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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2009年8月分
「政治を変えたい。」
と今回、民主党を支持した国民の意思を総括した先程の「選挙STATION2009」の古舘伊知郎氏。マスコミと小泉が捏造した郵政選挙の時だってそう言われた。仮に今回、国民がそう思ったのだとしたら、政治の何を変えるべきと思ったかを自らに刻むべきである。
●No.3052/09.8.31
「肉は砂糖でもむと
 やわらかくなる。」
と昨日の「ウチゴハン」で東京・恵比寿「キムカツ」のシェフ。出演者一同驚いていたが、「はなまるマーケット」のファンである私にとってこれは常識(実践はしていない)。「情報」って、それを摂取する側の関心と方法によってバラつきが生じる、という見本である。
●No.3051/09.8.30
「ウエディングパーティ。」
という名の招待状だった。本日、当社スタッフの青木優子の挙式。東京・代官山でのいわゆるレストランウエディングで「料理で決めました」と本人が言った通りの味。プランナーの存在を随所に感じた演出といい結婚市場なるものの変化を強く感じる。堂々の新婦だった。
●No.3050/09.8.29
「求職者一票の期待。」
失業率が過去最悪の5.7%に達した本日、この見出しで選挙戦を綴った「朝日新聞」夕刊。「自分の力ではどうにもならないもどかしさ」という声が象徴しているが、前回、自民に投票して裏切られたから今回は行かない、と言わしめた点でマスコミに重大な責任がある。
●No.3049/09.8.28
「政治はバクチじゃない。」
と麻生議員(本日の『朝日新聞』朝刊)。インフルエンザで国民を不必要に混乱させ、未だ年金の行方を明言しない舛添議員を事もあろうに首相候補に祭り上げた党の責任者が言える台詞ではない。首相を次々替えた体たらくはバクチ根性そのもの。劣勢はその報いである。
●No.3048/09.8.27
「川中。」
という苗字は名前ランキングの類では上位には来ないが、試みにYAHOO!で検索すると2ページ目にAllAbout内の私の経歴が出る。実は鹿児島空港近くの有限会社プレゼントも気になっている。先日この空港まで行ったんだから名刺交換くらいすればよかった。
●No.3047/09.8.26
「慢心民主。」
と「サンデー毎日」(9.6号)の特集見出し。優勢の民主候補の中に確かに気の緩みが出ているそうだ。だが、民主・自民が接戦を展開している選挙区も多い。そこに慢心はない、と信じたい。それにしても自民候補の演説に民主批判が多い。それこそ政策を言うべきだ。
●No.3046/09.8.25
「確信をしている
 ところであります。」
本日、自民党の石原ひろたか候補が会社目の前の大崎広小路交差点で街頭演説。五反田に会社を構えて16年、地方選を含め幾多の選挙が行われたがここで行った候補は皆無。単なる候補者名連呼の時代から変わり好ましい傾向だが、冒頭の言は「確信しています」でいい。
●No.3045/09.8.24
「わが身のことだと
 感じられる工夫を。」
若者を選挙に向かわせる方策をこう語った川上和久・明治学院大副学長(本日の『朝日新聞』朝刊)。自分が社会に支えられる存在と認識させる想像力の育成が先ではないか。またこの種の思考が普段の政治的関心を蔑ろにし、大学を思想的背景が希薄な専門学校化させる。
●No.3044/09.8.23
「品質へのこだわり。
 仕事への誇り。
 微細なものづくり。」
これらを「日本人の感性に支えられた世界最高の技術力」で受けた自民党マニフェスト17ページ。まず最初の2つを技術力で受ける文脈は誤りだし感性で支えられた内容ではない。3つ目の日本語も不可解。読んで政策云々以前に頭痛がした。どうした! コピーライター。
