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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2016年10月分
「ハロウィン (ハロウィーン)。」
ケルト人の大晦日の10月31日は秋の収穫祭で、この日やって来る先祖の霊や悪霊を追い払う祭礼が現在の原型だ。やがてカトリックを信仰する民族が征服し万聖節前日の祭として拡大し、現在の名が生まれた。米国でも宗教色は薄まり、日本でも起源を言わなくなった。
●No.5244/10.31

「センテナリアン。」
とは100歳以上の人を指し日本語では「百寿者」とも言うが、慶應義塾大学病院の「百寿総合研究センター」の高齢者調査活動を昨日の「おはよう日本」で紹介。健康長寿には慢性炎症をいかに抑えるかが重要で魚・ナッツ(豆)・野菜などがよく地中海食と和食が注目。
●No.5243/10.30

「東京五輪前にかつてない
 不景気が来る可能性がある。」
とはニトリの似鳥昭雄会長(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。15業種を対象にした業況判断「日経消費ID」は安倍政権発足当時に低下した。顕著な節約志向下で百貨店・スーパー・コンビニが軒並み不振。これだけ材料が揃っても安倍さん、景気は民主党時代より上昇?
●No.5242/10.29

「老老介護。」
とは高齢者が高齢者を介護する形態を指すが、厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」(13年)では実際に7割が60歳以上に。老老介護が殺人事件につながる事件も多いが、自分の将来も例外ではない。65歳以上の約4割が子と同居という同省データもあるが、さて。
●No.5241/10.28

「過労で心の病 30代が3割。」
と厚生労働省研究班調査(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。20代を含めると男性の約5割、女性の約6割を若年層が占めるという現実に唖然。30代初め通販カタログの責任者となって泊まり込み月間150時間は残業したが苦痛ではなかった。何かが足りない気がする。
●No.5240/10.27

「深刻ないじめ範囲指定。」
と「日本経済新聞」昨日朝刊。いじめ防止対策協議会なる集団が、いじめの定義と共に「心身や財産に深刻な被害が生じた疑いがある」重大事態の定義を求めたとか。新たな定義にも現場は解釈の違いで逃げる(疑いって?)。優先すべきは教師の環境改善や親の教育では。
●No.5239/10.26

「テレビじゃ、よく言うでしょ。
 おいしくないのに、おいしいって。」
と、じゃがいものピュレを食べ「おいしい」と言った井ノ原快彦氏にJ・ロブション氏(本日の『あさイチ』)。私は、テレビ登場時の映像を流している某ブラジル料理店で同じ牛肉の玉ねぎ煮込みを食べた際「(タレントの)あんなおいしそうな顔はできない」と思った。
●No.5238/10.25

「ファクトチェック。」
とは非営利団体や報道機関が政治家の発言などが事実かどうかを、正しい、一部正しい、誇張などの段階で分析する事だが、本日の「TimeLine」で話題に。チェックされるべき報道機関が行うのも紛らわしいが、安倍さんの発言を裏付けしつつ糾弾するのは歓迎だ。
●No.5237/10.24

「でも、どういう結果でも
 カープはここにあって、その
 空気を吸って私が
 生きているのは間違いない。」
広島に生まれ学び現在も広島に住むカープファンの芥川賞作家、小山田浩子氏の言葉だ(本日の「日本経済新聞」朝刊)。氏は優勝は確かにうれしいが、それよりも小学生の男の子が頭になじんだ赤のCの帽子をかぶり暮らしにカープがある喜びを綴る。スポーツの原点だ。
●No.5236/10.23

「白紙からスタート。」
と保岡自民党憲法改正推進本部長(本日の『日本経済新聞』朝刊)。しかし安倍議員は「(改憲草案を)ベースにする」と言った。保岡本部長は「自民党の改憲草案も他党の案も参考にする」とも述べたが、基本的人権を削除した草案からの議論に応じるのは馬鹿げた話だ。
●No.5235/10.20

「勤続10年以上の従業員の割合が10%低いと
 潜在成長率は1.4ポイント高い。」
これは先日の「日本経済新聞」の分析だが、勤続年数が短い米国や豪州では潜在成長力が高めだ。転職(職業・職務替え)が活発になると人的資本が、より高収益の成長部門に移動しやすくなり経済全体を底上げする流れになるとか。働き方改革のテーマの一つだが、さて。
●No.5234/10.19

「デフレではない状況。」
と安倍議員は言うが、消費者物価指数は8月まで半年続けて前年同月を下回った(本日の『日本経済新聞』朝刊)。業績予想が増益の企業は小売りも外食も「低価格」が基本戦略で消費者の「節約志向」は変わらぬ。安保や五輪と同じく安倍議員が言えば嘘も真になる恐怖。
●No.5233/10.18

