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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2012年1月分
「ガンバ愛。」
なる言葉を使ったのは西野朗・ガンバ大阪前監督(本日の『朝日新聞』朝刊)。「勝ってそのまま逃げ切るのではなくさらに加点する」のがガンバのサッカーで自分はそれを確立したという思いがここに込められている。原辰徳監督の「ジャイアンツ愛」は戦術を伴わない。
●No.3849/1.31
「グーテンベルク・リヒター法則。」
とは「小さな地震が増えるほど大きな地震の可能性が高まる」というもの(『サンデー毎日2.12号)。この法則に基づき昨年9月、首都圏でのM7クラスの大地震発生確率は4年後に70%と算出された。北米プレートが崩れた現在は、さらに高確率になるはずだとか。
●No.3848/1.30
「富士見坂。」
と名の付く坂が都内に15ヵ所あると27日の「おはよう日本」。実際に富士山が見られる坂は限られるが、中継された「日暮里富士見坂」から見える富士は高層ビル建設のために視界が遮られる可能性が高い。これが富士山の世界遺産登録に支障が出るというから問題だ。
●No.3847/1.29
「スピードのあるランナー。」
という表現は、マラソンや駅伝中継ではトラックでの記録がいい選手か中距離のタイムがいい選手に用いられるが、最近の実況は定義が曖昧な気がする。トラックの記録は全選手が公開しているわけだから走法の特質と共により具体的に言ってくれないと情報にはならない。
●No.3846/1.28
「あなたもGKB47宣言!。」
なる「自殺対策強化月間」のキャッチを「日本経済新聞」25日朝刊/春秋で揶揄。“ゲートキーパー(自殺の兆しに対処する人)ベーシック(土台とする)47(都道府県)”の略だが、私の経験では不謹慎な表現の範疇だ。AKB48にあやかりたくて調子に乗ったか。
●No.3845/1.27
「北海道ハイテクAC。」
といえば陸上女子100m・200m日本記録保持者の福島千里選手が籍を置く専門学校だが、130mの直線トラックを5レーン備える(本日の『日本経済新聞』朝刊)。「国立スポーツ科学センター」の効能を聞くがスポーツにいかに「設備」が大切かを改めて考えた。
●No.3844/1.26
「新燃岳。」
昨年1月に噴火した鹿児島〜宮崎にまたがる山だ。東日本大震災で報道が消滅したが周囲の35万人余りの住民の不安は続いたままだ(昨夜の『NHKラジオニュース』)。最近はマグマが流れ込み次の噴火では溶岩流出が心配される。また「政府は無策」と言われぬよう。
●No.3843/1.25
「雪による。」
を「行きによる」と平板読みしたNHKアナ(7時前の『NHKラジオニュース』)。かくの如く日常生活で一般人は決して発音しないアクセントでNHKアナはしゃべり続ける(民放アナは論外)。これはベテラン、新人を問わない。山川静夫さんに遡らない限り同じだ。
●No.3842/1.24
「元旦。」
本日は旧暦で言えば1年のスタート。スタートしそこねた方は、今日を新たなスタートに何かを始めてはいかが? かく言う私もそんな気分。昨日は本厚木の自然食レストラン&食品雑貨「晴れ屋」さんで「よいお年を」と言われた。とまあ、今日までは試運転ということで。
●No.3841/1.23
「コスプレ女子。」
京都の東映太秦映画村で武将や忍者の衣装に身を包む若者達(大半は女性)が記念写真を撮る風景をもとにこう記した「日経マガジン」(1月)。レイヤー(コスプレを趣味とする人)達は衣装の仕上がりを競い母や祖母から裁縫技術を習うとか。常軌と外連の境界の喪失。
●No.3840/1.22
「秋入学9割前向き。」
と本日の「日本経済新聞」。同紙の(東大除く)全国22大学調査で回答18大学の内16大学が前向きの姿勢を示した。小学校から見直すべき、とも声もあるとか。いずれは「入学式は秋晴れのなかで」となるのか。それより卒業式も6月前となり歳時記も何もなくなる?
