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"出きる限り毎日更新"を基本にあらゆるメディアで、 あるいは群衆の中で出合った「気になる言葉」をピックアップ。 すべて123文字で綴った日本語論・日本人論である。
★123文字による簡潔な情報伝達の文章スタイルは「知的所有権登録 187441号」を取得しています。
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2009年3月
「自宅待機。」
内定取り消しではないが実際は内定辞退も迫られるこの通知を受ける学生が相次いでいるとか(本日の『朝日新聞』夕刊)。これなら社名の公表を避けられるというのが本音らしいが、どこまで姑息なのか。若者の人生を弄ぶ企業の身勝手が許せぬが、これも世相の反映か。
●No.2900/09.3.31
「便利で
 分かり
 やすい。」
とCM告知していたオンラインでの確定申告書類作成。セレクトショップ経営の妻は理解できなかった。しかし、自らWEBとBlogを制作・運営しインターネット通販を行なうレベルの人物が理解できないシステムがCMの言葉通りか否かは極めて怪しい。これぞ広告。
●No.2899/09.3.30
「国歌の
 スイショウ
 です。」
昨夜のサッカー・ワールドカップアジア地区最終予選の日本対バーレーン戦でテレビ朝日実況の田畑祐一アナは「国歌斉唱」と言うべきをこう実況したが、訂正しなかったのは「斉唱」を知らなかったからか。一方この種の場面で訂正するTV局も皆無である。日本語崩壊!
●No.2898/09.3.29
「小沢続投。」
私は民主党支持で小沢不支持だが、今回の秘書の起訴で自ら続投への理解を求めた理由は政治家として法を犯していない確信があるからと言わざるを得ない。思い出してほしい。連立を党内で否定されただけで辞任するとだだをこねたお人だ、辞めるのは本来容易いはずだ。
●No.2897/09.3.28
「公設秘書が
 虚偽事実を
 認めた。」
とNHKも三大紙も報道したし、YAHOO!ニュースでも同様だった。私はその度に「これで小沢さんも終わり」と思った。しかし起訴の時点でも秘書は一貫して起訴事実を否定していた。このマスコミの誤報を何事もないかのように放置している日本は腐りきっている。
●No.2896/09.3.27
「もう一度
 触れて
 ください。」
東急田園都市線の自動改札で、前の人がタッチするのと同時にタッチした人を初めて見た。もちろんエラーでこのアナウンスが流れ、後ろにいた私は立ち往生。再度言うが、スローライフ信奉者よどこへ行った! 所詮はコマーシャリズムの産物であったと私は今にして思う。
●No.2895/09.3.26
「にほんの里
 100選。」
を「朝日新聞」が展開している。本日は奄美大島南西部にある加計呂麻島が紹介されている。私も3年前の奄美旅の際に訪れた。荷物を道端に置き放しで歩き回っても心配ない、不思議な正に桃源郷だった。海は当然、すこぶる青く美しい。不要な開発はもう止めてほしい。
●No.2894/09.3.25
「街頭。」
のテレビ観戦が甦った。決して消費エリアでない五反田の名もなき駅前の電気店に100人を超えるほどの人だかり。もちろんWBC観戦だ。終わってやっと長嶋・王・星野の各氏が賞賛してくれたが、就任受諾を含め原辰徳監督の勇気とほぼ完璧な采配に敬意を表したい。
●No.2893/09.3.24
「5の倍数が
 定休日。」
という洋服屋さんが笠利町にある。「airy(エアリー)」という名のとてもいい感じのお店。昨日の奄美最終日はここで夫婦で3万円の買い物。すぐ神奈川に戻るのに、毎日都内に行ってるのに買わずにいられぬのは、販売職の妻曰く「がっついてない」店主の人柄か。
●No.2892/09.3.23
「鈴木いづみ。」
