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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録187441号」を取得しています。
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2010年11月分
「かながわ自民党演説会。」
のポスターが自宅周辺に掲出されているが日付が来年5月9日なのだ。そもそも4月実施予定の地方選で石原幹事長の隣の議員は残るのか。それともこの議員のPRが目的なのか。だが他ならぬ石原幹事長自身は5ヶ月後も幹事長なのか。これだけ先の読めない時代なのに。
●No.3483/11.30
「→↓↑←」
と世の中には、歩き方の方向を示す矢印が至る所に。しかしその多くは無視されている。最も気になるのが駅の階段の上り下りで、次が銀行のATMの並び方・出方の矢印だ。上り(下り)方向を平然と下り(上り)、出ようとする私の向こうから入って来る。日本人って?
●No.3482/11.29
「ジャパンカップ、
 ブエナビスタ降着。」
とは何という悲運か、それとも2着から繰り上がったローズキングダムの武豊(23年連続GT制覇達成)の運が勝ったか。それにしてもウオッカ、ダイワスカーレットと続く名牝の系譜を見事なばかりに継承したこの「絶景」を意味する馬の強さは常識を粉砕するものだ。
●No.3481/11.28
「日本ならではの年末の『ごちそう』。」
何だと思ったら「第九」だった(『サルース』11月号/ちょっと♪ニュースな♪クラシック)。首都圏で50公演を超えるといわれる凄まじさ。数年前、新年零時にぴったり終わらせた某局の第九演奏番組が素敵だった。この習慣、日本だけらしいが、始めた人に敬意を。
●No.3480/11.27
「ボルダリング。」
カラフルな石が配された壁を一定のルールで登っていくこの屋内スポーツを「メトロポリターナ」(11月号)で紹介。次元が違うが今夏、野生の夏みかんの木に登って果実を収穫した。登りは必死だったが、降りる時に勝手が分からず苦戦。木登り名人の話を思い出した。
●No.3479/11.26
「この日は
 勤労感謝の日だったので。」
と言う菅議員と自民党議員の国会論戦を本日聞き、民主党の情けなさと同時にテレビ受けを狙った自民党の浅はかさも感じた。菅さんへの一報から1時間半後に伊藤危機管理監らが官邸入りしたのは本当に遅いか。自民党は日本も迎撃準備せよとでも言いたいように思える。
●No.3478/11.25
「大きな
 賭けに出た。」
と北朝鮮の砲撃を評した平岩俊司・関西学院大教授(本日の『日本経済新聞』朝刊)。北朝鮮が何かをしでかす度に何人もの学者や外務省OBが好き勝手な事を言うが信憑性が全く感じられない占いのような言葉の泡沫の如しだ。諸悪の根源は日朝共同宣言での敗北にある。
●No.3477/11.24
「WEBサイト。」
とホームページの代わりに言った結城さとみアナ(本日の『双方向解説 そこが知りたい!雇用危機』)。NHKがそんな面倒な指示をするはずがない。ならば結城アナの独断か、と驚くほどテレビでは珍しい正式な表現。肝心の番組の感想は「評論家が何を言ってもダメ」。
●No.3476/11.23
「政党が劣化する
 世論迎合政治。」
と本日発売の「サンデー毎日」。「国民の関心が下がったから事業仕分けをやめる」という本末転倒はその格好の事例だ。「世論は追いかけると逃げる」と小泉元議員は語ったというが、振り返れば愚策と愚言を繰り返したあの男を支持した日本の世論に迎合してどうする。
●No.3475/11.22
「百貨店もユニクロ化。」
