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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録187441号」を取得しています。
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2010年9月分
「男と女の間には。」
いま「朝日新聞」夕刊1面で連載されている性同一性障害の皆さんの葛藤を描いたシリーズのタイトル名だ。体と心が男女別々に生まれた運命に悩み、傷つき、戸籍上の女と、男と決別していく過程は切実で胸に迫る。どれもが「面白い」と言ったら失礼だが、夢中で読む。
●No.3422/10.9.30
「麺。」
「麺類最強」と某食品会社。いまサントリーは松平健をキャラクターに「天下5麺」をキーワードに据え販促を展開する。神奈川県某市では「一日一麺」のラーメン店の幟を見かけた。人間生活に根付いているからこその「麺」使いだと思う。「多麺的」に展開してほしい。
●No.3421/10.9.29
「信頼を失った特捜。」
と本日午前深夜の「NHKスペシャル/失墜した特捜検察!」再。尖閣諸島問題で政府も、続く不祥事で政治家自身も、マスコミも、教師も、医師も、官僚も、役所も最早信頼を失った。いま、あえて特捜だけの信頼を非難してよいのか。とりわけ日本は信頼されているか。
●No.3420/10.9.28
「ガール。」
先日「ランガール」を取り上げたばかりだが「写ガール」「旅ガール」というそれぞれ写真と旅好き女子の雑誌が出ている。ホルモン好き女子を「ホルモンヌ」と言うかと思えば、25日の「出没!アド街ック天国/大井町」では一人飲みする女子多数とか。正に消費の核。
●No.3419/10.9.27
「Cartier AOYAMA。」
ブルーノ・モワナー設計、ダイヤモンドをイメージしたという外観が視線を引き付ける表参道交差点近くのカルティエ。大雨の23日、その建築ではなく雨粒に目を奪われた。煌めく照明を浴び磨き込まれたショーウインドウを落ちる雨のしずくの美しさを改めて発見した。
●No.3418/10.9.26
「消費税。」
について特集した23日の「報道ステーション」で得意の「街の声」取材を披露。「大きな買い物はできない」「(居酒屋で)頼む皿の数が減る」なんて事は“切実”とは関係ない。私は思う。原子力発電と消費税を論議する際、なぜ生活水準の見直しに言及しないのかと。
●No.3417/10.9.25
「1に安さ、2に安さ、3に安さ。
 永遠に変わらない。」
と似鳥昭雄ニトリ社長(昨日の『ニュースウオッチ9』)。裏に隠された企業努力も確かに認めるべきではあろうが、ニトリにはない高級家具の価値を完全に無視している。それを見極めず「厳しい時代を生き抜くヒントがある」などと安閑と言わないでほしい、青山祐子。
●No.3416/10.9.24
「大阪地検特捜部の
 データ改ざん。」
をこれでもかと非難するテレビ。タレントが裸になった時のあの恥ずかしい正義感を 思い出す。もちろん許されぬ不祥事だが、私は何でもありの日本の倫理観の喪失を強 く思うのみだ。不正をしていないと一体誰が胸を張れる。私が破っている社会のルー ルは赤信号横断だ。
●No.3415/10.9.23
「遺言書キット。」
なるものを書店で発見(2,415円)。虎の巻付きとあるが、ちょうど先日、父が半分冗談で「遺言をこれから言う」と語るのを聞いたばかりで、ある不動産屋さんからは「子と仲が悪い親が、わざと遺産争いをさせようと遺言を書かずに死ぬ例が多い」と聞いたばかり。
●No.3414/10.9.22
「星野 源。」
という名を「ブルータス」(9/1号)で見つけ「SAKEROCK」なるグループを率いるアーティストと知り驚く。「ゲゲゲの女房」のヒロインの弟・貴司役で見せた温厚な役柄からは想像し難い略歴。「大人計画」でも演じて二重の驚き、だが単なる情報感度不足か。
●No.3413/10.9.21
「私は自信を持って
 ファール判定を行いました!
