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"できる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2009年5月分
「敵基地攻撃。」
昨日午前深夜の「朝まで生テレビ!」で、最終的には北朝鮮に対しこの能力を誇示するのが必要という議論が展開されていて驚く。撃つと言ってるミサイルも特定できないお粗末な防衛力を放置し突き進む好戦論とそれを支持する国民。巷に溢れる平和の希求は全て偽装だ。
●No.2960/09.5.31
「ちょっと話。」
という妻からのメールタイトルに「重大事のような感じを受ける(俺、何かしたか?!)」と土田晃之氏(本日午前深夜の『爆笑問題の検索ちゃん』)。これってビジネスのメールも同じ。緊急じゃないのに至急、重要事項なのに連絡事項の類多し。相手の事こそ考えたい。
●No.2959/09.5.30
「左側通行。
 ご迷惑おかけ
 します。」
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」1番出口の階段壁面に、左側通行を呼びかけた後で迷惑をかける事を詫びる掲示がある。これはおかしい。利用者の利便につながる通行規制は都市の常識でもある。左側を歩くのも、食品偽装するのも、どちらも「ご迷惑」の思考停止日本。
●No.2958/09.5.29
「洗足学園。」
新型インフルエンザ感染者で全国に知られた同校が授業を再開(本日の『朝日新聞』夕刊)。川崎市民の頃、毎日正門前を通ったし高校の落研時代は学園祭で落語も演じた。縁が深いから言う訳ではないが今回、日本人が行った匿名の誹謗中傷という蛮行に改めて失望した。
●No.2957/09.5.28
「林家さん。」
難病と戦う林家こん平師匠をこう呼んだ青山祐子アナ(本日の『ニュースウォッチ9』)。NHKは全アナウンサーに伝統文化の研修を行うべきだ。日本放送協会の名が泣く。ステレオタイプの陳腐さに気づかぬ田口五朗アナが補佐できるはずもなく悲劇的な番組となった。
●No.2956/09.5.27
「インフル。」
と新型インフルエンザを略す日本流の言語感覚が今回ばかりは気になって仕方ない。「インフル」には、甘く見ている感覚と傍観者的臭いがつきまとい、愛着感すら増す。とても厚生労働相が目を吊り上げて宣う重大事には思えぬ。仮に使うならインフル禍などと記すべき。
●No.2955/09.5.26
「最高です!」
と先日、古巣相手に好投した林昌範投手のお立ち台での言葉を昨夜の「サンデースポーツ」で紹介。彼だけでなく昨今のプロ野球選手の多くが試合後この言葉を叫ぶ。まるでプレイヤーは頭を使いません、と主張するかのように。実際使っていないのだ、この現実を見れば。
●No.2954/09.5.25
「運慶。」
を「運転」の発音でナレーションを行った中條誠子アナ(本日の『日曜美術館』)。前任の壇ふみさんの発音が申し分なかっただけにその平板読みが目立つ。NHKに問い合わせても「指導はしてるが行き届かない」と逃げるのみ。少なくとも指導している形跡は、皆無だ。
●No.2953/09.5.24
「空けておけ。」
民主党で候補者が決まっていない東京12区についてこう述べた小沢民主党前党首(本日の『日本経済新聞』朝刊)。同区は公明党の太田昭宏代表の地元だが、私は正々堂々と小沢さんに対決してほしい。既に健康的に続く体ではないし、負けて引退でも不名誉にはならぬ。