と昨日の「朝日新聞」朝刊。高島屋がユニクロと同じ手法で1着7,140円のカシミヤ セーターを発売したらしい。家電、牛丼、居酒屋の“激安”競争は周知の通りだ。年 金崩壊、賃金停滞、雇用不安が消費者の購買意欲を抑制した結果だが、広告制作費も デフレが進む。
●No.3474/11.21
「自分史。」
を書かないと自分の職業選択の起点が分からない。これだけでも異常ではないか(本日の『特報首都圏"内定率過去最低いま何が必要なのか?"』)。来春卒業予定の大学生の内定率は先月で57.6%と過去最低とか。「知ってる大企業がいい」とか基本認識が低すぎる。
●No.3473/11.20
「国民の関心も下がっている。」
という理由で事業仕分けの廃止を検討しているという民主党(本日の『おはよう日本』)、柳田法相はともかく言葉に気を付けるべき。人気アップが目的と言っているのと同じだ。国民の関心が下がったのは、この仕分けに強制力がなく、成果をしっかり発表しないからだ。
●No.3472/11.19
「ただならぬ世。」
と表した1937年(2.26事件の翌年で日中戦争が勃発)に我が子の就職について詠んだ明治の俳人竹下しづの(本日の『朝日新聞』朝刊/天声人語)。沈鬱な空気が支配する今年も、こう表されようか。ただならぬ世、しかし日本人もただならぬ人間と化しつつある。
●No.3471/11.18
「KARA。」
この韓国の女性アイドルグループの名を、語頭にアクセントを置く場合と空っぽの「空」の2種で発音した小松宏司アナ (本日の『おはよう日本』)。いずれが正しいにしろ、昨今のアナが、その場の気分で発音する一例だ。つまりアクセントには全く関心がないのである。
●No.3470/11.17
「その頃いるのかな、
 って私は考えちゃう。」
と、60代と思しきご婦人。本日のJR山手線外回り車内での会話だ。恐らく80代と思われるご婦人が、何年か先の趣味の話をしたときに返した言葉だ。人生は無常、私もこの年になれば分からぬ気持ちではない。それでも人間は、自らの永遠を信じて日々を生きていく。
●No.3469/11.16
「下を育てなかったアンタが悪い。」
と、20代と思しきサラリーマン。本日深夜のJR山手線内回り車内での会話だ。だから自分がそれをカバーしなきゃならない、ってことだろうが、自分の価値が少なくとも自覚できる幸せをこの男は知らない。「俺をコントロールタワーにして」と言ったが、さてどうか。
●No.3468/11.15
「遠藤。」
と聞いて「沿道」を浮かべる日本人は何人いるのだろうか。または福島弁のアクセントが「遠藤」なのだろうか。第26回東日本女子駅伝中継における女子アナの言葉なのだが、どうも言いなれない言葉を全て平板読みにする傾向がある気がする。無知だからそれが増える。
●No.3467/11.14
「福山雅治さんに
 伺っていただきます。」
とビビる大木氏(本日の『土曜スタジオパーク』)。本日放送予定の「龍馬伝スペシャル」の告知を行ったのだが、「伺う」「いただく」という謙譲語を意味もなく連発する昨今の風潮の行き着く先の見本だ。いま日本人は「日本語が話せる」と本当に言えるのだろうか。
●No.3466/11.13
「比喩であるべき
 『テロとの戦い』を
 現実の国に仕掛けた
 つけが募る。」
などと、あっけらかんと書くなよ、本日の「朝日新聞」素粒子。比喩であるべき戦いを現実の国に仕掛けたのは米国だが、愚かで嘘つきの首相に乗せられ、それを日本は支持したではないか。その「つけ」を忘れたかの如く平和を唱えるこの国の底知れぬ鈍感さに心が沈む。
●No.3465/11.12
「街路樹が彩りました。」
と東京・丸の内のイルミネーションを紹介した本日の「Bizスポ」飯田香織キャスター。最近のテレビ人はもちろん受動態も無視する。「LEDで彩られた街路樹が輝く」か「街路樹が彩られました」ではないか。しかしなぜ訂正しないのだろう。「態」も「接続詞」も。