70年代を生きたという彼女(私は知らなかった)の書籍を名瀬伊都部町のカフェ「バロウズ」で発見。モデルで女優で作家で36歳で首吊り自殺。彼女にも興味があったが、30歳そこそこでこんな本をはじめ超マニアックな好著を揃えるマスター・中者マサル氏に拍手。
●No.2891/09.3.22
「ケイコ。」
奄美大島旅の今日は龍郷町にあるガレットのお店「カリプソ」へ。フランス人の旦那様と奥様の恵子さんが経営する。ロックフォールを頼んだがうまかった。「フランス人と結婚したケイコという日本人女性に3人会った」と恵子さん。フランスに嫁いだ義妹も「圭子」だ。
●No.2890/09.3.21
「犬山市
 教育
 委員会。」
が、3年連続で全国学力調査を拒否するかどうかで討議を重ねているという(昨日の『朝日新聞』夕刊)。昨春、訪れた町(美しき“小京都”の一つ)だけに他人事でない感じだ。論説委員は好意的に書いているが、成績の悪い子をそこまで潔癖に擁護する必要があるのか。
●No.2889/09.3.20
「プロ野球、
 5年で
 10ポイント
 減。」
お金を払って見たいスポーツで1位はプロ野球だが5年前より10%減ったという(本日の『日本経済新聞』朝刊)。MLBの影響もあるが、視聴率の宝の山を求めて各スポーツのショー化が格段に広がっている点を指摘していない。WBC効果が出ていないのも残念だが。
●No.2888/09.3.19
「そこに 
 出てます。」
某大手薬局チェーンに入店し「1日2回の『葛根湯』ください」と言うとこの応対。指でさされた箇所には通常タイプしかなく(か見え難く)念のため手に取りタイプを確認すると、手元から私が伝えた方を取り出した。こんな貧しい能力で何がセルフメディケーションだ。
●No.2887/09.3.18
「カシ 
 シエロ。」
スペイン語で「almost heaven」の意の珈琲豆のこと。スターバックスで渡されたリーフレットに書かれていた。「空に届くような」という訳が付いているが、これは標高1,500mを超える高地で栽培されている事から。でも何となく元の意味にも近く素敵。
●No.2886/09.3.17
「結婚生活を
 円滑に送る
 上で大切な
 こと。」
家族について書く必要があり調べた内閣府調査(日・韓・米・仏・スウェーデンの比較)。日本が最高なのは、子どもを持つ、子どもの健康な成長、親との同居。最低なのは、互いに誠実、信仰の共通性、双方が仕事を持つ、性的魅力の保持。日本は伴侶を正視していない。 ●No.2885/09.3.16
「ぶんたんと
 たんかん。」
高知の人からもらったという「ぶんたん」をおすそわけしてくれた知人に、奄美大島の友達から送られた「たんかん」をあげた。我が家を経由した大規模な物流を行なってしまう。今週末から訪問予定のその奄美大島ではフランス人の某店主とフランスの話を英語でしよう。
●No.2884/09.3.15
「鶏眼。」
医療用語を解き明かした本日午前深夜の「タモリ倶楽部」。「けいがん」と読むこの言葉は、夜盲症の別名である鳥目 (とりめ)とは何の関係もない皮膚の角質層異常である「魚の目」。この他、一時的措置を表す「姑息的治療」など一般的な意味との隔たりが面白かった。
●No.2883/09.3.14
「書画。」
長渕剛氏の「書」をこう書いて紹介した清原和博氏(本日の『はなまるマーケット』)。気づいたとしてもその場で訂正するのは難しかろうが、問題は放映前にディレクターがなぜチェックし訂正しなかったかだ。様々な意味で日本語がおざなりになり水準が低下している。
●No.2882/09.3.13
「乱射事件。」
が米国とドイツで立て続けに起きた。最早、日本のマスコミはこの恐るべき事象に見向きもしない。テレビも新聞も、惨劇が起きた原因を追うことすら断念したかのようだ。同じ現実が明日、我々の前で起きるかもしれないのに。全世界はなぜ食を根本から調査しないのか。
●No.2881/09.3.12
「国策捜査。」
詳細は当然書けないが取引先の某人物が逮捕され、事前に当社も事実照合の聴取を受けた。彼に罪があるのは確かだが、この事件もある社会的関心事につながっている。つまりこの逮捕はそれに影響を与えるのだ。小沢氏秘書逮捕もしかりだが公平さの点で疑念が消えない。
