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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2009年7月分
「文理独立。」
スペインにおけるテロ事件の説明で「スペインからの分離独立を掲げるバスク派」と言う際の「分離独立」を「文理独立」と発音した島津有理子アナ(本日の『おはよう日本』)。「ロシアの紫煙(支援)」、「雷が生る(鳴る)」、「最新の効き(機器)」ああ気になる。
●No.3021/09.7.31
「財源の問題を
 自民党さんに
 言われる
 いわれはない。」
と鳩山民主党・党首。政府・与党は28兆の財政出動を行ったが建設・赤字国債を連発し、どんな効果を生んだか。所得増を叫ぶどこに信頼があるのか。与野党の非難合戦を見ても自民に分がない。他党を非難できる筋合いではなく世間の常識では考えられない知能である。
●No.3020/09.7.30
「意図が正確に
 伝わって
 いない。」
麻生議員の「高齢者は働く事しか才能がない」発言でも聞いたが政治家のこの物言いは禁止すべきだ。意図を発してこそ言葉である。言葉で伝えても誤解は生じるのに、言葉にもせず意図は別だったと言うのは子供にも説明できぬ欺瞞だ。日本の政治家の質はあまりに低い。
●No.3019/09.7.29
「幼児の
 体力調査。」
アシックスの調べでは前年記録を下回る幼児が増加(本日の『おはよう日本』)。一因として「最近の幼児は1日の歩数が少ない」と前橋明・早大教授。「階段上らないの?」という問いに「疲れるから」と答える幼児が恐怖。それで健康不安を訴えるのは本末転倒である。
●No.3018/09.7.28
「1Q84」
船曳建夫 ・東京大学大学院教授が村上春樹氏のこの(発売される前からの)ベストセラーを紹介(25日の『週刊ブックレビュー』)。ズレた世界観や恋愛を下敷きに展開する点など独特の“村上ワールド”は健在だ。「BOOK1・2」としたのは3以降を意識した証拠。
●No.3017/09.7.27
「自然の風。」
横浜で32度を超えた今日、エアコンを全く使わず自然の風だけで過ごした。やれ省エネだの地球を救えだのとうるさいが“自然の風で過ごす”ライフスタイルの提案を聞かない。一方、熱中症の原因を高温に求めるが、現代人の肉体の弱体化も疑ってみるべきではないか。
●No.3016/09.7.26
「エクリプス。」
1764年4月1日、英国で日食の日に誕生したこの名馬は現在、世界のサラブレッドの9割以上の祖先に当たるという(昨日の『朝日新聞』夕刊)。(CMでは無視される)血統の物語は競馬の愉しみの一つだ。当社にはその始祖・ダーレーアラビアンの彫像が飾られる。
●No.3015/09.7.25
「座して平和は
 守れず。」
なる前航空幕僚長・田母神俊雄氏の著書を読了。ここまで現実的な防衛論は初めて。私はもちろん平和憲法支持だが、氏の言う通り自衛隊が戦略を立てて悪いとは思わない。日本は感傷的なドラマで自信たっぷりに反戦を叫ぶ前に自衛隊の方向性を真剣に論議すべきなのだ。
●No.3014/09.7.24
「水着を着ると、
 エコになる。」
を掲げた「AMU」PR誌。先日の鹿児島旅で見かけ、面白いなと思って取ってきたのだが理由が書かれていない。ゲームで遊ぶ写真もあり「エアコンつけて家にいるよりビーチに出た方が電気代はかからない」そんなところだろうが、洒落た理由付けに興味があったのに。
●No.3013/09.7.23
「have you
 ever seen
 the rain」
雨を見たかい。1971年のクリーデンス・クリアウォーター・リバイバルの曲。中学時代に流行ってよく覚えているが、超有名曲ではないのにAFN (American Forces Network)で1ヶ月に1度は聴く気がする。今日も流れたが局にファンがいるの?