●No.3839/1.21
「(アニメや漫画が)『クール・ジャパン』なんて、
 外国では誰も言っていません。」
と村上隆氏(17日の『朝日新聞』朝刊)。「広告会社の公的資金の受け皿としてのキャッチコピーに過ぎない(取材者は訊き返すべき)」とも。確かにそうかもしれないが、例えば妻の妹の住むスランスで“エロキティ(Hello Kitty)”の認知度は物凄く高い。
●No.3838/1.20
「ガラパゴス化。」
という言葉は「2008年の初めに日本の携帯電話市場を形容するものとして登場」というインターネット情報があるが真相は不明だ。無論「ガラケー」に象徴される携帯電話との関連が強い印象はあるが、最近はここから派生し時代遅れを指す事象に使われる例が目立つ。
●No.3837/1.19
「首相訪米。」
に関して「桜の時期に」と述べた野田議員(本日の『日本経済新聞』朝刊)。「5月解散」と巷間言われるのに、オバマ大統領にしてみれば「またか」だろう。消費税導入をはじめ、どうもこの方、功を焦っているとしか思えぬ。泥の多い場所を好む、とはドジョウの生態。
●No.3836/1.18
「みなし仮設住宅。」
被災者が探した民間賃貸住宅を仮設住宅として認め補助金を出すこの住宅の利用が急増し建設予定のプレハブ仮設住宅の利用を大きく上回ると今朝の「NHKニュース」。逆に行政の手が届かないと言う声、さらに国の決定が遅いという批判。私は手放しで批判はできない。
●No.3835/1.17
「君が代不起立。」
に対する処分において2人に停職・減給取り消しの判決が下った(本日の『日本経済新聞』朝刊)。某会の「日の丸」「君が代」の強制も嫌だが、この教師らの不起立も最高裁の言う通り「学校行事の秩序や雰囲気を一定程度損なう」。反戦を訴えたいなら別の方法がある。
●No.3834/1.16
「李国林。」
容疑者の脱走劇は広島刑務所の仮塀が乗り越えられる位置にあったからとか(本日の『真相報道 バンキシャ!』)。「刑務所の人員は受刑者数に対し少ない」とは河上和雄氏だが、ここにもマニュアルが必要なのか。しかし脱走犯が空き巣先でビールを飲んでいたとは驚き。
●No.3833/1.15
「野田改造内閣。」
が昨日発足し、新聞各紙にはその顔ぶれが並んだ。最早この種の話題に「期待できそうにない」と言うことさえ陳腐だ。日本の政治を見ていると、下手なフィクションを延々と見せられている気分になる。つまり当の政治家自身にさえ、自らの言動への現実感が希薄なのだ。
●No.3832/1.14
「三河地震。」
45年の今日、愛知県三河湾で発生したM6.8の直下型地震だ。終戦前後には日本で大規模地震が多いが、戦時下に千人以上の死者を出す惨禍とはいかなるものか。「最近、地震が多い」とは一般的な認識だが、研究者やマスコミは既に大震災を「お話」に変えつつある。
●No.3831/1.13
「かぶりつきコロン。」
世は“恵方巻き”ブームなのだそうで、近所のスーパーでこれを発見。と思ったら数年前から発売していた。寿司ならぬ“ふわふわクリームとサクサク食感のワッフル” だ。同趣旨でハンバーガーやドーナツがやりそうなものだが、これも恵方バーガーは既に存在していた。
●No.3830/1.12
「17年間ずっと一緒だった。」
恋愛ドラマのキャッチフレーズかと見紛うこの言葉は、オウム真理教元幹部の平田信容疑者をかくまったとして自首した斎藤明美容疑者のものらしい(本日の『朝日新聞』朝刊)。だが本当にドラマになるかもしれぬ。この女が自首した大崎警察署は我が社から徒歩約2分。
●No.3829/1.11
「中央通り。」