●No.2880/09.3.11
「思います、
 じゃ
 分かん
 ねぇよっ!」
何だかイジメの現場みたいだが、本日午後に五反田駅階段を降りながら話していた男性の言葉だ。通話相手がこう説明しているのだろうが、昨今の謝罪会見や現場レポートは正に「思います」の洪水だ。しかし、視聴者である国民はこのような言葉を浴びせる事はできない。
●No.2879/09.3.10
「記憶にない。」
をまた聞くとは思わなかった、前警察庁長官の漆間巌官房副長官の釈明(本日の『朝日新聞』夕刊)。言っていない事を新聞各社が揃って同じように書くか。この問題、この釈明で幕引きする国なのか日本は。それにしても1社くらい音声データを保存していなかったのか。
●No.2878/09.3.9
「少年メリケン
 サック。」
を観た。25年振りに復活した中年パンクバンドの物語だが、観るのを決めてから上映時間125分と知り?が脳裏に。そんな大作じゃないだろ、と思いつつ、終わってみれば「えっ、もう2時間」て印象。脚本が取り立てて面白い訳ではないのに、これも“あおい”効果?
●No.2877/09.3.8
「第一印象。」
から人は離れられない、とよくその重要さが強調されるが例外が多過ぎて納得できない。夫婦の出会いのエピソードで「第一印象は最悪」というのはよく聞く話だし、私も、第一印象が仕事をしてから正反対に変わった人物の例はプラス・マイナスの別なく数限りなくある。
●No.2876/09.3.7
「駆け込み
 乗車は
 おやめ
 ください。」
と言っているのに人はなぜホームを走るのか。なぜ他人と15秒置きにメールで連絡し合うのか。この都心の電車内でなぜ電話を待てないのか。私が毛嫌いしていたあのスローライフはどこに消えたのか。あれを妄信していた情熱があればこんな時代何ともないではないか。
●No.2875/09.3.6
「クロス
 メディア。」
に関わる広告代理店の組織改革を取り上げた「宣伝会議」(1/15号)。私も気になっていた。先日は某メディアの名刺にもこの文字が。20年も前から言われ何ら進化しなかった手法だがインターネットが一気に環境を変えた。一方でテレビの地盤沈下も避けられない。
●No.2874/09.3.5
「解散の
 時期に
 影響は
 ありますか?」
小沢民主党党首の公設第一秘書逮捕に絡み、こう麻生議員に質問したぶらさがりの記者よ(昨夜の『ニュース&スポーツ』)。同様のことを以前書いたが、これはマスコミが解散(政局)について書きたいから質問しているのであって全く中身のない恥知らずな問いである。
●No.2873/09.3.4
「ご心配を
 おかけし、
 本当に
 すみません。」
と研究費の不適正な支出を謝罪した聖マリアンナ医科大学(本日の『NHKニュース』)。最近この「ご心配をおかけし」が謝罪の流行語となっている。言っておくが一般市民は、不正経理を心配などしていない。ただ憤っているだけだ。卑怯な日本語がまかり通っている。
●No.2872/09.3.3
「チェスは
 スポーツ。」
と小島慎也氏(2日の『朝日新聞』夕刊)。05年のチェス全日本選手権の最年少王者だ。06年のドーハ・アジア大会に“スポーツ選手”として参加した小島氏は空手や体操の選手とチェスを通じ仲よくなったとか。スポーツの定義は分野で違うが「日常を離れた遊戯」?
●No.2871/09.3.2
「値切っちゃ
 いけないな。」
ルワンダの首都・キガリの市場で地元民作の500円以下のカゴを値切った宮崎あおいさん(本日の『宮崎あおい 心にしみるアフリカ』)。観ていて「えっ?!」と思った。その後で作製作業を体験しこう釈明したが救済すべき人達から値切るという行為はいただけない。
●No.2870/09.3.1

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