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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2016年3月分
「川崎の中小景況感悪化。」
と「日本経済新聞」本日朝刊。川崎信用金庫の取引先(回答517社)が対象で、まさに中小企業(この言葉の見下ろす感覚が嫌いだが)の現状を示す。1〜3月の売上高・利益共に10〜12月に比べ2割近く悪化。中国経済減速と円高株安が原因と記すが、安倍内閣よ。
●No.5068/3.31

「参議院公式WEBサイト。」
は、せめて「本日の本会議」のページに昨日の内容ではなく、本日の内容を入れてほしいし、少なくとも質問する議員・所属政党・質問予定時間を入れてほしい。国民の政治への関心低下云々を嘆くのなら、おざなりな姿勢でなく、せめてその程度の努力をすべきだと思う。
●No.5067/3.30

「金融資産を持たない世帯の割合は31%。」
と13年の数字を示し本日、質問した民進・前川清成議員の「格差というより貧困が広がっているのではないか」という指摘に「(料金振替など)日常的に使われる口座(減少)がそのデータからは除外されている」と返した安倍さんの不真面目さには心底、嫌悪を覚える。
●No.5066/3.29

「日本の農業就業人口。」
は農水省データが2011年しかないが前年に比べ5千人(0.2%)減少、65歳以上が6割、75歳以上が3割を占めるなど高齢化が進み、増える会社法人組織に期待するしかない。常磐線特急の車窓から広い畑で夫婦二人が作業する風景を見て、その行く末を思った。
●No.5065/3.28

「共通投票所。」
とは国政や地方選挙の投票日に駅や商業施設に設置する投票所だが、3月末に公職選挙法改正案成立の見通しで7月の参院選に実現する(先日の『日本経済新聞』朝刊)。無残な数字となった投票率アップに貢献しそうで投票所減も補う。これが野党に有利に働く事を祈る。
●No.5064/3.27

「ママの台所で爆弾を作ろう。」
というイスラム過激派組織発行の雑誌がインターネットに掲載された事を紹介した先日の「日本経済新聞」朝刊。圧力鍋やマッチで爆弾が作れる情報が飛び交い、Homegrown(自国育ち)のLone wolf (一匹狼)というテロの形態が広がるこの世に暗澹とす。
●No.5063/3.26

「餃子。」
にチーズや塩辛などをトッピングするスタイルが新橋で人気とか(昨日の『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』)。ワインに合うトリュフ餃子など特に女性ターゲットの餃子が最近、話題を賑わす。トッピングを通じあらゆる食物はコンプレックス化する。
●No.5062/3.25

「許されるものではなく、断固として非難する。」
とベルギーの同時テロに関して一応、非難した菅官房長官(本日の『TIME LINE』)。「ご迷惑、ご心配をおかけした」と同じステレオタイプの典型で、そこに真の憤りは微塵も感じられない。せめて「言葉」でISに、世界に衝撃を与える能力と覚悟を持てないか。
●No.5061/3.24

「メキシコ国境に万里の長城。」
を築き日韓駐留米軍への負担増要求、イスラム教徒の入国を禁じ、イラン核合意やTPPは破棄、NATOへの関与も減らすと叫び、ワシントンポストに「孤立主義」と叩かれるD・トランプ氏(本日の『日本経済新聞』朝刊)。それでも支持する米国民の怒りが信じ難い。
●No.5060/3.23

「私作る人、僕食べる人。」
というコピーのハウス食品工業のCMが「性別役割分業をより定着させる」として中止されたのは75年だが、先日の「おはよう日本」での便利グッズ紹介で、料理をする妻に掃除を頼まれた夫が嫌々、新聞を置いて掃除機を持つ場面があった。この鈍感さは未だCMにも見られる。
●No.5059/3.22

「2駅ルール。」
なるサイバーエージェントの家賃補助制度を紹介した昨日の「OPINION」。勤務地の最寄駅から2駅圏に住む5年未満の正社員に対し月3万の家賃補助を支給。私は徒歩7分に事務所を移したが、高度成長期から働く日本人の象徴だった満員電車の緩和にもつながる?
●No.5058/3.21

「自転車って歩道だよね。」
という認識が最初に法で歩道走行を認めたために浸透した、とNPO自転車活用推進研究会の小林成基氏(今朝の『WONDER VISION』)。路面の自転車通行表示の増加に言及したが、もちろん守られていない。会の取組みは評価したいが警察の取締り強化を望む。
●No.5057/3.20

「ウォーキングがアイデアを生む。」
と「新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます」を出版した鈴木おさむ氏(昨日の『GOLD RUSH』)。デスクで考えるのが一番いけない、とも。私も“散歩”が日課だが、新たな発想が生まれるのは間違いない。ただメモをとらずに手抜きすると忘れてしまう。
●No.5056/3.19

「共和党分断。」
の可能性に触れ、もしトランプが破れても共和党に深刻な影響がある、と津山恵子氏(今朝の『JK RADIO-TOKYO UNITED』)。米国民の多くが重大な危機感を覚えるなか、それでも予想を裏切って勝ち続ける、エースではないジョーカーのトランプの恐怖。
●No.5055/3.18

「木曜日はサラダの日。」
という近所のスーパーの店頭表示に「前からこんな日あったかな」と思った。当然、野菜は安くなっているが、ドレッシングもマヨネーズもポイント加算だ。そして「転勤の時期で店長が変わったかな」と想像したが、いずれにしても工夫次第で活性化するのだと納得した。
●No.5054/3.17

「柏崎刈羽原子力発電所のCM。」
福島県からの避難住民を中心とする方々が安全対策などを伝える同発電所テレビ・ラジオCMに「気持ちを踏みにじり不適切」と放送中止を要求(今朝の『NHKラジオニュース』)。メルトダウンの公表が大幅に遅れた後で常識では信じ難い。親方日の丸の不遜に呆れる。
●No.5053/3.16

