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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2011年7月分
「スパイス&ハーブ・
 マジック。」
という特集を組んだ「サルース」(8月号)。代表的な種類を可愛らしく撮影し説明しているが、こうした特集を見るたび未だに私は頭の中に「パセリ、セージ、ローズマリー&タイム♪」という映画「卒業」の「スカボロー・フェア」のメロディとシーンが浮かんでくる。
●No.3672/7.31
「長島茂雄
 愛をこめてこの一冊。」
という1980年発行の「報知グラフ」秋季号を本日、よく行く近所の「14diner」さんで誕生日祝いに頂く。長島監督が辞任した当時の雑誌だが懐かしい写真満載で面白い。これ、単なる客である私のために買われたのか、ますますこの店のファンになってしまう。
●No.3671/7.30
「宇宙にとって
 人類とは何か。」
26日に亡くなった小松左京氏の見果てぬ課題を、民族学者の石毛直道氏がこう紹介した(本日の『日本経済新聞』朝刊)。「人類にとって宇宙は」とすれば多様な意見が出そうだが逆にするだけで極めて難解になる。宇宙にもし意思があれば、人類はどう映っているのか。
●No.3670/7.29
「川澄選手のご両親を
 囲むお祝い会。」
以前にも書いた通り、女子サッカー日本代表の川澄奈穂美選手は地元の神奈川県大和市の、しかも自宅周辺出身なのだが、近所のレストランで来月開催されるこんな会の情報を知る(『ハイタッチタウン』臨時号)。きっと各地で似たようなイベントが開催されるのだろう。
●No.3669/7.28
「スイカの日。」
実は本日が誕生日なのだが、今日がこの日だと初めて知った。西瓜の縦縞模様を綱にたとえ、27を「つ(2)な(7)」と読ませるという苦しさ極まりない語呂合わせ。西瓜と聞くと、夏休みにカブト虫に食べさせた思い出がよみがえるが、西瓜そのものは好物ではない。
●No.3668/7.27
「ポスティング。」
つまり郵便受けに無断でチラシを入れる行為を勝手に始めた。打合せなどで早めに着いた時やミーティングが終わった後で周辺を歩きながら、目に付いたビルに当社のチラシを入れる。75通の時点で2社から反応があり、これぞビギナーズラックだが試されている気分も。
●No.3667/7.26
「学生時代に何を学び
 それが社会でどう
 生かされるか。」
について提出するように大学に言われたと田園都市線で乗り合わせた大学生。「広く浅く、だから何を学んだか分からない」という述懐には閉口するが、大学側には「社会でどう生かされるか」について、どうか単なる知識やスキルで社会と結び付けようとしないでほしい。
●No.3666/7.25
「石和ブランド。」
当然ながら現地で知る事は実に多い。温泉で有名な石和が富有柿でも高級ブランドに位置していたとは。県指定文化財の八田家書院付近にも柿を栽培しているエリアがあった。鮑の煮貝に、こんにゃく、(甲府から広まった)鳥もつ煮まで、食べ物だけでも名産の数に驚く。
●No.3665/7.24
「VENTFORET KOFU
 応援のど飴。」
今日から山梨・石和温泉一泊旅行。現地の「里の駅」で見つけたのがこの飴。飴の包装にはヴァンフォーレ甲府各選手の生年月日・身長・体重が顔写真入りで紹介され、さらに「好きな言葉」のオマケ付。得点王争いをするハーフナー・マイクの言葉は「フゥイ−」、何?!