●No.2952/09.5.23
「中央林間。」
住んでいる街が情報誌に特集されることは、都内の商業地なら珍しいことでもなかろうが、郊外の変哲もない住宅地ではそれほど起きうることではない。東急沿線情報誌「サルス」6月号で我が最寄り駅を特集。当然ながら紹介された13店舗中、12店舗は入店経験あり。
●No.2951/09.5.22
「裁判員制度。」
「分からないことだらけ」や「人の罪は左右できない」との声が聞かれた街頭インタビュー(本日の『ニュースウォッチ9』)。しかしよく考えると、人を容易く断罪するネット社会に慣れた現代人にはなじみやすいとも言える。ただ、法廷は匿名というわけにはいかない。
●No.2950/09.5.21
「週刊ヤング
 ブルータス。」
「ブルータス」(6/1号)の47ページ目に「今年大学に入学したばかり」という天野莉絵ちゃんの水着写真が。「お待たせヤンブル初登場!」とあるが、狙いは何?!「ヤンジャン」へのオマージュとのことだが、こんな工夫も出版不況を打ち破るために必要かと思う。
●No.2949/09.5.20
「ペット
 ボトルの
 お茶。」
日本茶販売を営む静岡の従兄弟が、日本茶の販促会議の席上にペットボトルのお茶が出るとこぼしていた。毎年、この時期に話すのだが茶葉需要が漸減しているとか。言われてみれば新茶は毎年買うがなかなか減らないのが事実。しかし淹れたての新茶がうまいのも事実だ。
●No.2948/09.5.19
「民主代表に
 鳩山氏。」
と本日の「朝日新聞」夕刊。もちろん病気持ちの小沢氏よりはましなのだが、「消費税値上げを6年間は取り上げない」など危うい主張も目立つ。私は岡田さんに真摯さと鉄壁の論理で自民党に挑んでほしかった。与野党互いに政権担当能力を言うが、言う資格は最早ない。
●No.2947/09.5.18
「高品質と
 低価格の
 両立。」
と、またもユニクロ絡みでこの言葉が(『ENGINE』6月号)。商品の監修に乗り出したジル・サンダー女史の発言だが、この「高品質」とは何か。普段着ている衣服やモノを見る目で異なるこの言葉の定義を放置したまま、あたかも真実の如く一人歩きするまやかし。
●No.2946/09.5.17
「遺(おく)る
 会。」
という名の告別式に本日、参列した。主婦起業の先駆者として活躍した横山喜美枝さんは63歳の早すぎる死であった。宗教色はなし、お気に入りのドレスで横たわる彼女の周囲にはフラワーアレンジメントが飾られ、好きな祭囃子が街角から聞こえる見事な演出であった。
●No.2945/09.5.16
「法的に
 問題はない。」
と言われ福祉団体の定期刊行物にチラシを同封したセシール(本日の『朝日新聞』夕刊)。この言葉を聞いたら、果たして誰でも心が動くものか。いや、例えば広告業界はDMにおける郵便物のルールを丹念に精査し真摯に違反を避けてきたはず。日本人の倫理観はどこに。
●No.2944/09.5.15
「実は家族から
 習うべきこと。」
と外部の社員研修に参加したNHK・神田愛花アナ(本日の『ソクラテスの人事』)。そうなんです、躾で身につけるべき事柄が身についていない社会人の何と多いこと。よって研修は躾になる。私も、もちろん完璧とは言えませんが、これも自然な変化と認めるのですか?