●No.3043/09.8.22
「ブレない生き方。」
とは先日も紹介した田母神俊雄氏の著書(未読)だが、そもそも腰が座らない麻生議員の優柔不断さから生まれた表現だ。ただ最近、ブレない生き方こそが理想だという風潮を感じる。最終的にブレない事は大切だと思うが方向転換して生きる人生を否定するのは短絡的だ。
●No.3042/09.8.21
「携帯基地局。」
について甘糟りり子氏(『サンデー毎日』8.30号)。基地局が影響する(と思われる)頭痛や吐き気を「風評による幻想か妄想(中略)あるいは集団暗示」と携帯電話会社。その答えの方がよほど怪しいが、こんな危険を無視するマスコミ各社は最早、広告費の下僕だ。
●No.3041/09.8.20
「ジャマイカ。」
世界陸上短距離での同国の活躍は言うまでもないが、米国が一矢を報いた女子400メートル1位のサーニャ・リチャーズさえも12歳の時にジャマイカから移住したとは驚く。先住民は滅び大半の祖先はアフリカ系の諸部族民とか。その底力は気候や食物と関係あるのか。
●No.3040/09.8.19
「平和市長会議。」
核廃絶に向け世界の都市が国境を超えて連携しようと85年に第1回会議が行われた同会議の参加数が134カ国・3047都市に(本日の『朝日新聞』朝刊)。「反核」だと平和的結集が可能なのに「反テロ」の平和的解決はなぜ進まないのか。人類最重要の課題である。
●No.3039/09.8.18
「政権選択が焦点。」
とテレビ各局は口を揃えるがこれは立派な民主党の宣伝だ(自民党を応援する気は微塵もないが)。前回衆院選でマスコミ挙げて小泉キャンペーンを展開した彼らには、そもそもそんな事を反省する頭脳は皆無だろう。しかし国家の行方を焦点とする選挙でも決してないが。
●No.3038/09.8.17
「20注目区の調査結果。」
なる衆院選情勢をまとめた「サンデー毎日」(8.23号)。片山さつきが落選確実なのは当然だが、森・町村・両中川・額賀・野田・塩崎・古賀・久間の有力議員が軒並み劣勢なのは改めて深刻度を増す。もちろん負の部分はあるが民主党でないと無駄は絶対に削れない。
●No.3037/09.8.16
「ボーヤハント。」
を初めとするいわゆる「駄洒落」による広告文のスタイルを確立した事でも有名なコピーライターの眞木準氏(6月22日逝去)の追悼文が本日の「朝日新聞」夕刊に。私は広告学校で眞木氏に学んだ程度のご縁しかないが、しかし急性心筋梗塞での60歳の死は早すぎる。
●No.3036/09.8.15
「クマゼミ情報教えて。」
とウェザーニューズ(本日の『日本経済新聞』朝刊)。クマゼミの生息地域が北上している事は知っていたが、鹿児島の気象台でここ数年クマゼミの鳴き声が観測されていないとは知らなかった。先月、鹿児島県日置市で早朝、起こされた鳴き声はクマゼミと思ったのだが。
●No.3035/09.8.14
「男が一人になって
 何をするかと
 いえば、それは
 酒を飲むのが一番ふさわしい。」
「居酒屋探訪家」を標榜する太田和彦さんに言わせると当然こうなる(『ブルータス』8/15号)のだが、「男」によって様々なのは当然だ。趣味を排するのを前提とすれば「黙って考える」時間が似合う男もいい。そしていま自分にはそうした時間が不十分と反省する。
●No.3034/09.8.13
「横浜隼人。」
全国高校野球選手権大会3日目、地元・神奈川代表の同校は伊万里農林に6対2で勝利。監督命名の「ハマトラ(本来はファッション用語)軍団」の名といい、阪神そっくりのユニフォームといい極めてワイドショー的で、その意味で従来の高校野球イメージと一線を画す。
●No.3033/09.8.12
「楽しめる。」
急速に進む日本語表現の貧困化の格好の事例の一つだ。「新鮮な鮪が楽しめる」「富士の絶景が楽しめる」「交響楽が楽しめる」「絵手紙が楽しめる」。順に、味わえる、眺められる、鑑賞できる、描ける、と対象に応じ動詞を使い分ける能力が日本人から消失しつつある。