●No.3664/7.23
「奥多摩。」
某業界団体のWEBサイト向けの連載紀行文のため東京最北・最西のこのエリアに1日取材。JR青梅線「奥多摩」駅を降りるとすぐマス釣り場があって、川面を渡る涼風、透明な水の流れ、せせらぎの音、そして濃い緑の山肌に心が癒された。ここも東京、小笠原も東京。
●No.3663/7.22
「妻が。」
を「つ」にアクセントを置かず平板読みした上條倫子アナ(本日の『もうすぐ9時プレマップ』)。またもこの話題だが今回は言い直した事例。平板読みの癖が付いているから言い直しが必要なあり得ない個所も平板読みする低レベルで他のアナも全く同じ行為を繰り返す。
●No.3662/7.21
「巨額な報酬を得ながら
 原発を推進してきた
 東京電力。」
という河野太郎議員の言葉を荻原博子氏が紹介(『サンデー毎日』7.31号)。役員が退職せず結局は企業も存続する東電救済スキームを批判するが、政治と原発と東電の三位一体を構築した自民党議員としての反省はない。原発を取材した私も含め信じた国民も同罪だ。
●No.3661/7.20
「ファールをもらう
 突破に変わっています。」
コパ・アメリカ準々決勝、アルゼンチン対ウルグアイの延長前半でのメッシのドリブル突破に対する実況。メッシの技術は高揚感にあふれ魅力的だったが、相手の反則を誘う意図を露わに動き自らの反則を誤魔化す動作が勝敗を左右するサッカーの文化は、好きになれない。
●No.3660/7.19

※その意味で男子と女子のサッカーは別の競技に見える。
「大和なでしこ。」
FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011準決勝で2得点した川澄奈穂美選手の地元で私が住む神奈川県大和市は決勝戦で急遽、パブリックビューイング開催。日本は最高の結果を得たが同市が“大和”なでしこの語呂合わせで女子サッカーを応援していたと初めて知る。
●No.3659/7.18
「高級ブランド。」
といえば「低調」「不人気」「落ち込み」ばかり印象に残るが「日本経済新聞」昨日朝刊では「売れ行き復調」の文字が続く。百貨店の前年比が6月は増加に転じ7月も好調とか。ただ単に富裕層の自粛ムードが緩和されただけとも言える。明るい話題だが一般人はいかに。
●No.3658/7.17
「すぐ眠くなるんですか?」
と訊こうと思った瞬間で記憶が途切れた内視鏡検査。咽頭麻酔にはゼリー状の麻酔薬が用いられ、すぐ医師からの報告を受けたが異常なしだった。咽頭麻酔は喉の奥に効かないと支障があるらしいが、年齢も含め患者の能力により麻酔効果に影響がある事は想像に難くない。
●No.3657/7.16
「内視鏡の日。」
が14日だと昨日のオリンパスの新聞広告。「治療への取り組みが早いほど精神的にも身体的にもより少ない負担で治すことが可能になる」と書くが、明日、この内視鏡検査を受ける私はここ数年、検診をサボっていた。「年に一度の約束」とキャッチで訴える通りである。
●No.3656/7.15
「女子高生を
 しっかりとした
 社会人に変える
 力が、ただ聞いている
 だけで済む講義に
 あるだろうか。」
と産能短大の車内広告。キャッチフレーズの一つの典型だが、そもそもいかなる大学の卒業生も社会人になって初めて社会人としての勉強をするのだ。また、この訴求は当の大学が「ただ聞いているだけでは済まない」講義を行うとほのめかすが、根拠と定義が曖昧である。
●No.3655/7.14
「復興が遅い。」
とテレビは煽るが、どの部分がなぜ遅いかまで言及せず「遅い」と言えば済むと思っている。被災者の方にとっては当然「遅い」のだが進捗が見えないからその感覚が高まるのだ。政府は細部まで復興の進捗表を示すべき。1冊の書籍でさえ台割で進捗管理するというのに。
●No.3654/7.13
「菜箸でこれくらいの
 柔らかさが確認すれば。」
と江藤愛アナ(本日の『はなまるマーケット』)。毎度書く、このナレーション原稿での助詞の間違い。実はこの直前の某局の番組でもあり、テレビ視聴2-3時間の私も毎日聞く。そして一般の会話では言い直すのに言い直さない。変わるのではなく非言語化する日本語。 
