プレゼントのアピール&プロフィールコピーライターのプレゼント
"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
13年間にわたるバックナンバーはこちらから

2012年11月分
「デジカメ販売1000万台減。」
1週間前の23日、「日本経済新聞」朝刊一面にこの見出し。「スマホ普及響く」とあるが、確かにiPhoneのカメラ機能の鮮明さは驚くばかりで私のデジカメなど足元にも及ばない。逆にAndroid OS搭載のデジカメも出現し“撮影”の世界の混沌の度は増す。
●No.4074/11.30
「床もみじ。」
京都、実相院門跡の床もみじ、ことのほか美しき(昨夜の『報道ステーション』)。タクシー運転手が偶然、発見したというが、磨き込まれた木の床の艶やかさは見事だった。水面に映る風景など、日常でも時折感じる、反射の趣。これは日本独特の美意識なのであろうか。
●No.4073/11.29
「深層崩壊。」
とは、山崩れ・崖崩れのうち深層の風化した岩盤も崩れ落ちる現象で重大な被害を及ぼす(本日の『ラジオあさいちばん』)。国土交通省が全国マップをまとめた背景には、昨今のゲリラ豪雨も影響したか。さらに地方自治体の長も危険エリアを把握していない現実もある。
●No.4072/11.28
「課題山積。」
というが、積まれていればまだいい。いまの日本は課題が崩れてしまって見えない。25日の「日曜討論/政治決戦へ 政策を問う」でも外交・景気・原発・TPPに意見を戦わせてはいたが、雇用・拉致・基地問題まで言及する時間は当然なく、優先順位も見出せなかった。
●No.4071/11.27
「悋気の独楽。」
を関東学院大学の学生の前で演じた入船亭扇辰師(一昨日の『キャンパス寄せ』)。「悋気」はもちろん「花柳界」なる語も解説せずそのまま演じたが痛々しかった。この2語の認知度は恐らくかなりの低率だろう。もちろんその心意気は大切だが、日本文化の崩壊は急だ。
●No.4070/11.26
「国のためを考えれば
 野合はしてはいけない。」
と、みんなの党・渡辺喜美代表(昨日の『NHKニュース』)。維新の会との合流も拒否した。渡辺議員はどうしても好きになれなかったが、この第三極への雪崩現象のなかでの決断には救われた。私の地元では、期待していた県会議員が立候補するが、みんなの党なのだ。
●No.4069/11.25
「五冠。」
取得者が生まれた。囲碁の世界の話だ(昨日の『NHKジャーナル』)。第60期王座戦挑戦手合五番勝負で張栩王座に井山裕太氏が勝って王座奪取し、本因坊、天元、碁聖、十段と合わせ史上最年少(23歳5ヵ月)で達成。スターって、黙っていても次々生まれるなぁ。
●No.4068/11.24
「グルメ考。」
なぜなのだろう、NHKの日本語センターでも指導していた69歳の川野一宇アナが、この複合語を複合語として発音できない(昨日早朝の『ラジオ深夜便』)。「グルメ考」を「グルメ」で一旦止め「考」と言う。これでは単に2語を別々に並べて言っているに過ぎない。
●No.4067/11.23
「定員割れの私大45%。」
と昨日の「NHKジャーナル」。小泉内閣当時の教育の規制撤廃(認可審査の簡易化等)がこの薄ら寒い荒廃を生み出した。少子化の時代になぜこのように名前も聞いた事がない私大が増え続けるのか。小泉内閣の総括が必要だが、天皇の戦争責任も省みられない国だから。
●No.4066/11.22
「柏木陽介。」
と言えばJ1随一の人気を誇る浦和レッドダイヤモンズ のサッカー選手(元日本代表)だが、彼のブログが我が家で人気。都内から埼玉、神奈川まで縦横無尽に食べ歩く(恐らくグルメであろう)行動力と「こんばんは」を「コンバース」などと書くその言語感覚が面白い。
●No.4065/11.21
「マーシャル諸島。」
フィリピンとハワイのほぼ中間の太平洋上に位置する共和国。ここの男性教師は、生徒に問題を与え、短パンにアロハ姿で横になって寝るのだとか(本日の『地球ラジオ』)。日本の委任統治領時代もあったという霞ケ浦とほぼ同じ広さのこの国の存在が急に気になりだす。
●No.4064/11.18
「捏造。
 進捗。
 軋轢。」
