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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2015年8月分
「完璧な半熟卵と完璧な温泉卵を作ろう。」
とは「全国学力・学習状況調査」で理科の得点が最も高かった福井県で実施される「ふくい理数グランプリ本選」のテーマ。「仮説を立てて実験し結果を見るべきなのに答えを見ながら実験している」と左巻健男・法大教職課程センター 教授(『先読み!夕方ニュース』)。
●No.4883/8.31

「子供の死因のトップは自殺。」
と湯浅誠・法政大学教授(今朝の『マイあさラジオ』)。「周囲に受け入れられている」感情が大事な人間にとって、そうでない子供の状態に気づき声をかけられるか。「頑張れ」でなく「頑張っているね」という肯定が大切とも。9月1日に最も自殺が多いという、注意。
●No.4882/8.28

「秋限定。」
と題したスーパードライのパッケージの広告を見た。「中身はスーパードライです」と書かれると、少しは秋感覚プラスして、と言いたくなる。アサヒビール公式Twitterアカウントをフォローする販促を行うが、スーパードライはスーパードライのデザインがいい。
●No.4881/8.27

「介護離職。」
とは家族の介護のために会社を辞める事だが、年間約10万人に達し、その8割が女性なのだとか(本日の『日本経済新聞』朝刊)。対策は社会保障の充実と言うが、何の説得力もなく真に絶望的な状況だ。私にも大いに関連するが、日本は“不可能性”の問題が多すぎる。
●No.4880/8.25

「かきごおりすと。」
という肩書きをもつ小池隆介氏が出演(作日の『トーキング ウィズ松尾堂』)。神奈川・鵠沼海岸の「埜庵(のあん)」が先駆者で、既に店舗情報も出尽くした感があるが、今後はさらに様々な業態で幅広く浸透する予想とか。ラーメンやカレーのような大衆化はあるのか。
●No.4879/8.24

「09組111111。」
1988年の今日、大阪ドリーム館で開催の「近畿くじ」抽せん会で発表された1等1千万円の当せん番号(今朝の『マイあさラジオ』)。当選番号6桁に1が並ぶ確率は420万分の1とか。「ゾロ目」とは二つの賽で同じ目が出るのが語源だろうが、価値が跳ね上がる。
●No.4878/8.23

「ミャンマーのビール最大手を買収。」
したのはキリンだが、ビール需要が急拡大中らしい(本日の『日本経済新聞』朝刊)。このミャンマーという国名を聞くことが最近多い。知人の税理士さんは現地に進出する日本企業向けに毎月訪れ、制作会社のディレクターさんはイベント対応のため1ヶ月現地滞在する。
●No.4877/8.20

「人手不足の外食業界。」
でスタッフの動線を効率化することにより4人を2人にするシステムを開発中とか(昨日の『NHKマイあさラジオ』)。ただでさえ接客術に欠ける外食業界で、これは自殺行為でもあると思うのだが、人手不足の未来を見越した情報工学の賜物をどう使うか難しい課題だ。
●No.4876/8.18

「三人に一人は痔。」
と日本ではよくいわれるが、中国では十人に九人、女性は十人中十人が痔といわれる、と大腸肛門専門医の岩垂純一氏(今朝の『NHKマイあさラジオ』)。二本足で立つ人間に特有の疾病らしく、女子大生らしき明るい声の女性を登場させるボラギノールのCMも当然か。
●No.4875/8.17

「クマムシ。」
とは体長0.05mm〜1mm未満の無脊椎動物で超低温下の環境でも生きる“最強生物”。英語名がウォーターベアで姿や動きが熊みたいで可愛い。この生物に魅せられた堀川大樹氏(慶応大学SFC研究所上席所員)の研究が面白い(12日の『日本経済新聞』朝刊)。
●No.4874/8.14

「戦争は即 死と考えなきゃいかん。」
と戦地で片腕を失った水木しげるさん(今朝の『おはよう日本』)。安倍議員は、この道しかないと言うなら「いま平和を守るためには、死を覚悟しなければならない」とはっきり言うべきだ。是非は別に、そこから議論が始まる。だから本来は改憲論議だったはずなのだ。
●No.4873/8.13

