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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2016年8月分
「普通。」
と互いの第一印象を語った俳優の松坂桃李氏と写真家の奥山由之氏(先日の『SWITCHインタビュー達人達(たち)』)。「自分達は普通と思ったが、そう思わない人もいる」と語るが、普通には常識を基準にした一般さと、通常の感性を示す平凡さの2種が存在する?
●No.5192/8.31

「歩きスマホ。」
をしながら幼児と散歩をする親たち。電車かあるいは素敵なお花やさんか、興味を示してじっと凝視する我が子と共に、少し前の親だったら一緒に見ながらお話しただろう。だが、いまの親は、我が子に目を向けずスマホを見る。壮大な幼児教育の実験がいま行われている。
●No.5191/8.30

「バイク、乗り手と『会話』。」
と川崎重工業の二輪車開発を取り上げた昨日の「日本経済新聞」朝刊。AIを搭載し、バイクが音声で人の感情を認識でき会話可能にする。“モノとの会話”は最早、日常化している。一方で1日誰とも会話せずに買い物でき生きられる社会に、新たなシンドロームが待つ。
●No.5190/8.27

「日本のサッカー選手の
 フィジカルスタンダードを変える。」
というビジョンを掲げ、本年2月に始動したいわきFC(先日の『日本経済新聞』朝刊)。アンダーアーマーのノウハウをフル活用した筋トレを、サッカー練習と同じ時間を割いて週5、6日行う徹底ぶりで、しかも代表は元湘南社長の大倉智氏。注目せずにはいられない。
●No.5189/8.26

「ファミマ惣菜全面刷新。」
と昨日の「日本経済新聞」朝刊。レジ横には惣菜専用ケースも設置。狙いはスーパーの得意分野である夕方にかけての惣菜の取扱い拡充だ。スーパーは、まず来店時に「いらっしゃいませ」、買い物後に「ありがとうございます」の挨拶から始めるべき。コンビニのように。
●No.5188/8.25

「本当につまらない男。」
と岡田克也・民進党代表をジョーク交じりで評した蓮舫議員(本日の『日本経済新聞』朝刊)。「人間はユニークさが大事」と言ったが、岡田氏はやはり固さが目立ち鋭さに欠けた。安倍体制が日本に貢献する価値は少なく極めて危うい。民進党のイメージを変えてほしい。
●No.5187/8.24

「ドローンマネー。」
とM・フリードマンの「ヘリコプターマネー」を言い換えた先日の「日本経済新聞」朝刊。政府が元払い不要の永久債を中央銀行に引き受けさせた金で経済刺激する。日銀の国債大量購入はまさにこのマネー。安倍議員は財政悪化は自分の退任後とでも考えているのだろう。
●No.5186/8.21

「一元的金融緩和見直し。」
を、と寺島実郎・日本総合研究所理事長(昨日の『マイあさラジオ』)。3年連続ゼロ成長で所得も伸びぬ金融政策を進む「この道」の限界。政策金利を引き上げた米国、構造改革を迫るIMFの下で未だ公共投資頼みの安倍内閣。サービス業含む産業構造転換には逃げ腰。
●No.5185/8.20

「敵はメディア。」
と語気を強めるトランプ米大統領候補(先日の『日本経済新聞』朝刊)。「メディアの偏見」と」題するメールを送る考え方の根底にあるのは安倍議員と同じだ。野党は、報道の自由について批判を強めるべきだ。先の参院選も争いを嫌うマスコミによって票数を減らした。
●No.5184/8.19

「人間や人生を分かったような
 気にさせてくれる。」
とは「ジャズと落語」を特集した「ポパイ」9月号での立川志の輔師匠の言葉。あくまでも「気にさせてくれる」だが「分かったように見える」方が近い気も。「ジャズ聴いてます」と言うだけでそれなりに高尚な感じが漂う。個人的には志ん朝さんを特集してほしかった。
●No.5183/8.18

「ミレニアル世代。」
とは1980年〜2000年前後に生まれ、物心付く頃からインターネットに親しみスマホでの情報収集とSNSを重視する(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。25年に世界の労働者の75%を占め、大企業不信が強く資産の4割を現預金とし必需品以外の消費に消極的だ。
●No.5182/8.17

「ベスト3先生。」
というコーナータイトルの発音の差についてリスナーコメントが(昨日の『これから、何する?』)。高橋みなみ氏の方は正統的な複合語の発音だが「ベスト3・先生」と区切る秋元才加氏は「たかみな、ナマってない?」と平気な顔。この差は読書量にもある気がするが。
●No.5181/8.16