●No.3464/11.11
「寿司『武蔵』。」
昼食は弁当主体なので外で食べない。したがってランチには過剰反応する気味があるのだが、本日、打合せで出かけた東京・南池袋で「武蔵」なる鮨屋に入り693円の握りのランチ(味噌汁付)に舌鼓、お薦め。ちなみに五反田のガード下の650円握りランチもうまし。
●No.3463/11.10
「浮き足。」
足の指が地面をしっかりつかめず指が浮いた状態の足を指すのだとか(本日の『おはよう日本』)。外で遊ぶ機会が減り、かくの如く変形した子供達の足を鍛える靴底が開発されたらしい。「歩くだけでフィットネス」を謳うストッキングみたいだが普通に動けば必要ない。
●No.3462/11.9
「肩がぶつかったら謝るのに、
 煙がぶつかっても謝らなかった。」
というJTのマナー広告のキャッチフレーズを本日見かけた。もちろんとてもよい取り組みだと思うし、間違ってもいない。ただ、いま日本人は「肩がぶつかっても謝らなくてよい」と考える層が増殖中なのは確かだ。むしろ煙を気にして手で掻き込む動作をよく見かける。
●No.3461/11.8
「事業仕分けで廃止。」
にどんな事業が実際になったのか、国民に全く知らされないままで、それが失望を呼んでいるのだが、文科省管轄の当社レギュラーが事業仕分けを理由に廃止された。民主党はこの活動の成果をいつ発表するのか、工程を明確に国民に告知してほしい。落胆を生むばかりだ。
●No.3460/11.7
「燗。」
のアクセントは「缶」ではない。アナウンサーなら全く驚かないが、卑しくも九代目の桂文楽という大名跡を継いだ噺家にこう喋られては救われない(本日早朝の『日本の話芸 落語/禁酒番屋』)。噺自体も、五代目小さん師のそれに比べると溜めがなく、粗く、評判通り。
●No.3459/11.6
「中国。」
日中関係が最悪のこの日、フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦の中国杯が北京で開幕し、上海のシャーシャンインターナショナルGCでは世界ゴルフ選手権が開催中で、しかも12日には中国広東省広州市で第16回アジア競技大会が開幕。スポーツに国境はないか。
●No.3458/11.5
「大空の月の中より君来しや。
 ひるも光りぬ
 夜も光りぬ。」
東京・銀座の「月光荘画材店」の名前の由来となった与謝野鉄幹、晶子の歌だ。一乗寺の恵文社で見かけたので、京都旅行で東京の店を知るというのも恥かしい話なのだが。それにしてもこの歌、いずれの作かはっきりしないが、何とも艶かしい女性の色香が私には伝わる。
●No.3457/11.4
「朝の読書。」
を行う小中高校が2万6千校あり、全国の7割を超すとか(3日の『朝日新聞』朝刊/天声人語)。読書離れへの危機感が背景にあるとはいえ相当な数だ。しかしこのご時世、数よりも内容が気になるのは当然だ。まさかメールをやりながら読書、なんて酷くはなかろうが。
●No.3456/11.3
「舞台を千葉マリンスタジアムに
 移りました。」
先日も取り上げた話すプロ達の助詞の誤りの放置現象。本日は、NHKの一柳亜矢子アナの「ニュースウオッチ9」のこの事例。もちろん誤りは誰にもある。しかし一般人でさえ日常会話で訂正するこの種のミスを、なぜアナウンサー達はこうも見事に無視するのか不可解。
●No.3455/11.2
「『仙菅』ヤマトが沈没する日。」
と題し、菅内閣の迷走(走ってすらいないか?)ぶりを展開した本日発売の「サンデー毎日」。仙谷議員の無愛想な陳謝に、ロシア大統領の国後島訪問を幼稚に批判した底の浅い自民党、下手な政治ドラマを見るが如き酷い政治の状況だが、それは日本人自身の鏡でもある。
●No.3454/11.1

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