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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2011年12月分
「故郷。」
東日本大震災での各国の支援に感謝を示す目的で行われた「ありがとうコンサート」のこの曲に涙する。NHK交響楽団が無償出演、岩手・福島県の小学校の合同合唱団といわき市の中学校吹奏楽部が参加。しかし放送中にも東北・北関東で地震。いまなお人間は試される。
●No.3818/12.31
「ムハンマド・ブアジジ。」
氏が英国紙「タイムズ」の「今年の人」に選ばれた(本日の『NHKニュース』)。たった1人の果物商の死がここまで中東を変えるとは。これもインターネット文化の力であるものの、人間の心のパワーの凄さを感じる出来事だった。さて北朝鮮のきっかけを作る人物は? 
●No.3817/12.29
「米消費者信頼感指数。」
全米産業審議委員会=Conference-Board発表の消費者マインド指数だが12月は64.5で前月55.2より大幅改善(今朝の『NHKニュース』)。ただ小売大手のシアーズが大規模店舗閉鎖で予断は許さない。世界景気が仕事に直結するので気になる。
●No.3816/12.28
「高峰秀子。」
明日、一周忌を迎えるこの大女優の養女、斎藤明美氏を本日の「朝日新聞」朝刊が紹介。彼女はいま「波」で高峰氏の「言葉」について連載しているが味わいがある。ケーブルTVでは主演作品が特集され、先週は「女の歴史」を観て、著書「わたしの渡世日記」も買った。
●No.3815/12.27
「ジェイミー・オリバー。」
の番組「ジェイミーの家で」を楽しみにしている。英国人でさえ料理に特徴がないと言う英国で「Naked Chef(裸のシェフ)」として人気の彼だが、屋外が好きで荒っぽい手つきでハーブとオリーブ油を多用する調理スタイルが癖になる(最後はレモンひと搾り)。
●No.3814/12.26
「最終的なリザルト。」
と最終成績を紹介したNHKの田代純アナ(本日の『第30回全国都道府県対抗女子駅伝』)。日常会話を英語が浸食する日本語だが、結果を「result」と言う習慣は定着していない。スポーツで「リザルト」が一般化してきたといっても全国放送での使用は疑問だ。
●No.3813/12.25
「I LOVE AIR.」
のキャッチフレーズによるキャタピラージャパンの油圧ショベル320Eの車内広告が、新排出ガス規制に対応した特長を訴えている。生産財の商品広告が一般向けにアピールされるのは普通考えられないが12月のこの時期からして就活生向けブランド認知を意識したか。
●No.3812/12.24
「家飲みを、薔薇色に。」
とFour Rosesの車内吊広告キャッチフレーズ。下がり続けた売上高が若干、持ち直しているウイスキーだが、Four Rosesもハイボールの後は家飲みで構わず販売攻勢を仕掛ける。「家飲み食堂」「女の家飲みレシピ」など、出版業界もこのトレンドを追う。
●No.3811/12.23
「ご当地ビール。」
は数多く存在するだろうが「湘南。鎌倉(月・星・花他)。葉山。江の島。横須賀」とブランドを揃えた湘南地域を中心とするビール類は圧巻だ。「鎌倉」駅前小町通りの酒店で知人の贈答用にセット購入。「麦芽とホップ、丹沢山系の伏流水のみが原料」とは湘南ビール。
●No.3810/12.18
「キャラメリゼ。」
とは砂糖を焦がしたり砂糖水を煮詰めたりして飴色にし香ばしさを出す調理法だが、いかにも甘く繊細でおいしそうな響きが好きだ。今日訪れた知人が営む「CLOVER LEAF」さんでも「ココアブラウニーの中にキャラメリゼしたりんご入り」の文字が。たまらない。
●No.3809/12.17
「スマートフォン技術者大量採用。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊1面トップ。大学新卒者にグリーは1500万円、DeNAも1000万円を約束と報じた。4-9月の出荷台数は前年比4.5倍とか。最近何かとスマホ関連の仕事が多く周囲でも景気のいい話を聞く。プロ野球に進出するのもわかる勢い。
●No.3808/12.16
「黄色い線より下がってくださぁい!」
と叫ぶ駅員の指示を無視してホームの端を歩く客。本日22:20、田園都市線「渋谷」駅で乗客と電車が接触し15分間、緊急停止。やがて電車が動き、乗客達のそばの柱には「あっ、危ない。この行為」なるキャッチのポスター。前を見ず歩く人々の群れ、あな恐ろし。
●No.3807/12.15
「これ以上幸せになれないと思うから
 現状に満足する。」
という大澤真幸氏の説を古市憲寿氏が紹介(本日の『朝日新聞』朝刊/オピニオン)。それが現代の若者像で「(不満を抱えていた)インターネットも携帯もない70年代には戻りたくない」と古市氏。「最近の若者は」はよく言われるが、氏は「若者」の存在も否定する。
