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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2016年4月分
「啓発活動。」
がヘイトスピーチにも必要、と自民(昨日の『マイあさラジオ』)。この「啓発活動」の予算は個々の案件で低下しているのではないか。安保法制、マイナンバーから自転車の原則車道走行まで国民への浸透度不足の課題が目立つ。日本語リテラシーの低下も指摘されるが。
●No.5093/4.30

「共通投票所。」
駅や大型商業施設などで投票できるこの設備に期待した。しかし二重投票の防止システムが気になっていた。昨日の「日本経済新聞」朝刊で全国52の県庁所在地や政令指定都市で参院選での実施は未検討と知る。国費負担は通信回線のみ。まさに画餅、いつ実現するんだ。
●No.5092/4.29

「大山(おおやま)。」
という神奈川県伊勢原市の1252mの山が最近、脚光を浴びる。最寄りの小田急線「伊勢原」駅にロマンスカーが停車するようになり、明日から5月8日まで山腹にオープンカフェを営業。しかも江戸期から続く「大山詣り」が日本遺産に認定。妻の実家近くで気になる。
●No.5091/4.28

「パスライン・ディフェンス。」
水球日本代表「ポセイドンジャパン」の超攻撃的守備形式の名だ(本日の『日本経済新聞』朝刊)。大本監督の発案が当初、選手たちの反感を買った状況がテレビでも紹介されたが、話し合いを重ねて練り上げられた。バレーボールや体操にあった日本のスポーツ神話再び。
●No.5090/4.27

「I could meet you in the middle.」
直訳は「中間地点で会える」だが「譲れるわよ」という意味の慣用句と知る(先日の『Blue Ocean』)。領土問題は、解決するなら痛み分けしかないが、日中・日韓は難しい。ロシアは譲る用意があるような発言をするが、結局はこの国が利益をどうみるかだろう。
●No.5089/4.26

「理性は矛盾を許さないが、
 感性は矛盾のマグマである。」
という言葉を、絵本の読み聞かせ形式で絵本作家・佐野洋子さんのエッセイを伝える5分間番組「ヨーコさんの“言葉”」で本日聞く。これ、つまり感性は自分でも理解できない働きをするという意味なのだが、ときに感性は理性を感性に見せかけようとする力を働かせる。
●No.5088/4.24

「あなたはまだ、魚の
 本当の旨さを知らない。」
というキャッチフレーズを近所のスーパー店頭で見つける。「PRIDE FISH」と銘打ち「漁師が選んだ、本当においしい魚」という言葉もWEBサイトで見たが、「各会員が独自に設けている基準」が曖昧。輸送にも投資する高級魚とどこで線引きされるのだろうか。
●No.5087/4.21

「日本初の自動車ショウ。」
が1954年の今日、東京の日比谷公園内広場で開催。トラックの展示の方が多かった時代の話だ。自動運転で車の未来はどうなるか。自動車通勤と電車通勤を比較した疫学的調査では明らかに電車の方が健康。もちろん行動範囲は広がるが、健康寿命への貢献度は怪しい。
●No.5086/4.20

「『超○○』は死語。」
という見方があるとトムセン陽子氏(本日の『Happy Hour!』)。かなりの方が使っていると思うが、あまりに使われ過ぎて手垢がつくと“死語感”が漂うのではないか。「○○する形」も乱用されるが、これは日本語の語彙の枯渇に起因するため防ぎようがない。
●No.5085/4.19

「ぼっち。」
とは「友達と一緒だと自分のペースが崩れるので一人で行動する」ライフスタイル(14日の『日本経済新聞』朝刊)。京大や大東文化大の学食には「ぼっち席」があり、武蔵野大には「ぼっち飯同好会」がある。「集団主義が崩れている」と諸富・明治大教授は分析する。
●No.5084/4.16

「保育士不足。」
について前田正子・甲南大教授が絶望的な指摘(本日の『日本経済新聞』朝刊)。首都圏に求人が集中し保育ニーズが高まるため各自治体は全国から保育士を集め、地方でも県庁所在地に待機児童が発生し地方の若年人口減は進む。一極集中は育児の面でも空洞化を進める。
●No.5083/4.15

「小田急線盛り上げ隊。」
とは、東京都と神奈川県にまたがる小田急線沿線の11商工会議所と小田急電鉄が組み、五輪へ向けてブランド価値向上を目指す組織だ(先日の『日本経済新聞』朝刊)。東京(新宿御苑他)から小田原(箱根)、藤沢(江ノ島)まで広域だが、この種の沿線PRは珍しい。
●No.5082/4.14