「中国的経営。」
の研究に世界的関心が集まる、と若林直樹・京都大学教授(本日の『日本経済新聞』朝刊)。年10%の企業数増をみせるこの国の経営の根底には儒教哲学があり「関係(グワンシ)」と呼ぶ親密な個人的人間関係の重視が特長とか。しかし若い世代には変化も。結局、何?
●No.5180/8.15

「GDP比250%。」
という日本の債務残高は先進国最悪で財政破綻したギリシャより悪い(本日の『日本経済新聞』朝刊)。経済規模5百兆円に対し借金は1千兆円超。安倍議員の新経済政策とやらの目玉はリニア中央新幹線や大型クルーズ船用港湾設備整備と財政を省みない旧態依然施策だ。
●No.5179/8.14

「大往生。」
を著した永六輔氏は「大」を付けた理由を「深刻にならないよう、家族や仲間と気軽に語ってほしい」と言った(本日の『日本経済新聞』朝刊/春秋)。この時期はリオ五輪開催に燃えるが、当然、先祖の霊を迎え入れ供養するお盆でもある。生の力溢れる時に死を考える。
●No.5178/8.13

「UMA(Unidentified Mysterious Animal)。」
つまり未確認動物の研究家で作家でもある中澤健氏が本日の「GOLD RUSH」に出演。「キノコに覆われたキノコ人間を井の頭公園で見た」などの目撃談を真面目に語る姿は、非現実を強引に現実に導く力がある。さすがフジTV「100人目のバカ」トップ3の貫禄。
●No.5177/8.12

「トキトキ。」
という川蟹(カランゲージョ)を叩いてつぶし食べる郷土料理を挙げたのは、アマゾン河口の街・ベレン出身のブラジリアンシンガー、Keissy氏(本日の『blue ocean』)。叩く音からこの名が付いた。ケイジョアーダというチーズの焼き菓子もおいしそう。
●No.5176/8.11

「全ての貝は1オクターブ出ます。」
そう関口知宏氏に言い放った、イタリアはシチリアのランダッツォに住む古代〜中世の楽器を復元し演奏する老音楽家(本日の『ヨーロッパ鉄道の旅』)。全くの自然現象が人口物と酷似する事がデザインなどにもあるが、人は1オクターブを浜辺の貝に学んだのだろうか。
●No.5175/8.10

「昼寝。」
が見直されているが大野裕・認知行動療法研修開発センター理事長は「心も体も健康にする」と説く (本日の『日本経済新聞』朝刊)。寝付いて約15分で起きるとよいので昼寝前のコーヒーで目覚めやすくなるとか。目を閉じ座るだけで視覚からの情報が遮断され効果的。
●No.5174/8.7

「富士山から飛び降りる覚悟だ。」
と民主党代表選への出馬表明で蓮舫議員(本日の『GOLD RUSH』)。もちろん小池百合子都知事の「崖から飛び降りる気持ちで」に対抗しているのだが、二番煎じとはいえ「清水の舞台から〜」の表現にはこちらの方が近い。ここまで来たら、次は「エベレスト」か?
●No.5173/8.5

「メイウォンティー。」
本日の「ディア・フレンズ」の番組中に「演奏して」と頼まれて、16歳になる台湾の美少女チェロ奏者Nana氏が言った言葉。没問題、つまりno problemという意味だが柔らかな語感にホッとする。世の中の出来事がもっとこの言葉で済めば理想的だと思った。
●No.5172/8.4

「金沢大、本田圭佑選手と連携。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの特別研究員に就任したかと思えば、今度は金沢大の運動施設を活用する地域活性化プロジェクトに着手。母校である星稜高校も金沢市という縁もあっただろうがビジネス盛ん。
●No.5171/8.3

「小池氏、SNSフル活用。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。小池百合子氏のツイッター・フォロワー数(1日時点)が約21万6千人で、鳥越俊太郎(約15万9千人)、増田寛也(約6400人)両氏を上回った。「ぜひ緑のものを一点付けてご参加を」と呼びかけたのが一体感につながったとか。
●No.5170/8.2

「数字を鵜呑みにしない。」
と投げかけた池上彰氏(本日の『日本経済新聞』朝刊)。トランプ氏は「去年、50の大都市で殺人件数が前年比17%増となり過去25年で最も増え方が多い」と訴えるが、実際は恣意的に殺人件数増の都市を選んだデータらしい。データで欺くのはトップ共通の悪癖か。
●No.5169/8.1


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