●No.3032/09.8.11
「13万人の
 顧客データ流出。」
今度はアミューズのデータが漏えいした(本日の『ニュース&スポーツ』)。情報セキュリティの案件を担当しているせいか情報流出事件に目が行く。毎週起きている感覚だが実際多いのだ。昨年度の漏えい件数1373件は史上最高。しかも調査後の原因が報道されない。
●No.3031/09.8.10
「専守防衛。」
を過去の遺物の如く語った石破茂農相(本日の『サンデープロジェクト』)。広島、長崎と平和を祈る素振りを見せても集団的自衛権を行使した時点で平和憲法を裏切る事になる。それでも戦力誇示による防衛を目指すか。「海軍400時間の証言」の無責任ぶりを見たか。
●No.3030/09.8.9
「桃のパワー。」
本日、夕食をとった「今半」新宿高島屋店のテーブルにこう書かれたミニチラシが。新陳代謝を活発にし健康を維持増進、血液をキレイにし、疲労回復と体脂肪減少効果があり、繊維質で便秘を改善。天然は凄い! ペクチン、アントシアニンを摂るには皮ごとがいいらしい。
●No.3029/09.8.8
「ロック。」
NHKどうした? いやこのメディア分散化の世に変革の意思を持つだけ民放の自堕落を凌ぐ。昨夜の「ロックの学園」に続き本日午前深夜は「若気の至り ロックフェスティバル」。怒髪天、連続出場だ。たまらない、だって「ロックは生きることだから(by増子直純)」。
●No.3028/09.8.7
「原爆記念日。」
オバマ米国大統領の核廃絶に言及した本日の平和記念式。佐高信氏は「サンデー毎日」で核武装を「3週遅れの考え」と記したが果たしてそうか。安部内閣で右傾化を強めた政府の行く先には核武装があるし北朝鮮の核の脅威は増すばかり。単純な平和希求では解決しない。
●No.3027/09.8.6
「男の浴衣。」
という特集を男性向けファッション雑誌でやっている?  ぜひやってほしい。最近、彼女とお揃いの浴衣の男の子を見かけるが、あの着方は日本の着物文化を引き継いでいないし、第一醜い。そんな事を、「貝の口」なる角帯の結び方を高校の落研時代に身に付けた私は思う。
●No.3026/09.8.5
「子育て支援。」
その金額だけが一人歩きし、衆院選は「自分はいくら儲かるか」が基準になりそうな気配。政党が悪いのかマスコミが無思考なのか、少子化対策で100%悪いとは言わないが、それでは評価も金額の増減でするのか。拝金主義とは違うものの同じ根性が見えないでもない。
●No.3025/09.8.4
「責任力。」
自民党の選挙向けキャッチだ。1日の「週刊ニュース新書」で田勢康弘氏は「コピーライターが作ったもので軽い」と述べた。いつも政治広告で感じる事だが、昨今の政治情勢に“いかにも”の広告表現は適さない。政治という商品の信頼がそれだけ失墜しているのである。
●No.3024/09.8.3
「買い物に
 バッグを
 持参。」
との回答が62%で前回の2倍になったと内閣府(昨夜の『NHKニュース』)。この数字をそのまま鵜呑みにはとてもできない。都内の小売店やスーパーでマイバッグを取り出す人を最近見た記憶がない。パンをそのままカバンに入れる私みたいな人間は一体どこにいる?
●No.3023/09.8.2

※3日、東京・五反田「remy」でエコバッグ持参のご婦人を発見。しかし、袋詰めコーナーでのエコバッグ率は8分の1の12.5%。私の近所ではそれ以下の日しか見ない。
「間、金色の毛。」
と「淡い金色の毛」という説明を発音した滝川クリステル氏(本日の『ニュースJAPAN』)。またしても平板読みの話題で恐縮だが、いま日本語は単に音節を並べるだけの記号の伝達と化しているのではないか。日本語教師は外国人に発音をどう教えているのだろうか。
●No.3022/09.8.1

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