 したがってビデオ判定は
 致しません! 以上!」
昨日のソフトバンク対西武戦で小久保の本塁打を一度認めた後ファールに変えた吉川三塁塁審の場内説明(本日深夜の『すぽると!』)。ビデオでは本塁打だが、それ以前に判定を拒否した正にルール無用の現日本を象徴するかの如き愚行が審判失格にならないのが不可解。
●No.3412/10.9.20
「平城遷都1300年。」
について紹介した「日経マガジン」(9月号)。来月の連休に奈良・京都に行くのだが、立ち寄る予定の東大寺は特別拝観などの予定はない模様。しかし中学校の修学旅行以来の大仏には胸躍る。旅の日程は9日から始まる「平城京フェア」に当たるが、何をやるのだろう。
●No.3411/10.9.19
「高尾山。」
不滅の人気を誇るこの山は今日も「今年の秋は人気の名山に登ろう!!」で紹介されたが、実は某ガイドブックで簡単な説明を書くためネット検索していると「圏央道のトンネルと中央道ジャンクションの巨大な工事」なる記述を発見。日本の自然は、破壊され続けている。
●No.3410/10.9.18
「掃除機。」
が壊れたが、別に慌てることでもなく、小型の塵取りと箒を用いて掃除をする。実際にしてみると、掃除機との間にそれほどの差があるとは思えないのだ。それこそ地球環境を考えたら掃除機を止めても何の問題はない。昨日紹介の友人宅にはもちろん電気掃除機などない。
●No.3409/10.9.17
「今日は断食でいい?」
鹿児島県日置市で半“自給自足”生活を送る妻の女友達は、夕飯の支度をしないと決めると旦那様にこう伝えるのだそうだ。昔ながらの感覚では少なくとも「店屋物でいい?」あるいは「インスタントでいい?」になるところだろうが、さすが質素が基本のライフスタイル?
●No.3408/10.9.16
「ランガール。」
「サンデー毎日」(9.26号)で甘糟りり子氏が“女子による女子のためのランニングイベント”「ランガール★ナイト」を紹介。森ガール、山ガールの次はこれか。でも、考えてみれば、より自由にファッションを謳歌できるランニングこそ女子にふさわしいと言える。
●No.3407/10.9.15
「ドローイン。」
腹筋運動などをやらずにお腹をへこませるだけで胴回りが引き締まるというこの方法を昨日の「はなまるマーケット」で紹介。英語の「draw in=引き込む」を意味するらしいが効果は本当にあるのか、と言いつつ毎日腹筋80回を行う私もこれをやってしまっている。
●No.3406/10.9.14
「何かを変えなければ秋は勝てない。」
とは、東京六大学野球2010春季リーグ戦で11季ぶりの優勝を遂げた慶応大学野球部・江藤省三監督が秋季リーグ戦を前に語った言葉です(昨日の開幕戦、神宮球場で配布されていた『日刊スポーツ』特別9号)。6チームともハードな夏練習を重ねた秋、さて栄冠は?