を街頭インタビューで読ませて、間違う様子を見せた本日の「週刊ニュース深読み」。大学生の学力低下というテーマだが、「難しすぎて社会人でも読めない」というコメントそのものが日本人の学力低下をも表す。有名私大の取材でも学力低下を嘆く声を聞く。日本墜落。
●No.4063/11.17
「セアカゴケグモ。」
はオーストラリア原産の毒グモだが都市部の気温上昇で増殖中だ。昨夜の「ニュースウオッチ9」では、雪が降らない旭川、帆立貝の死滅、スルメイカの不漁、サバの旬の遅れなど、今夏の海面水温上昇による異変を報道。交差点角にある当社ベランダでも熱帯植物が育つ。
●No.4062/11.14
「暴落する国産材。」
について特集する本日の「クローズアップ現代」。木片を接着剤で貼り合わせた集成材は、いわば工業製品で品質が数値化されるため建築に使いやすく実際に高強度だ。これに外国産の木材が使われているのだが、いま行っている工務店取材でも多くが集成材志向と感じる。
●No.4061/11.13
「大きな1点。」
とサッカーの試合なら3点目くらいまでは1点毎にこう言うのではないか。TV観戦していて、これほどつまらない解説はない。1点差の8回に点を入れ2点差になったとき「大きな1点」と言う野球の解説と同じだ。そんな当然の事を言わずに、なぜ入ったかを聞きたい。
●No.4060/11.12
「第三極。」
と勝手に言っているが、選挙後、結局は意見対立の火種を抱えた政党の野合に恐らくの日本の政治はかき回される。自民、民主のここ数年の体たらくが引き起こした末路であるが日本はますます国家としての国際的信頼を失うだろう。小沢さんが嫌われている点は安心だが。
●No.4059/11.11
「バナナが33年ぶりの安値。」
と本日の「ウェークアップ!ぷらす」。背景には中国とフィリピンの領土争いがあり、中国向けのフィリピン産バナナが大量に日本に入荷する影響がある。先日、先に頼んだ五目焼きソバが、後から頼んだ隣の中国人女性の嬌声に店員が惑わされ横取りされた。中国恐ろし。
●No.4058/11.10
「缶詰30%割引。」
なる近所のスーパーの店頭セールのカードを見て、ここに缶詰レシピの本を置けばいいのにと思った。先日訪れた某私大内の書店では缶詰関連の書籍フェアが行われていた。我が家でも時折“缶詰料理”を作る。缶のイワシをとき卵でとじネギをかけて丼にすると美味しい。
●No.4057/11.9
「Show the spiritsを
 見せてくれた。」
と日本一の優勝インタビューで原監督。今年はとみに言葉の選び方が長嶋茂雄氏に似てきた。「未来永劫」や「徳俵」など、時代がかった仰々しい言い方も近い。そして、結局は何を言っているのか分からない感覚もそっくり。私、高校時代からの原ファンだったのですが。
●No.4056/11.4
「フラッシュモブ。」
特にEメールを通じ公共の場に集った不特定多数の人々が、一斉にある共通の行為を行い即座に解散する催し(本日の『VIVA!すぽると』)。いきなりパンツ1枚になる行為は毎年、世界同時実施されるとか。例えば駅でいきなり死んだふりをされたらパニックになる。
●No.4055/11.3
「小芝居。」
と、ジャイアンツ・加藤が、誤審の打席で倒れ頭を抱えたシーンを書くのはやめてほしい。芝居で判定を誤魔化そうとするなんて、それこそ危険極まりない。加藤の脳裏には危険球の記憶が蘇っていたのだ。報道はときに真実を隠ぺいする。沖縄も、と続けたら不謹慎か。
●No.4054/11.2
「ただいマツタケ。
 おつかれサンマ。
 いただきんむぎ。」
ご存知、「サントリー金麦」車内広告の、3つ並んだキャッチフレーズだ。檀れいの魅力も加味されて上手なブランドイメージ構築が行われているため、こんな遊びの言葉までが生きてくる。秋の味覚を金麦で、という趣向だが秋の味覚の一つに金麦が加わった印象である。
●No.4053/11.1

川中紀行のブログ「いいコトバ」 「再現批評」もぜひご覧ください。
川中紀行のツイッター と一部コンテンツが連動しています。
13年間にわたるバックナンバーはこちらから
マンスリー広告批評
プレゼントのアピール&プロフィール
プレゼントNOW(作品)
プレゼントNOW(近況)
プレゼントの五反田MAP
PRESENT MAGAZINE
言葉の展覧会
今日の気になる言葉123
英語インタビュー
コピー無料作成
コンパクト・パブ・システム
Thank&Write PRESENT CO.LTD