作品はバーゼル(スイス)と広島に2つあるが、前者は手前左に黒猫がおり後者にはいない(本日の『日本経済新聞』朝刊)。「自殺直前に消した」など議論がまた謎を呼ぶが、蛍光X線調査で後者にも黒猫の姿が。個人的にはない方が絵に入り込める。
●No.5474/6.25

「3割が17年度に価格を引き上げる。」
とは飲食業界の話(先日の『日本経済新聞』朝刊)。職場環境が厳しい印象のある同業界では人件費・採用コストの上昇を価格に反映する動きがある。さすがに安倍議員も「有効求人倍率が高い」とは言わないだろうが、働き手減による人手不足が企業をおびやかす時代だ。
●No.5473/6.24

「不透明な決定過程を第三者の
 目で明らかにすべき。」
とNPO法人「情報公開クリアリングハウス」三木由希子理事長(先日の『おはよう日本』)。前川喜平氏もまさに加計学園の決定過程を問題視しており、「適法だ」という自民党の強弁とは別なのだ。また内部調査は隠蔽と粛正が絡み不幸を生む(既に指摘されている)。
●No.5472/6.23

「人口オーナス。」
は社会の担い手である勤労者人口(またはその割合)の低下現象(先日の『日本経済新聞』朝刊)。20〜64歳を対象とすると95年の65.6%から15年は56%へ。「日本の将来推計人口」では40年以降は5割を切る。対して後期高齢者は増加するが対策はない。
●No.5471/6.22

「印象操作のような議論。」
と野党を揶揄しつつお詫びとも嫌味ともつかぬ記者会見をした安倍議員(先日の『TIME LINE』)。「レッテル貼り」も同様だが、なぜこれらの姿勢を問題視しないのか。議論は相手の弱点を衝く地点から始まるのだから批判的印象を述べるのは避けられないはずだ。
●No.5470/6.21

「おじさん。」
をテーマに街頭インタビューした先日の「シンクロのシティ」。お洒落な中年男性を選んだため「自分はおじさんではない」という自負があったが、リポーター女性の「会話の中に『ファミリー』や『エンジョイ』などカタカナ英語が出る所がおじさん」という感想に納得。
●No.5469/6.20

「BMI.」
と聞けば肥満度の計測法「Body Mass Index」を思浮かべるが、「Brain Machine Interface」となると機械と脳をセンサー等で接続する技術に(先日の『日本経済新聞』朝刊)。完成には程遠いがフェイスブックは半年前から開発開始とか。
●No.5468/6.19

「ジャーナリストと言うより社員。」
日本の報道はこの指摘に頷かざるを得ないか(先日の『TIME LINE』)。国連人権理事会で、表現の自由に関する特別報告者としてデービッド・ケイ氏は日本の記者をこう懸念した。メディアへの圧力批判に反論した日本政府は、お得意の裏付けなき否定で落胆する。
●No.5467/6.18

「コッカイオンドク。」
という国会質疑を総理や担当大臣、議員になりきって音読劇で再現する試みが近くの「藤沢」駅で行われている事を先日の「ニュースウオッチ9」で知る。まさに「唖然」という形容がふさわしい非論理的な応酬をエンタテインメント的要素で訴える取組みに敬意を表する。
●No.5466/6.17

「左派。」
極右の台頭が目立った年初と違い韓国で左派の文在寅大統領が誕生し英国でも労働党が議席を伸ばしたが、その根底に高失業率に怒る若年層の支持があったと先日の「日本経済新聞」朝刊/大機小機。翻って人手不足にある日本では若年層の政権支持率が高い、という理屈?
●No.5465/6.16

「3八金。」
将棋の佐藤天彦名人を破った「ポナンザ」の最初の一手だ(先日の『ミライダネ』)。将棋を多少知っている方はこの手の奇異さが分かると思うが、番組では常識に捉われないのがAIの特長と説いた。人間は自然に「定跡」に陥るが、AIが伝える一つの気づきではある。
●No.5464/6.15
※なぜか日本将棋連盟は、漢数字を使わず算用数字のみで棋譜を記録していると知った。

「保守党はどうせ勝利するのだから
 何を提案しても受け入れられると思っている。」
EU単一市場からの撤退や高齢者の介護自己負担増も入れた社会保障政策などメイ首相の方針に対する選挙期間中の英国民の声だ(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。同じ言葉を安倍さんに投げたいが、側近政治も批判されたメイ首相に対し自民党議員の殆どは側近と同じだ。
●No.5463/6.14

「見つけるんですよグッとくるものを。」
とサッカー好きになる入口について玉乃淳氏(先日の『Foot! “ESPECIAL”Foot!Meeting 2017』)。ワッキーの奥様が“オーバメヤン”の名を一番に覚えたという話の後。妻もまずヤットさんに注目し今は二人でガンバを応援する、その通り。
●No.5462/6.13