●No.3653/7.12
「エアコン依存症。」
五味常明医師が、現代人をこう表現し「汗をかかなくなって暑さに弱くなった」と指摘(本日の『はなまるマーケット』)。毎日「熱中症にご用心」と繰り返すテレビに納得がいかなかった私は、さらに副交感神経や生活習慣の乱れと熱中症の関連性も調べてほしいと願う。
●No.3652/7.11
「黒猫チェルシー。」
という20歳の男子4名によるロックバンドの全国ツアーラストライブ(赤坂BLITZ)へ。70年代の和製ポップス(と当時は呼ばれた)で青春を過ごした私だが妻の影響で初体験。肺を震わすサウンドと頬を紅潮させた若さが印象に残る。「Hey ライダー」が好き。
●No.3651/7.10
「日本テディベアwith Friends
 コンペティション。」
妻の友人でテディベア作家のホリ・サチコさんが参加する同イベントに本日出かけた。会場の東京国際フォーラムの上階から見下ろし、まずその人気の高さに驚く。午後2時頃に半分売れたと言っていたが、初日で完売という連絡が後から。でも2日目も出品充実とのこと。
●No.3650/7.9
「鯵と柿。」
と言うから、いかなる料理かと思えば「鯵と牡蠣」だった。高橋克実よ、卑しくもナレーションをやるなら小学生に恥かしくない発音をしてくれ(本日の『キッチンが走る!夏の佐渡!伝統の味めぐり』)。幼稚としか思えない感覚、変わるのではなく非言語化する日本語。 
●No.3649/7.8
「そうめんの日。」
七夕の今日(都内は曇り)は実はこの日でもあると本日の「はなまるマーケット」。「七夕にそうめんを食べると大病にかからない」と平安の世の書物にあり、この日宮中でそうめんを食べるという習慣が一般に普及したのだとか。そうめんも"B級グルメ"化を急ぐ気配。
●No.3648/7.7
「原発を国民投票で問う。」
と題する特集で前原誠司議員が「イエスかノーかの二元論には危うさがある」と指摘(本日の『朝日新聞』朝刊/争論)。一気に傾きやすい日本人の国民性に照らし国民投票の結果に不安が残るのは私も同じ。なお危ういのは軽薄で似非正義をかざす日本のマスコミである。
●No.3647/7.6
「フュヤァ〜ック、ショァン!
 スゴイ。」
と、こんな感じだっただろうか。渋谷駅の乗り換え時に30代と思しき女性が大きな音を立ててくしゃみをし、そのまま「スゴイ」と自画自賛?! くしゃみには人によって特徴があるが、いつもこんな風に自主評価を下しているのか。いずれにしても男女差はここでも消滅。
●No.3646/7.5
「新聞小説の掲載面、
 コロコロ変わる。」
と岩見隆夫氏(本日発売の『サンデー毎日』)。いま「朝日新聞」朝刊に奥田英朗氏の「沈黙の町で」が連載されているが、やはり連載面が変わるし昔と比べスペースが小さくなり見つけにくいのは辟易だ。新聞の価値衰退、小説の比重の低下がここにも如実に表れている。
●No.3645/7.4
「インターポール。」
を特集した本日の「The Asahishimbun GLOBE」。国際犯罪防止のため世界各国の警察により結成され各国の分担金(日本は2位)で運営される国際組織だ。いま盛んにPRする「アンダルシア女神の報復」にも登場するが「映画・アニメは虚像」と喝破。
●No.3644/7.3
「家のつくりようは
 夏をむねとすべし。」
と「徒然草」で吉田兼好が書いていたと本日の「朝日新聞」朝刊/天声人語。つまり、冬の寒さはしのげても夏の暑さは我慢できないと言いたいのだろうが果たしてそうか。冬と夏の温度による死亡率を比べてほしい。今日も往来で「暑い」と聞いたが真夏はどうするのか。
●No.3643/7.2
「ときが経つのを忘れてしまうくらい
 至福のひととき。」
と本日の「ものスタ」ナレーション。「とき」が経つのを忘れるのだから「とき」を示す「ひととき」は違和感があり「とき」をあえて繰り返す効果はない。日本語的には「(くらいの)至福の世界」程度には言い換えるべきだ、会話ではないナレーション原稿なのだから。
●No.3642/7.1

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