「育児支援など家庭向け社会保障費。」
は、日本がGDP比約1.3%で、スウェーデン(約3.6%)やフランス(約2.9%)より低い(先日の『日本経済新聞』朝刊)。保育士の処遇が改善しないのは必然なのだ。なかで保育園経営大手のソラストは保育士の平均給与を18%上げ離職率を10%減とした。
●No.5081/4.13

「女子高生AI『りんな』。」
をマイクロソフトがLINEで公開したとか(本日の『TOKYO PLAYGROUND』)。「まるで女子高生と話しているかのような会話ができる」という触れ込みだが、友達は?「食った。海のにおい」っていう会話はどうなのだろう。だがAIの進化が目覚ましい。
●No.5080/4.12

「眼瞼内反(がんけんないはん)。」
とは、まぶた全体が内側を向いてしまう疾病だが、仕事でその症状について調べていたら犬の眼瞼内反のページを発見。こんな一般的でない疾病でも犬と人間が同じように語られるペット文化の広がりに驚く。非婚化も進みペットと人間の関係はますます人間関係に近づく? 
●No.5079/4.11

「親孝行プレイ。」
とは、重い存在の最後に「プレイ」を付ける行為の一例で、気軽になると、みうらじゅん氏(今朝の『マイあさラジオ』)。新著「『ない仕事』の作り方」に絡めて述べた「権威濃すぎ(ケンイコスギ)」も面白い。年長になると権威が漂うので濃くならないよう注意とか。
●No.5078/4.10

「N高等学校。」
が開校した。高校生で5万3千人以上の不登校がいるなか、「カドカワが創る新しいネットの高校」をスローガンに掲げるこの高校に1,482名が入校。ネットが生むコミュニティを肯定する一方で、スクーリングなど生身の交流の必要も説かれる、一種の壮大な実験だ。
●No.5077/4.9

「セブン&アイホールディングス
 鈴木敏文会長が突然の辞任表明。」
と昨夜の「荻上チキ・Session-22」。80歳を超えてなお精力的に店頭と消費を語る姿に敬意を表していた。井阪セブン-イレブン社長の解任を巡り創業家との確執があったというが、何より創業者の伊藤雅俊氏の発言力に驚く。鈴木さん、ぜひ次のステージへ。
●No.5076/4.8

「生産年齢人口1人当たり。」
という条件付きだが日本について「GDPの伸びは2000年以降では米国を上回る。90年以降でも欧州より高い」と米経済学者(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。「GDPの伸びは他の先進国並みで失業率も低い」とインド準備銀行総裁。個人は頑張っているという事。
●No.5075/4.7

「正月、妻の実家に嫌々帰る運動。」
は松尾スズキ氏が自身の番組で作成したラジオ体操のパロディだ(先日の『SWITCHインタビュー 達人達』)。事程左様に「結婚」という制度は揶揄の対象となる。「結婚っていい」などと言えば嫌みの一つも言われるのが落ちだが、私は妻の実家に一人で行って飲む。
●No.5074/4.6

「男はオレンジの香りが好き。」
と香水コーディネーターの牧野和世氏(本日の『POP UP!』)。炬燵でみかんを食べた家族団らんの記憶を好ましいと思うのが理由とか。男女共に人気の香りは石鹸や洗剤らしい。万人に好かれる香りがある一方で、人には他人には言えない好みの香りがある気がする。
●No.5073/4.5

「意思決定が脳を疲れさせる。」
と予防医学研究者の石川善樹氏(本日の『マイあさラジオ』)。だから着る服は朝決めず前夜に揃えると負担が軽減できる。また、瞑想は宗教から科学の領域になったと語り1日5分の瞑想でイライラが減り脳の許容力が広がるとか。確かにイメージトレーニングは科学だ。
●No.5072/4.4

「救急車の出動6年連続過去最多。」
と今朝のNHKラジオニュース。「救急車の不適正な利用の増加」が8%を占めるというが、私の義弟は、激しい胃痛で1週間動けず携帯も取れず冷蔵庫も開けられなかったが、ようやく119番し救急車が到着した際は痛みが治まっていたため入院の必要なしで去られた。
●No.5071/4.3

「トップ訓示。」
を紹介した「日本経済新聞」本日朝刊。キーワードを挙げると、サントリー「遠慮はいらない」、ダイキン工業「自らを磨き高める努力」、東京電力「歴史をゼロから作る」、三井住友銀行「変化はチャンス」、楽天「世界の動きに目を向けて」。各々の現状が垣間見える。
●No.5070/4.2

「米軍が沖縄本島に上陸。」
1945年の今日行われたこの歴史的事実から沖縄に関わる様々な問題が生まれていく。しかしそれは「新生活スタート」というトピックの前にほとんど発信されることがない。琉球新報はこのとき米軍の捕虜となった朝鮮半島出身の日本兵の尋問調書を入手したと報じた。
●No.5069/4.1


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