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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
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2014年1月分
「トパアズいろの香気。」
という高村光太郎「レモン哀歌」の一節を借りつつ、理化学研究所・小保方晴子氏の弱酸性溶液による臓器・組織細胞の初期化研究を紹介した本日の「日本経済新聞」朝刊/春秋。独創的な行いには常に嘲笑が伴うのは世の常で、小保方氏もそれに耐え信念を貫いた。敬服。
●No.4370/1.31
「責任倫理と心情倫理。」
M・ウェーバーが唱えた(行為の結果を予測の範囲で考え責任を取る)前者と(行為を純粋に信じ結果は神に委ね省みない)後者を取り上げ質問した江田憲司議員(昨日の『国会中継』)。安倍議員は「2つは対立しない」と返したが、ならば中韓との和解の道を示すべき。
●No.4369/1.30
「集団的自衛権なくして
 わが国の安全を守ることはできず。」
と安倍議員(昨日の『国会中継』)。その通り、戦争は国家を守る手段で国民を守る方法にはならない。真に国民を守るのなら不戦に尽きる。国家は、戦争に参加する兵士は守らないし背後の国民も守らない。政治家は防衛の目的を国民の安全などと嘘をつくべきではない。
●No.4368/1.29
「鍋料理。」
は糖質・脂質・タンパク質のバランスがよく、ビタミン豊富で「世界に誇れるアスリート食」と管理栄養士(今朝の『おはよう日本』)。国立スポーツ科学センターでも奨励する。鍋料理を毎日食べる埼玉栄高校の名門相撲部の一年生は、筋肉量が増えて体脂肪率が減った。
●No.4367/1.28
「性犯罪24時間電話相談窓口。」
を神奈川県が設置(今朝の『おはよう日本』)。24時間窓口の必要性は、それだけの被害拡大を示す。実際に昨年、神奈川県警が把握した強姦や強制わいせつなどの犯罪は600件で15%増とか。ここにも現代人の狂暴化の実態がある。原因を探る疫学的調査が必要だ。
●No.4366/1.27
「ジャネーの法則。」
とはこの名のフランス人学者が説いた「50歳にとっての1年は人生の50分の1、5歳にとっては5分の1だから、50歳の1年は5歳の10に匹敵」という説(本日の『日本経済新聞』朝刊/コトバ百貨店)。「1月は行く」ほど早いというが、私にとっては長かった。
●No.4365/1.25
「MICHELIN GUIDE 2014。」
フランスのタイヤメーカー、ミシュランがレストランや宿泊施設を星の数で格付するこのガイドのポスターには、ミシュランマンという白色のキャラが配されているが、考えてみれば繊細な感覚が求められる味ともてなしの世界を扱うにしては、あまりに大味で似合わない。
●No.4364/1.20
「有識者懇談会。」
で集団的自衛権について論議すると安倍議員(本日の『日曜討論』)。世論調査でもこのテーマは賛否が分かれる。だからこそ、単に有識者に任せたからよしとするのではなく防衛に関する立場を公平に編成すべき。国家の根幹を成す論議があまりに安易に進められ過ぎる。
●No.4363/1.19
「フロストフラワー。」
とは、氷や石の上に空気中の水蒸気が付着して作られる結晶が大きくなるにつれ花のように見えることから名付けられた。今朝の「おはよう日本」では、北海道幌加内町の冬の花畑を中継。41.2度の日本最寒を記録したこの町にある朱鞠内湖の"霜の花"は美しかった。
●No.4362/1.17
「細川護煕。」
この方の都知事選出馬を機に原発が脚光を浴びている。小泉純一郎氏をマスコミがもてはやすからだが、それよりむしろ東京五輪の是非を巡る論議の方が重要だ。また、舛添要一氏は「東京五輪に向けた防災対策」と言うが防災対策をする環境で五輪ができると言えるのか。
●No.4361/1.16
「Chim↑Pom。」
とは11年、岡本太郎「明日の神話」に原発事故を思わせる絵を付けて書類送検され世間に注目されたアーティスト集団。だが「右下と左下にすき間が残され水平線が途切れている。太郎さんのタッチでクロニクルを更新した」という真面目な意思はあまり知られていない。
●No.4360/1.12
「AU(アフリカ連合)。」
安倍議員のアフリカ訪問に関する報道で、この略称を「英雄」と平板読み発音した小郷知子アナ(本日19時の『NHKニュース』)。NHKアナの異常な平板読みは、国会で(一度質問されたが)もっと問題視すべきほどひどい。変わるのではなく、非言語化する日本語。
●No.4359/1.11
「まちゼミ。」
とは、店主らが先生役となり客に専門知識やプロのノウハウを教える街おこし運動(本日の『日本経済新聞』朝刊)。愛知県岡崎市が発祥らしいが、この度、神奈川県川崎市内の3商店街でも実施とか。専修大商学部がPRを手伝うという、まさに今どきの活動が興味深い。
●No.4358/1.8
「TIPS。」
オランダリーグのトップチーム、アヤックスの少年選手採用時の指針。Technic(基本技術)、Intelligence(戦術理解)、Personality(人格)、Speed(走り出しの速さ)の頭文字をとったものだが、見方を変えれば仕事にも通じる。
●No.4357/1.6
「人々は現在よりも貧しく。」
と70年の大阪万博当時を表した橋爪節也・大阪大学総合学術博物館館長・教授(本日の『日本経済新聞』朝刊)。もちろん衣食住全てに日本はいわゆる"物質的"な面で"豊か"になった。ただ、高度成長時代を「貧しい」と語るには現在の精神的な貧しさが後ろめたい。
●No.4356/1.5
「野党再編。」
へ細野豪志(民主)・江田憲司(結い)・松野頼久(維新)の3氏ら積極派が動く(本日の『日本経済新聞』朝刊)。江田氏が維新の石原・平沼両議員を外す合流構想を練るのは当然。「しがらみのない」を絶対条件に、防衛や憲法への態度を同じくする者で組めるか、だ。
●No.4355/1.4
「長期では日本経済を悲観している。」
と“伝説の相場師”といわれた石井久・立花証券元社長(本日の『日本経済新聞』朝刊)。人口減少下で移民政策に消極的、国の借金は1千兆円、個人資産の6割が豪州ドル債などの理由だ。民主の“仕分け”は最早笑いの種か? いや、自民にその意識がないのが絶望的だ。
●No.4354/1.3
「ずいぶん差が開きましたねぇ。」
と本日の東京箱根間往復大学駅伝競走・往路1区15km地点の実況アナ。こんな私の父のような年寄りトークは毎年、箱根を実況する日テレには不要だ。その差は約1分だから、例年の1区で1分差のチームがどの程度あったか、くらいの深い情報がなければ無言でいい。
●No.4353/1.2
「絶滅解消計画。」
とは博物館の剥製に残るDNAの遺伝情報を元に絶滅した生物を蘇らせるジュラシック・パークに似た計画(元旦の『日本経済新聞』朝刊一面)。DNAによる治療は年末の某病院長取材でも耳にした。しかし、長寿を目指して医療費はどうするのか、目処は立っていない。
●No.4352/1.1

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