●No.3806/12.14
「大掃除は1日×4週で。」
なるキャッチフレーズで週1回進行の大掃除計画を説明した「日本経済新聞」朝刊。実は2006年11月25日の記事で、その当時に参考にした記憶があるのだが、5年後に出てくるという時点で(近藤麻里恵さん的には)片付けのルールに反していることは間違いない。
●No.3805/12.13
「困窮邦人。」
とは異国の地で所持金を使い果たし帰国できなくなる日本人(昨日の『日本経済新聞』朝刊)。フィリピンが最多で、大半が女性を追って入国し捨てられた男性だと「日本を捨てた男たち」の水谷竹秀氏。単身女性の3人に1人が貧困と朝日新聞。こんな日本に、いつから。
●No.3804/12.12
「TOKYO BY TOKYO」
東京に住み、アートやデザインなどに関わる仕事に従事する約70名が薦める都内のスポットが並んだこの本を雑貨店で見つける。SNS全盛の中で“個人からの情報発信”という潮流を書籍化したコンセプトが分かりやすい。さて信じるためのポイントを、どこに置くか。
●No.3803/12.11
「内閣改造は?」
と民主党の輿石東幹事長に訊いた記者に驚く(昨夜の『NHKラジオニュース』)。「最近の記者は勉強不足」とはよく言われる言葉だが、これを如実に表す一件だ。そしてこの記者を叱る者がいないことも容易に想像がつく。様々な面で土台がぐらぐらと揺らぐ日本社会。
●No.3802/12.10
「真珠湾攻撃。」
日本時間41年12月8日未明に行われたハワイオアフ島真珠湾の米国海軍太平洋艦隊基地への攻撃から70年。この日、空母「加賀」から参加した前田氏が存命で「戦争は人殺し」と語る(昨夜の『NHKラジオニュース』)。それを忘れたような有様しか地球で見ない。
●No.3801/12.9
「サガン鳥栖。」
の発音、「サガントス」と「ガ」にアクセントを置き続けて言う人がいて、「サガン」と「鳥栖」に分ける場合も、「鳥栖」を「ト」にアクセントを置き発音する人と平板読みする人に分かれ3つ存在する。発音への意識が乏しい日本語を反映するが、さて地元での発音は?
●No.3800/12.8
「牡58キロ。
 牝56キロ。」
この斤量でG1レースを勝った馬がジャパンカップに3頭だけ出走していて、そのまま上位3頭を占めたと井崎脩五郎氏(『サンデー毎日』12.18号)。終わってみれば、ではあるものの、世の中のあらゆる結果にこのような共通点を探っていくと面白いかもしれない。
●No.3799/12.7
「いかれたヤツらが
 プーチンに投票する♪」
と歌うモスクワでのライブ(一昨日の『NHKニュース』)。統一ロシアの議席が10%減と報じるが来年の大統領選は当選確実とか。ただしロシアにも既存体制への批判が渦巻いてきた。翻って日本、民主党を批判したところで自民党はなお信じ難い。だが維新はいかん。
●No.3798/12.6

※実際には約25%議席減の模様です。
「セシウムだか
 なんだかんだか
 あれは百舌。」
なんて俳句を作り「言葉の組合せ方の面白い俳句がいい作品」などと嘯く千野帽子なる人物は大きな勘違いをしている(3日の『日本経済新聞』朝刊)。既存俳句を「俳句の世界の外にいる人には届かない」と言うが、彼らの主張は単なる俳句の(非一般的な)現代詩化だ。
●No.3797/12.5
「恋する静物。」
という展覧会を「名古屋ボストン美術館」で開催中と本日の「日曜美術館」。村田製作所のキャッチフレーズ「恋する部品製作所」以来、この「恋する」は、広告業界ではロングランの流行りフレーズになったが、この展示タイトルを見て改めてこの言葉の根強さを知った。
●No.3796/12.4
「思います。」
福島県内の会合で被災者を前に平野達男震災復興担当相は、今後の政府の取組みへの決意を述べた後、「思っております」と言おうとして止め、こう結んだ(と見えた)。謝罪会見での「思っております」に首を傾げていた私には新鮮だった(本日の『NHKニュース』)。
●No.3795/12.3
「(女性宮家の創設に関しては)
 私もしくは皇太子の
 意見を。」
と46歳の誕生日会見で秋篠宮は確かに言った。もちろんこの言い方を取り上げるのは週刊誌レベルと承知だが、昨今の日本語水準で判断するとテレビは恐らく気づきはしないだろう。私を先に置いた表現は明らかに皇太子を下に見た物言いで、この方の性格を測りかねる。
●No.3794/12.2
「イラクからの米軍全面撤退。」
を前にテロ多発とか(本日の『NHKラジオニュース』)。あの根拠のないイラク戦争を日本国民は確かに支持した。その時の首相はもちろん小泉純一郎だ。あの、人を馬鹿にした国会答弁をマスコミは真剣に批判してはいない。一体この愚挙を誰が総括できるというのか。
●No.3793/12.1

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