「方言の経済価値が上昇。」
と先日の「日本経済新聞」朝刊/現代ことば考。方言手ぬぐいや方言茶碗の類の土産物は手軽に変えたが、「おいでませ山口」をはじめ、方言が宣伝に使われるようになって“変えない方言”が増えた状況をこう皮肉ったのだ。私は都心のどこにいても静岡弁を嗅ぎ分ける。
●No.4872/8.12

「ワッツ暴動。」
とは65年の今日、米国ワッツ市(ロサンゼルス市に吸収)での警察官による黒人家族逮捕に端を発した黒人暴動。黒人居住地区で白人警官との軋轢があったが、人種差別は50年後の現在も根深い。ISの存在の奥深い所に差別があるとしたら地球社会が防ぐのは困難だ。
●No.4871/8.11

「川内原発再稼働反対。」
はいい。しかし東日本大震災直後、これでもかと叫ばれた省エネの声はどこへ消えたか(私も随分エコ関連のコピーを書いた)。原発がなくても電気に困らないという浅はかな理由だとしたら何と情けないことか。今日もWithout Air Conditioningで。
●No.4870/8.10

「コラーゲン鯛。」
と書かれた魚を近所のスーパーで見つけた。検索すると「今注目のコラーゲン入りの飼料を魚に与え」た鯛で愛媛県で商標登録を取ったブランドらしい。ついに魚にも“機能性”の時代が来たか。発泡酒もプリン体ゼロ&糖質ゼロなどの機能を売るが、ズバリ酒らしくない。
●No.4869/8.9

「人身事故だって。」
本日20時過ぎの田園都市線「たまプラーザ」駅で人身事故に遭遇。これは、乗客であふれる改札口付近で5歳くらいの男の子が言った言葉だ。この子は恐らく「人身事故」の悲惨さを自覚していないのでは。鉄道各社の伝え方が死と無縁で信号機故障と同じ扱いだからだ。
●No.4868/8.8

「安保法案完全馬脚。」
と本日の「日刊ゲンダイ」。馬脚とは芝居で馬の脚を演じる役者が姿を現す失敗の意だが、安倍自民の安保法制は、脚なんて始まる以前から見え見えな、田舎芝居にもならないお遊戯会だった。しかも安倍議員は、自らは名優と自惚れているところが二重、三重に救い難い。
●No.4867/8.6

「太陽はどうしてできたんですか?」
という男の子の質問に、地球ができる前の50億年も昔、塵やガスが集まってきて押しくら饅頭すると1千万度を超えるほど熱くなって輝きだし太陽は誕生したと永田美絵・コスモプラネタリウム渋谷解説員(本日の『夏休み子ども科学電話相談』)。いいなぁ、この番組。
●No.4866/8.5

「発言について詳細には
 読んでおりません。」
と自民の武藤貴也衆院議員の「日本国憲法によって破壊された日本人的価値観」に対し答弁した安倍議員。この方の口から「詳細に読みました」という言葉はいつ聞かれるのか。ポツダム宣言もだが本一冊を問題にしている訳ではない。資料を軽んじる姿勢は他でも分かる。
●No.4865/8.4

「鶏卵加工品。」
とはコンビニ弁当などに乗せられた卵らしき食物(『生活と自治』8月号)。“半熟卵風商品”なる「ハーフたまご」の原材料には「卵黄、植物油脂、脱脂粉乳加工品、卵白加工品(中略)原材料配合割合・鶏卵45%(仕込み時)」とある。100%無害、と言えるのか。
●No.4864/8.3

「尻焼け。」
は強い日差で水分不足になり糖度が上がってトマトの尻(先端部)に白斑が浮かぶ現象。水でトマトは大きくなるが、北海道・余市の中野ファームは「水を絞る(加減する)」ことで糖度を上げる(昨日の『ぶらり途中下車の旅』)。これが「スーパーには出せない」って?
●No.4863/8.2

「4Cと4℃。」
ダイヤモンドの品質は、「4C」といわれる4つの基準(Cut=仕上げ、Carat=重量、Color=色味、Clarity=透明度)で表される。ジュエリーなどのブランドである4℃の意味は「氷が張った水面の底で唯一魚が生息できる安息の場所の温度」とか。
●No.4862/8.1


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