●No.3405/10.9.13
「ワタシがええ言っとるんだからええんよ。」
確かこんなニュアンスだったかと思う。一昨日の鹿児島取材で空港からとある農家まで運んでもらったタクシーの運転手さんから、取材時間も昼食もすべて待っていてくださると有難い言葉を頂く。恐縮するとこんな言葉をさらに投げかけられる。都市では味わえない経験。
●No.3404/10.9.12
「榎木孝明。」
という俳優と昨日のJAL1865便鹿児島行で同じC列に座る。実はもう10年前、東銀座のある制作会社で、ちょうど自作の絵を配したカレンダーの打合せ中の榎木氏と名刺交換した。同い年と思えぬ若さは職業柄、当然かもしれないが、次の遭遇は仕事でしてみたい。
●No.3403/10.9.11
「林真理子。」
言うまでもない直木賞作家だが、今日久々に「週刊朝日」を買って改めて林氏が今週「サンデー毎日」と「週刊文春」を加えた3誌で対談をこなしていることに気づく。適度にシラッと毒も放てるキャラクターが重宝されているのか、しかしなお強し“林真理子”ブランド。
●No.3402/10.9.10
「民意。」
について中野翠氏(『サンデー毎日』9.19号)。「どこにあるのかわからない」と書きつつ、それでも菅と小沢を選ぶ世論調査で菅さんが圧倒的な差を付けている結果を踏まえ無視できない数字と語る。誠にこの状況下で小沢議員を支持する議員の私利私欲には呆れる。
●No.3401/10.9.9
「開運旅で女子力パワーアップ!」
と「ジンジャー」(9月号)。最近、「パワースポット」の特集をよく見かける。この雑誌の場合は吉方と絡め癒しと結びつけた“似非パワースポット”特集だが狙いは同じだ。やはり何かに頼らずに生きていけない時代なのか。私も江島神社詣では17年間続けているが。
●No.3400/10.9.8
「完全地デジ化まであと1年。」
と「宣伝会議」(8/15号)。「目標を上回る地上デジタル放送対応受信機の普及率」と書くが、我が家は全く関知しない。妻は「画面が見えなくなる瞬間を見よう!」などと叫ぶ。コピーライター業を営んでいて、商業主義に踊らされるのが嫌いなのだから始末が悪い。
●No.3399/10.9.7
「女の嗅覚は強い。」
とその中年男は、満員電車の車内で酒にやられた大声を響かせながら「だから加齢臭が気になる」と言った。その後の「最近は男性用化粧品が売れる」は余計だが、女の嗅覚が強いのなら、なぜあんな過度な香水を振りまく女がいるのかと、私は車窓の夜景を見つつ思った。
●No.3398/10.9.6
「眠っている風呂敷をお持ちください。」
という表示を「45R」たまプラーザ店のレジ付近で発見。久しぶりで見た「風呂敷」 の文字。エコバッグの代わりの風呂敷利用という趣旨だろうか。しかし改めて風呂敷 のエコロジーぶりを見直す。と言いつつ、果たして我が家に風呂敷が眠っているかど うか確信がない。
●No.3397/10.9.5
「『愛してる』の響きだけで
 強くなれる気がしたよ♪」
とその女の子は、満員電車の車内で割とよい声でなぞりながら「しばらく頭を離れなかったよ」と言った。歌詞ってこんな風に聞くとまた違う力があると正直思った。「チェリー」byスピッツ。もっと具体的に歌詞と彼女の関係を聞いていればよかったと中年男は思った。
●No.3396/10.9.4
「驚いた幕末奄美の食文化。」
なる本日の「日本経済新聞」朝刊・文化欄の見出しに注目。普通は目立たぬ記事かもしれぬが、友人のいる奄美大島に何度となく訪れた私には興味津々。名越左源太なる流人の「遠島録」という日記に当時の食文化が溢れているとか。瀬戸内町清水のあの店にまた行きたい。
●No.3395/10.9.3
「あなたには『師』と
 呼べるような人が
  いますか?」
なる質問に68%が「YES」と回答(『ブレーン』7月号)。翻って私はNOだ。押しかけ弟 子で入社した当時の「師」とは疎遠になり、途中、影響を受けた方とも「師」と呼べ る関係は築けていない。また私を「師」と思っている過去のスタッフも皆無と思える 有様だ。
●No.3394/10.9.2
「米軍イラク撤退。」
を昨日オバマ米大統領が宣言した(今朝の『おはよう日本』)。イラク駐留米軍の戦闘任務の終結を正式に米国民に伝えたのだ。手元にある18日の「朝日新聞」朝刊に「イラクでテロ61人死亡」の記事。平和、平和と叫んだ今夏、誰が日本のイラク戦争支持を省みたか。
●No.3393/10.9.1

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