「人間関係。」
が第一に人を幸せにし健康にするという75年間に渡るハーバードビジネススクールの調査を紹介した河合薫氏(先日の『未来授業』)。孤独だと心臓疾患や脳梗塞のリスクも高まるとか。家族・友人と仲よくイザというとき頼りになる存在がいる事で満足度が上がるとか。
●No.5461/6.12

「Superior Temporal Sulcus.」
上側頭溝(じょうそくとうこう)と言う脳の溝を指し空気を読む働きを司ると中野信子氏(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。本心はこうだと推測したりできるが、中野氏は自らこの部分が未発達と語る。現代人の平均サイズは小さくなっているのか。
●No.5460/6.11

「完全養殖。」
とは人工授精の卵から育てた成魚の親同士から生まれた卵を育てる方法(先日の『日本経済新聞』朝刊)。日水がマダコの人工ふ化に成功し、マルハニチロはカンパチのふ化施設を18年に設けるがブリも視野に入れる。漁業が制限されるなか日本の技術で魚を“生む”か。
●No.5459/6.10

「日本の将来推計人口。」
では15年の1億2709万人から53年に1億人を割り65年に9千万人を下回る(先日の『日本経済新聞』朝刊)。20年で1千万人減った生産年齢人口は20年後に1234万人減り次の20年で1467万人減る。有効求人倍率の改善は労働市場崩壊の予兆なのだ。
●No.5458/6.9

「テロには屈しない。」
とA・グランデ(先日の『NHKニュース』)。耳慣れたこの表現はテロ解決にプラスなのか。強固な階級や格差社会で希望を見出せない中東移民2世たちを聖戦と終末思想で誘うテロ組織(先日の『日本経済新聞』朝刊)に対し、彼らの疎外感と向き合う心が伝わらない。
●No.5457/6.8

「2年連続待機児童数ゼロ。」
という大和市のチラシがあって調べるとゼロの自治体は多く、その一因に定義があるとか。本チラシには求職活動の休止、利用可能な施設があるのに特定の所を希望、入所時に復職が確認できない、などの除外項目が。子供を預けないと勤められないという声は無視される。
●No.5456/6.7

「貴県で通常無償提供している
 行政サービス以外のサービスに
 ついては、東京都側が責任を持って
 対応し、一切迷惑はかけない。」
東京五輪の大会経費分担でこう書かれた文書が13年に都から神奈川県に送られている(先日の『日本経済新聞』朝刊)。つまり棚上げされた都外運営費の分担が議論されること自体ルール違反なのだ。プレゼンの理念を反故にした大会運営に続き予算も原則が無視される。
●No.5455/6.6

「世界の笑いものにはもうならない。」
トランプはパリ協定により米国が被る負担を取り上げ、こう言ったそうだ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。つまり、民主党政権が「笑いもの」で自分は違うと言いたいようだ。その意図、その言葉自体が「笑いもの」そのものであることに気づいていない、とみるべきだ。
●No.5454/6.5

「Don't Worry,Be Happy.」
ボビー・マクファーリンのこの曲名を挙げ、トランプの「パリ協定」離脱宣言を「心配するな」と楽観視したプーチン・ロシア大統領(昨日の『王様のブランチ』)。地球規模のテロの行く末や日本の危機的財政など、我々は漠然とこの曲の心境で日々を暮らすに過ぎない。
●No.5453/6.4

「マンガリッツァ豚。」
とはハンガリー政府が認証した長期育成の豚で「食べられる国宝」と呼ばれる(先日の『日本経済新聞』朝刊)。上品な脂質は口の中でさらりと溶け、赤身からは濃厚な旨みを感じるとか。ビタミンB1が豊富で疲労回復効果が注目される豚にイベリコ豚以来のスター誕生?
●No.5452/6.3

「矢波(やなみ)、波並(はなみ)、
 藤波(ふじなみ)。」
のと鉄道能登線(廃線)のこの3駅が並ぶ駅名標の下で、11年の旅で通りかかった思い出を語る火野正平氏(作日の『こころ旅』)。当時、穴水駅前の地図で「前波」駅も発見していたらしいが、同線の逆方向には「松波」駅も。確かに富山湾岸に沿って伸びる線だった。
●No.5451/6.2

「言論と表現の自由に関する対日調査報告書。」
に対し日本政府は「誤解に基づく」と批判(昨日の『NHKニュース』)。具体例を示さずただ否定する態度は野党への反論と同じ。安倍さんの「街頭の声が与党批判に偏っている」という指摘も「メディアへの日本政府の直接的、間接的圧力」という批判に関わるのでは。
●No.5450/6.1


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