「右の攻め。」
を「日本経済新聞」朝刊で稀勢の里に求めた玉ノ井親方(元大関・栃東)。強い左が入っても右上手が取れないと攻めあぐね、左が入らないと一気に攻められ、左を差しただけでは胸を見せて安定せず、左にこだわるから立ち合いも鈍くなる。先を越された稀勢の里、右だ。
●No.5052/3.15

「アラハン。」
とは「アラウンド・ハンドレッド」つまり100歳前後の高齢者のことで、この年代の書籍が売れているとか(先日の『あさイチ』)。日本画家の篠田桃紅氏「一〇三歳、ひとりで生きる作法〜老いたら老いたで、まんざらでもない」や評論家の吉沢久子氏など本当に元気。
●No.5051/3.14

「勝ちきれなかったではなく、
 勝てなかった。」
と森保一・サンフレッチェ広島監督(J1/1 ST第3節実況)。アディショナルタイムにやっと同点に追いついた試合を振り返ったのだが、完遂や極限の意で最近多用される「〜切る」を敢えて言い直した言語感覚が繊細。単に「勝てなかった」と言うべきと思ったのだ。
●No.5050/3.13

「子供が教師を信用しなくなった。」
とは日本人の言葉ではない、チェコのボヘミア地方の初老の男性の言葉だ(先日の『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅』)。「民主化からお金持ちが偉いという風潮になった」とも。伝統・風習が廃れ言語が乱れるのも各国共通。しかし、この指摘は資本主義の根本的欠陥か。
●No.5049/3.12

「ドファサルメイク。」
とは全ての男を魅了するメイク、らしい(8日の『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』)。黒木絵里氏は、陶器のような肌の韓国女性が注目される一方、トレンド一色にならぬ日本女性のメイクが韓国で真似されているとリポート。しなくてキレイが一番。
●No.5048/3.11

「チェコ大統領府の旗が
 赤い巨大パンツに。」
という昨秋のチェコの新聞記事を現地人に訳してもらった関口知宏氏(本日の『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅』)。確かにAFPサイトに掲載されていたが日本での認知度はいか程か。米大統領選も中国の関心度は低い。そこで知りたいのはイラクにおけるISの記事だ。
●No.5047/3.10

「6分台を出すためには
 5分を目指さないといけない。」
と自身も2000年に2時間6分51秒を出した藤田敦史・富士通コーチが発言(昨日の『スポーツスクエア』)。高過ぎると批判される男子マラソンの陸連設定タイム2時間6分30秒だが、現場は2分台で争う世界のトップを目指し闘っていると改めて思い知らされた。
●No.5046/3.9

「POUTO。」
チェコ語かスロバキア語か、「この土地ではこう言う」とチェコの男性が紹介したこの言葉は「縁」(本日の『関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅』)。再婚した妻の連れ子だった娘に乗馬を教えたら国内上位になるまで習熟したという話に関口氏が「縁ですね」と言ったのだ。
●No.5045/3.8

「戦争はダメです。」
という東京大空襲を「語り継ぐつどい」 での西尾静子氏の声は確かに尊い(昨日の『NHKニュース』)。しかしイベント化されたメッセージは地球を覆う現実の“戦争”の前ではいま非力過ぎる。反戦を平和の構築へと展開できなかった日本の進路が再考を迫られている。
●No.5044/3.7

「何も変わっていない。」
と生前の若松孝二監督(今朝の『トランス・ワールド・ミュージック・ウェイズ』)。連合赤軍や三島由紀夫など昭和史を扱った自作を踏まえて語った先には、例えば3.11の後も稼働し続ける原発に声を上げない市民への叱咤もあった。私たちは節電さえも忘れ去った。
●No.5043/3.6

「シズルワードの現在。」
の編著者、渋澤文明氏が「芸能界のアテンド王が教える最強の店77軒」の著書もある渡部建氏の「GOLD RUSH」に昨日、出演。ワード上位の「もちもち」「コシがある」などは私も何度も使った。「リッチ」と「濃厚な」も急上昇で、「豊濃化」が進むとか、納得。
●No.5042/3.5

「リフォームとリノベーション。」
が混在している。前者が(壊れた箇所を戻す)修繕で、後者は(機能を向上させる)改修と国土交通省が定義しているが、明確に区別されていない。少し前までは後者は英会話にしか登場しなかったが、最近は前者より煩雑に目にするのは単なる鮮度の違いの差でしかない。
●No.5041/3.4

「朝6時に日本アンチ・ドーピング機構が
 来たと思ったら、1時間後に世界反ドーピング
 機関が来た。」
と一流アスリートにとってのドーピング検査の過酷さを述べたロンドン五輪・女子100m背泳ぎ銅メダルの寺川綾氏(1日の『日本経済新聞』朝刊/スポートピア)。毎日の日程表を機関に提出し、予定の場所にいないとアウトでトイレには検査官と2人で入るなど壮絶。
●No.5040/3.3

「小結節。」
は「しょうけっせつ」と読み小さなしこりや腫瘍を意味するようだが、医学的に信頼できる説明がWEBサイトになくQ&Aサイトを参考にするしかない。だから本当に正確な情報を得たいなら書店か図書館に行くことになる。インターネットは万能ではないといつも思う。
●No.5039/3.2

「世界の貧困人口は減っている。」
と「日本経済新聞」本日朝刊。1日約215円未満で暮らす人口だが、日本の相対的貧困層も実はここ数年減っている。ただ定義は“等価可処分所得(世帯可処分所得を世帯人員の平方根で割り調整)中央値の半分未満の世帯員となり平成24年は 122万円で16.1%。
●No.5038/3.1


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