●No.3012/09.7.22
「コメンテイター
 たちはなぜ
 政治不信を
 あおる。」
と岩見隆夫氏(『サンデー毎日』8.2号)。曰く「しょせん自民の内紛」「自分が当選したくてやってる」などの訳知り顔の批判だ。もちろん100%違うとは言わないが、その先には“争点のない選挙”なるお決まりの題目が来る。だからこの種の理屈は看過できない。
●No.3011/09.7.21
「指宿産
 鰻の蒲焼。」
鹿児島空港を14時50分に発ち羽田空港からたまプラーザ駅まで空港バスで来て「夕飯を買っていこう」と駅前で鰻の蒲焼を求めようとしたら、その鰻が指宿産と聞き不思議な気分に。指宿といえば今朝までいた日置と同じ薩摩半島の市。静岡産もあったのに、これも縁。
●No.3010/09.7.20
「小松帯刀。」
友人宅のすぐ近くに「篤姫」で有名になったこの方の墓がある園林寺跡が。以前、友人は横浜から墓を訪ねてきた観光客に道を聞かれ案内した経験があるが、現在設置された案内看板は、この観光客の進言で立てられたという逸話を持つ。当の墓所もどこか手作り感が漂う。
●No.3009/09.7.19
「皆既日食焼酎。」
本日から2泊3日で鹿児島県日置市の友人宅に滞在。鹿児島空港を降りるとまずこの文字が目に入った。どこが特別なのかは不明だが、ともかく地元への経済効果は大きいのだろう。一方、奄美・鹿児島間の空路は日食前後は当然満杯で、地元の足の機能は果たしていない。
●No.3008/09.7.18
「夫婦喧嘩を
 見せるのと
 一緒。」
と自民都議会議員(本日の『ニュースウォッチ9』)。総裁選前倒しを叫ぶ輩は自らを貶めるのみだ。信任決議後のこの有様は嘘つきと同じではないか。小池百合子議員や石原伸晃議員を担げば何%かは支持率が上がるだろうが(それ事自体情けないが)、恥を知るべきだ。
●No.3007/09.7.17
「手すりを
 つかまらないと
 上がることが
 できません。」
と今朝の「生活ほっとモーニング」で永井伸一アナ。もちろん「手すりにつかまらないと」が正しい。しかし最近テレビでしゃべる人種は言い直さない。話し言葉には誤りはあるし乱れて当然、だが普段の会話で接続詞の言い直しはよくするのに“話すプロ”が蔑ろにする。
●No.3006/09.7.16
「脱官僚。
 地域主権。
 生活重視。」
を掲げた江田けんじ議員の国会報告を12日に偶然、東急田園都市線「たまプラーザ」駅前で聞く。当然この3つは重要だし、度々繰り返した「政権交代」という言葉も期待するが、やはり私は外交・防衛が心配だ。マスコミお得意の調査は全くその場限りで無意味なのだ。
●No.3005/09.7.15
「昼間は
 寒いくらい。」
という言葉を昨日17:30頃に外出した五反田で、オフィスビルから出た男女から聞く。こんな会社(ビル)を野放しにして何が二酸化炭素削減か。ちなみに当社は冷房設定温度28度を守るが、日当り良好の室内環境のお陰でかなり暑い。だが当然ながらこのまま行く。
●No.3004/09.7.14

※ちなみに最高気温32度の本日、自然の風だけで勤務している(当社オフィスは5階角住戸で通風にも恵まれている、と補足しておきます)。
「自公過半数割れ。」
と都議選の開票結果に騒ぐが、自公と民主党以外の(協力できるか不明な)政党の議席数の和が正に拮抗している状況は何を語るのか。一つは公明党なる存在の可否。いま一つは二大政党に埋もれる共産・社民の意義。投票率アップといっても5割ちょっと。これは如何に。
●No.3003/09.7.13
「信濃毎日新聞。」
2008年5月22日付けのこの新聞にくるまれた清酒「渓流 朝しぼり」を本日、実家で味わう。「地域環境に配慮し、包装に新聞紙を使用」とあるが、2007年度モンドセレクション金賞の銘酒に古新聞のパッケージとは痛快である。甘口、ではあるが飲みやすかった。
●No.3002/09.7.12
「お帰りの際に
 袋をお断り
 いただくと、
 アフリカの大地に
 木を植える
 ことができます。」