と名の付く通りは全国にあるが前橋駅近くにも存在した。ところが連休のさ中なのに人がいない。地元の知人の話では、駅から離れた地域が栄えているらしい。何しろ群馬県民の移動手段は車で、歩かないと言う。「新前橋駅から県庁まで歩く」と言ったら真剣に驚かれた。
●No.3828/1.10
「鳥めし。」
前橋旅の2日目昼食は地元の人気店「登利平」のこの上州名物。地元出身のお嬢様・彩ちゃんが、お姉様から「また行くの?!」と言われたこの店の「鳥めし/竹」は「地元開催の会議のお弁当の定番」だ。薄切の鶏肉と国産米、まろやかな甘味あるタレのバランスが絶妙。
●No.3827/1.9
「リベット。」
昨日からの前橋旅で、ニューイヤー駅伝でも有名な群馬大橋を走った話をすると、建築を専門とする地元の知人の彼が「あの橋はリベットだから」とさりげなく一言。板を重ねドリルで穴を開け真っ赤に熱したピン(リベット)を差込んで叩いて締め上げる昔の工法らしい。
●No.3826/1.8
「赤城・榛名・妙義・浅間。」
といえば群馬の名峰、くらいの知識はあったが、本日からの前橋旅行で、群馬県の小学校の運動会は紅白で分けず、この4つの「団」に分かれて競う、と聞き驚く。ニューイヤー駅伝でも有名な県庁の32階にある展望スペースからの景色は美しく、浅間山が冠雪していた。
●No.3825/1.7
「寒葵と小寒。」
「秘められた恋」が花言葉の誕生花と、寒さが最も厳しくなる前の時期を指す二十四節気の一つがいずれも今日で、いずれにも『寒』の文字が付く。今朝はますます寒さ厳しいが手がかじかんだ子供の頃を思えばまだゆるい。気候が原因で人は果たして変わったのだろうか。
●No.3824/1.6
「やらせの書き込み。」
と「食べログ」の一件を取り上げた本日の「NHKジャーナル」。街頭インタビューの「何が本当か分かんなくなっちゃう」は建前そのもので「インターネットの信憑性は自分の中では薄い」という意見こそ真実だ。知人にレビューを頼むなんて日常茶飯事なのではないか。
●No.3823/1.5
「特に異性との交際を望んでいない。」
との回答が交際相手不在層の半数を占めた国立社会保障・人口問題研究所調査(本日の『朝日新聞』朝刊/天使人語)。古市憲寿流に言えば「楽しい交際が望めないから交際相手がいない現状で満足」となるのか。根拠はともかく、これを「草食」などと呼ばないでほしい。
●No.3822/1.4
「北魁道。」
第88回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路第7区で区間4位と好走した明大のこの選手を「北街道」と発音した日テレアナはもちろん正気だった。「北海道みたいに広い心をもて」という父の思いが込められているというが、最近のアナは無思考に単語を並べてしゃべる。
●No.3821/1.3
「地震だ!」
と両親と妹家族を含めた元旦の団らんの席で声が。関東でも多い地震は東日本大震災後に長期間続くといわれる余震なのか、それとも新たな地震の予兆か。報道は既にあの大災害を忘れたかのようだ。原発関連報道は政府批判や地元の対応のみになり、継続性が見られない。
●No.3820/1.2
「C世代。」
と若い世代を名付けた元旦の「日本経済新聞」朝刊。コンピュータを傍らにネットでつながり、コミュニティを重視、変化をいとわず、自分流を編み出す。最後の2つには願望が含まれるし、コミュニケーション(Communication)スキルには疑問が呈される。
●No.3819/1.1

※順にComputer、Connected、Community、Change、Create。

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