●No.2943/09.5.14
「東京都
 道路整備公社。」
当社地元の東五反田出身の民主党・かみの吉弘氏のチラシを街頭でもらう。この公社は202箇所の駐車場を経営し八重洲・京橋・東銀座・六本木など地価が高い場所で赤字を出すが、民間なら3億円の黒字との試算も。役人が諸悪の根源であり、自民党では変革できない。
●No.2942/09.5.13
「小沢辞めず
 とも自民大敗
 。」
と辞任前に書かれた「サンデー毎日」(5.24号)の記事。小沢辞任は吉だろうが後任が鳩山幹事長ではどうしようもない。それにしても自民党が高すぎる。終わりのない役人の無駄遣い記事すら知らないのだろう。政治情報への接触度と理解度の相関を調査してほしい。
●No.2941/09.5.12
「小沢辞任
 。」
政治家って演説上手じゃなかったか。昨日の辞任会見でなぜ西松建設からの違法献金事件に何も触れなかったのだろう。「世論に従った」とただ言えばよかった。政治広報について改めて考えさせられた。それにしても私は検察捜査の矛盾を野晒しにする日本社会が解せぬ。
●No.2940/09.5.11
「高橋美鈴。」
東京大学教育学部卒、1994年NHK入局のこの女性アナが気になる。何の気なしにNHKを観ていて「熱い」を「厚い」でなく「熱い」と発音したからなのだ。大げさでなく、それ以前に誰が「熱い」と発音したか記憶がない。それほど「厚い」全盛の世にこれは感激。
●No.2939/09.5.10
「安定か
 やりがいか。」
なる二者択一で議論したNHKお得意のかみ合わない企画(本日午前深夜の『若者の底力総決算』再)。「地球上に安定はない」と堀紘一氏。「どちらも自分で見つけろ」と某氏。私は書く仕事に近い位置にいられると花王に入社したが可能性なしと知り2年半で退社した。
●No.2938/09.5.9
「柔軟に
 対応したい。」
と舛添厚労相(本日の『朝日新聞』夕刊)。この方、横浜市に「危機管理の体をなしていない」と口走った謝罪をしたのだろうか。インフルエンザのニュースが駆け巡った際、私はこの方に柔軟さを感じなかったが案の定だ。舛添首相待望論すらある、終わった国、日本。
●No.2937/09.5.8
「勝因はルミネ
 新宿店への
 出店
 。」
とセレクトショップ「キットソンウィメンズ」の成功を分析した「宣伝会議」5/1号。同じくセレクトを営む我が妻も、日頃から「ルミネは売れるモノを揃えてる」と認める。不況でも「でもこれは売れてる」的な特集が目立つ。売れない業種が売れる戦略は見つかるか。
●No.2936/09.5.7
「ファスト
 ファッション
 。」
H&Mやforever21など早いサイクルと低価格が特長のファストフードのような衣料品店が人気(本日の『報道ステーション』)。本日閉店の池袋三越だが「デパートに望むアンケート」で1位は安さ、2位は品揃え。まるでユニクロだ、給料下がっても仕方ない。
●No.2935/09.5.6
「成田空港に
 勤務している
 。」
なる理由で診察を断られた人がいると本日の「NHK BSニュース」。はぁっ?! 最近の渡航歴がなく発熱相談センターで一般病院での診察を指示されても断られるケースもあるとか。こんな事態は外国でもあるのか、ただニュースを垂れ流すだけでなく掘り下げてほしい。
●No.2934/09.5.5
「代表進退
 小沢氏粘る
 。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。「世論を判断して」とは鳩山幹事長だが、この世論とは何か。民主党内の攻防は、6割を占める小沢批判層を説得する戦略を携えているとは思えず世論を見失った小沢教としか映らない。この不毛な争いのどこに市民の姿があると言うのか。
●No.2933/09.5.4
「ミツバチが
 消えた。」
と本日の「日本経済新聞」朝刊。携帯電話の電波によって帰巣ができなくなったと聞いていたが、本記事では触れられていない。豪州・ハワイのハチ伝染病で女王蜂輸入数が減少、ネオニコチノイド系農薬の影響、新たな寄生ダニの出現などが挙げられるが、真相は不明だ。
●No.2932/09.5.3
「“”は
 使わない。」
と四方田犬彦・明治学院大学教授(本日の『週刊ブックレビュー』)。この記号が日本語にはない、とするのは一見識としても、「いわゆる」と自分の判断を逃げた意味を持つから、と非難するのは解せない。私は、当の発言者独自の意味合いが込められた場合等に用いる。
●No.2931/09.5.2
「国際法に
 則った
 正当な理由が
 あったのか。」
軍のイラク撤退を受け、英国ではこの側面からの調査必要の声が上がっているとか(本日の『おはよう日本』)。日本はなぜこの問題(なぜ当時自民党を支持したのか)が表面化しないのか。太平洋戦争の総括が先、なんて話もあるが、それで平和を望むなんてふざけてる。
●No.2930/09.5.1

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