「大衆による表現の規制。」
「ネット炎上の研究」を著した山口真一氏が、SNSの批判を恐れ異なる視点の意見が制限されやすい状況をこう表現(先日の『JAM THE WORLD』)。唐突な正義感を振りかざす人々が目立つ「不寛容社会」は極端な意見の人が残ると言ったが、最早、制限不能だ。
●No.5232/10.17

「強まる節約志向。」
と先日の「日本経済新聞」朝刊。百貨店各社が減益で、イオンは7年ぶりの最終赤字に。目立つのが婦人服を初めとする衣料品の不振だ。逆にハイデイ日高やサイゼリアなど低価格が売りの外食が好業績。一方でプロ野球やライブの売上がよく「体験」消費に活路があるか。
●No.5231/10.16

「ボブ・ディラン。」
のノーベル文学賞受賞で文学の定義を巡る論争が起きているが、11年には詩人のT・トランストロンメルが受賞しており、なぜという感が強い。チェスが18年五輪種目になったが世間でスポーツとして認めているとは言い難い。つまりはノーベル賞の線引きに過ぎない。
●No.5230/10.15

「サトミキ。」
こと「Jリーグ女子マネージャー」の佐藤美希氏が昨日の「これから、何する?」に出演し女子目線で楽しむサッカー観戦のポイントを披露。(1)ネイルやハンドマッサージもあるブース(2)江坂・矢島・前田など選手に注目(3)マスコットキャラを愛でる、と提案。
●No.5229/10.14

「職場での旧姓使用認めず。」
と東京地裁は女性教諭の旧姓使用請求を棄却(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。「現状や一部の国家資格が戸籍姓しか認めていない」を根拠に「個人の識別で戸籍姓より優れたものはない」としたが、国家公務員は許され、「個人の識別」とは具体的にどんな場合か不明だ。
●No.5228/10.13

「心のバリアフリー。」
に関し本日の「おはよう日本」。障がい者の方に声をかける際は「大丈夫ですか?」ではなく「お手伝いできることはありますか?」がいいとか。私もこう訊くが、それでも何もできないことはある。“遠慮でも過剰でもなく相手の状況を見て接する”ことを私も考えたい。
●No.5227/10.12

「不ぞろいの野菜。」
やサイズが規格外の野菜を自社販売する無印良品(本日の『日本経済新聞』朝刊)。仕入れ状況で不定期らしいが、スーパーで扱わない野菜を提供する反JAの取組みに注目したい。自然災害多発のなか悠長に企画などと言ってはいられないはず。衛生管理だけしっかりと。
●No.5226/10.10

「銃撃があるような場所に
 閣僚が行けないのは当たり前。」
と稲田防衛相の南スーダン視察における防衛省幹部の発言を紹介した本日の「日本経済新聞」朝刊。これは「自衛隊員のリスクは高まらない」とする安保法制成立時の主張に反する。軍事衝突があっても停戦合意は継続している、と言うこれぞ屁理屈が罷り通る国会の恐怖。
●No.5225/10.9

「世界ブランドランキング。」
とは米国のインターブランドによる指標(昨日の『日本経済新聞』朝刊)で、トヨタがアジア初のベスト5に。単なるブランドイメージではなく事業戦略なども加味されるため優良企業番付とも取れるが、フォルクスワーゲンが40位で5つしか後退していないのが不可解。
●No.5224/10.7

「ホテルでメモを残すと厨房などに貼られる。」
と「オトナの極上ホテル」などの著書があるマーケティング評論家の牛窪恵氏(昨日の「これから、何する?」)。私はメモを残していたが「気持ち悪いのでは」と思いやめた。ベッドメイクを整えて出る自動車会社幹部の話が出たが、これは気持ちよいと思って私も行う。
●No.5223/10.6

「財源がない子供手当てに予算を回す位なら
 防衛費に予算を回すべきだと思います。」
という本日の稲田議員の拙い答弁は予想されていた。政調会長時代のテレビでの討論でこの方は、自民党内で周知された説明や安倍議員の台詞通りの対応が目立った。追及できない司会のお蔭で思慮の浅さは露見しなかったが、国会は別だ。これがポスト安倍、愕然とする。
●No.5222/10.5

「安倍首相の場合は、その場に
 いない自衛隊員や海上保安庁の
 職員に敬意を表すために拍手を呼びかけた。」
これは「米国でも珍しいと思う」と言ったピーター・ランダース米紙ウォール・ストリート・ジャーナル東京支局長(本日の『日本経済新聞』朝刊)。細野議員の「首相に拍手しているように見えた」という指摘は全くの的外れ。国防に関する内容での拍手を問題にせねば。
●No.5221/10.3

「炊飯器と電子レンジがないんです。」
と市川実和子氏(先日の『あてなよる』)。料理をしないのではない。しないならむしろ電子レンジはある。理由が「電化製品が嫌い」というのが素晴らしく、彼女がさらに素敵に見えるから不思議だ。我が家は、気付くと2週間は電子レンジを使わないが、炊飯器は使う。
●No.5220/10.1


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