本日訪れた「JOURNAL STANDARD」町田店のレジ脇にあった言葉。買い物袋を断ると木を3本植える事ができるとか。エコバッグに入れられる物は全て入れているのでもちろん袋は断ったが、こんなきめ細かな取り組みが低い環境意識を変えていくのだと思う。
●No.3001/09.7.11
「三千世界。」
仏教の世界観による全宇宙の総称で三千大千世界の略。正しくは1000の3乗つまり10 億の世界を指すとか。昔演じた落語「三枚起請」に「三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい」という都々逸が出たのを思い出す。関係ないが本日で本欄、3000回。まだまだ。
●No.3000/09.7.10
「アイスプラント。」
なる野菜を八百屋勤めの友人にもらう。パッケージに「ほんのり塩味がして海ぶどうに似た、ヨーロッパの高級食材」とある。実際に食すと「これ、凍らせたの?」と思わせる食感とほのかな塩味。ネットで60万件以上ヒットする知名度を誇るこの野菜も、私には初体験。
●No.2999/09.7.9
「運命的だね。」
先週ある朝の田園都市線、偶然隣り合わせた40代らしき男女の女性の方が発した言葉。もちろんジョークだが、私はこの後乗った山手線車両で得意先の方と遭遇。なお私は顧問税理士さんとこれまで都内4箇所で偶然出くわした事がある。16年間で4回、多い? 少ない?
●No.2998/09.7.8
「誰でも
 よかった。」
という大阪市のパチンコ店放火殺人犯の言葉に、その「闇をのぞき込む」としか言えない本日の「朝日新聞」素粒子。野放図に続く安易な殺人事件を、一体いつまで「闇」に葬っておけば気がすむのか。人間生活の基本である「食」をなぜ分析し問題点を露わにしないのか。
●No.2997/09.7.7
「官僚たちの夏。」
なる番組が昨夜始まった。こんな小気味いい番組、現代を舞台には作れまい。私が好きな佐藤浩市も誠によい。しかし、なぜいまこの時期に「官僚」か。穿ち過ぎを承知で言うが、官僚あるいは自動車産業のイメージアップを狙った、まるで自民党の策略であるかのようだ。
●No.2996/09.7.6
「口径。」
と「光景」は明らかにアクセントを置く位置が違うはずではないか。いかに気取った語り口にしようと興醒めな中條真誠子アナ(本日の『日曜美術館』)。自然を精緻に描いた犬塚勉氏の絵画世界を「口径が広がる」と聞かされては、この早逝の画家の世界に浸りきれない。
●No.2995/09.7.5
「久しぶり!」
先週、当社の元男性スタッフと7年ぶりで飲み、今日は大学時代のボクシング部同期と10年ぶりで飲んだ。グラスを傾ける時はやはりこの言葉だ。「再会」前は胸ときめくが、会えば数秒で違和感がなくなるのは不思議。実は元同僚との17年ぶりの再会も残されている。
●No.2994/09.7.4
「都議選告示。」
これまでの都議選の中で最も国政に直結した選挙かもしれない。毎日、選挙カーの騒音(だろう)に悩まされながら、もちろん神奈川県民の私に選挙権はないのだが自民党崩壊が促進される事を望む。しかしやはり心配なのは外交防衛が国民的議論抜きに操られている点だ。
●No.2993/09.7.3
「武装すると、
 人が変わる。」
昨今話題の防衛論ではない。学生運動が激しかった頃に民青中央常任委員などを務めた川上徹氏の言葉だ(本日の『朝日新聞』夕刊)。だが人がそう変わるのであれば国家も同じだろう。そしてやがて国家は国民の命を国家の下に見捨てる。日本は敗戦に何も学んでいない。
●No.2992/09.7.2
「ありがとう
 ございます。」
という言葉は接客業では基本中の基本と思うが実はそうではない。例えばスーパーで買い物をし、レジではこう言われるが、袋を抱え出口から出る客に礼の言葉を言う店員は殆んどいない。個人商店では考えられないが、実際には自分の客とは思っていない何よりの証拠だ。
●No.2991/09.7.1

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